デーモン閣下が改めて語る聖飢魔IIとスーパースランプ(2017/03/25 放送)
先週に引き続き、今週もデーモン閣下さんをお迎えしました。
一浪して入った早稲田大学でバンド活動を始めたデーモン閣下。最初は同学年のメンバーと一緒にやっていたそうですが、閣下曰く「まぁちょっと変わってたので(笑)」、やがて先輩たちとバンドを組むことに。おなじみの聖飢魔II(せいきまつ)以外にもいくつかのバンドを掛け持ちしていたそうで、あの爆風スランプの由来になっているスーパースランプもその1つでした。
「元々、爆風銃(バップガン)とスーパースランプという2つのグループのメンバーが自分たちのバンドを辞めて合体して作ったのが爆風スランプで、それぞれのバンドには残された人達がいるのね」「そのスーパースランプっていう方のグループのリーダーだった人が、サンプラザ中野さんとパッパラー河合さんが抜けちゃったから新しいヴォーカルとギターを探してて、なんかイキのいい若いヤツいねえかな?ってとこで我輩が入ることになるんだけど。で、完全にプロ志向なの」
一方の聖飢魔IIは、元々それほどプロ志向の強いバンドではなかったようです。
「聖飢魔IIはね、どっちかって言うと、そのクラブの中の『しょうがないから組んどくか』みたいなグループだったわけ。我輩が1年の時の3年生の先輩がやはり一緒に組むメンバーがあまりいなかったので、じゃあヴォーカルお前でいいよ、ぐらいの感じで一緒にやることになったのが今の聖飢魔IIになるグループなの」「その3年生の先輩っていうのが、ダミアン浜田殿下という「蝋人形の館」の作詞・作曲をしている人ですよ。人じゃないけど。悪魔だけど(笑)」
学外のコンテストやライブハウスなどに出演するようになった聖飢魔IIは、『マツダカレッジサウンドフェスティバル』で特別賞を受賞。それを観ていたレコード会社のディレクターが声をかけてくれたんだとか。「すっごい君たち面白かったよ!いろんなレコード会社から話来てるでしょ?いえ、全然。今初めてです、みたいな(笑)。で、ほぼデビューが決まるというのが3年の時」
そして、聖飢魔IIとスーパースランプを掛け持ちしてきたデーモン閣下は、スーパースランプを辞めて聖飢魔IIでデビューすることに。「最後スーパースランプ辞める時に、ちょっとすいませんね…っていう。ただ、まぁしょうがないねって。こっちも1年の時からやってたグループだし」。しかし、当時の聖飢魔IIのメンバーは全員がプロになる道を選んだわけではなかったそうです。
一浪して入った早稲田大学でバンド活動を始めたデーモン閣下。最初は同学年のメンバーと一緒にやっていたそうですが、閣下曰く「まぁちょっと変わってたので(笑)」、やがて先輩たちとバンドを組むことに。おなじみの聖飢魔II(せいきまつ)以外にもいくつかのバンドを掛け持ちしていたそうで、あの爆風スランプの由来になっているスーパースランプもその1つでした。
「元々、爆風銃(バップガン)とスーパースランプという2つのグループのメンバーが自分たちのバンドを辞めて合体して作ったのが爆風スランプで、それぞれのバンドには残された人達がいるのね」「そのスーパースランプっていう方のグループのリーダーだった人が、サンプラザ中野さんとパッパラー河合さんが抜けちゃったから新しいヴォーカルとギターを探してて、なんかイキのいい若いヤツいねえかな?ってとこで我輩が入ることになるんだけど。で、完全にプロ志向なの」
一方の聖飢魔IIは、元々それほどプロ志向の強いバンドではなかったようです。
「聖飢魔IIはね、どっちかって言うと、そのクラブの中の『しょうがないから組んどくか』みたいなグループだったわけ。我輩が1年の時の3年生の先輩がやはり一緒に組むメンバーがあまりいなかったので、じゃあヴォーカルお前でいいよ、ぐらいの感じで一緒にやることになったのが今の聖飢魔IIになるグループなの」「その3年生の先輩っていうのが、ダミアン浜田殿下という「蝋人形の館」の作詞・作曲をしている人ですよ。人じゃないけど。悪魔だけど(笑)」
学外のコンテストやライブハウスなどに出演するようになった聖飢魔IIは、『マツダカレッジサウンドフェスティバル』で特別賞を受賞。それを観ていたレコード会社のディレクターが声をかけてくれたんだとか。「すっごい君たち面白かったよ!いろんなレコード会社から話来てるでしょ?いえ、全然。今初めてです、みたいな(笑)。で、ほぼデビューが決まるというのが3年の時」
そして、聖飢魔IIとスーパースランプを掛け持ちしてきたデーモン閣下は、スーパースランプを辞めて聖飢魔IIでデビューすることに。「最後スーパースランプ辞める時に、ちょっとすいませんね…っていう。ただ、まぁしょうがないねって。こっちも1年の時からやってたグループだし」。しかし、当時の聖飢魔IIのメンバーは全員がプロになる道を選んだわけではなかったそうです。
「一応曲がりなりにも早稲田で組んでるグループなのでね、いや別にミュージシャンになるために早稲田に入ったわけじゃない…で、やっぱり固い就職をするという道を選ぶ構成員もいたりするので。だから、その時全員がやったぁ!じゃないわけよ。我輩的には、演劇だろうが歌だろうがお笑いだろうがなんにせよプロになれりゃいいや、ぐらいのとこがあったんで、ここが開通するのか、っていう思いがあったね」
そんな聖飢魔IIでデビューしてから今年で32年。3月15日にはデーモン閣下名義では5年ぶりとなるオリジナル・アルバム『EXISTENCE』をリリースしました。
今回のアルバムでは、芥川賞作家の羽田圭介さん、同じく芥川賞作家でブルボン小林としても活躍する長嶋有さん、聖飢魔IIがアニメ版の主題歌を手掛けた大人気マンガ『テラフォーマーズ』の作者・貴家悠(さすが・ゆう)さんが1曲ずつ作詞を手がけています。これは多忙なデーモン閣下がアルバムの曲を全部自分で書くのは大変だということから生まれたコラボレーションなんだとか。
「プロの作詞家に頼むというのも前にやったことはあるんだけど、なんかそうじゃない、もうちょっと違うのないかなぁ、って時に、こういう人達に頼んだら面白いかも、ってピンと来たのが今回お願いした3人なんだけれど。みんな聖飢魔IIだったり我輩だったりのファンであるということを公にしている人。かつ、ちゃんと世の中に出ていて文筆業をしている人」
プロの作詞家ではない人たちなので、3人に依頼した曲は、すでにあるメロディーに歌詞をつけてもらう通常のやり方ではなく、自由に書いてもらった詞に閣下がメロディーをつける手法で作ったそうです。
また、4月からは全国8箇所を回るソロでのライブ・ツアーがスタート。閣下は「今回のアルバムがライブで聴いてみたいなぁって思わせる曲がいっぱい出来ちゃったので、客と一体となってみんなと楽しめるライブになる」とおっしゃっていました。
デーモン閣下に今後の挑戦について伺うと、こう答えてくれました。「ソロでアーティスティックな活動をしている、これはいろいろな意味でなかなか聖飢魔IIを超えられない部分があるんですよ。だから聖飢魔IIを超えたいなというのが一番身近なチャレンジかな」。そして、閣下にとっての挑戦とはズバリ「日常」だそうです。