2011/11/06 開催 宮城県 名取市 「子ども未来図書」
Human Conscious Act ~LOVING HOME CAMPAIGN~ in 宮城
「子ども未来図書」
朝のワイド番組「クロノス」と共同で行った、「子ども未来図書」プロジェクトが11月5日(土)、6日(日)に行われました。
(11月5日に実施された岩手県でのプロジェクトレポートはこちらから)
今回の企画は全国から集まった本、そして本を通じた想いを東日本大震災の被災地の子どもたちへ届けるプロジェクト。
10月から「クロノス」、そして「東京海上日動ROUTE38~LOVING HOME~」それぞれの番組内で募集を始め、全国のリスナーの皆様から本当にたくさんの本を送って頂きました。
皆さん、本当にありがとうございました!
11月6日(日)は宮城県名取市に伺いました。
名取市も東日本大震災で沿岸部を中心に大きな被害を受けました。
今では内陸部が整備されてきていますが、仮設住宅もまだまだ多いのが現状です。
今回は前日から名取市文化会館で行われている「絆まつり」への参加と、名取市図書館への「子ども未来図書」寄贈が今回伺った目的です。
「絆まつり」は名取市図書館が中心となって、図書のリサイクル市や展示会、映画上映などを行う、地域交流のイベントです。
今回はリサイクルブック市へのスタッフサポートと、その一角で子ども未来図書の展示を行いました。
JFN加盟局であるDateFM(仙台)のリスナー4名がイベントお手伝いに来てくれました!
リスナーのお一人に話を聞くと震災で住んでいた家が被害を受け、一時は避難所で生活していたそうです。ガソリンや食料がなかなか手に入らず、「嫌いな食べ物も無くなった」とのこと。お知り合いの方で辛い経験をされた方も多くいらっしゃるそうです。
リスナーの方からラジオへの期待感を伺うと、改めて身が引き締まります。
「絆まつり」の後半は室井滋さんが登場します!
今回の「子ども未来図書」に賛同頂いた室井さんが「絆まつり」での読み聞かせとトークライブに協力頂き、実現することができました。
会場は満員!
たくさんのご家族がいらっしゃる中、室井さんが登場!
自身が著者である「しげちゃん」を朗読します。
ご自身の名前をテーマにした、家族の絆を感じさせるとても温かいお話です。
トークライブでは室井滋さんと高橋万里恵さんによるなぞなぞコーナーなど、子どもたちに楽しんでもらう為、様々な企画を実施しました。
全てのイベント終了後、展示していた子ども未来図書を持って名取市図書館へ。
名取市図書館は震災により壁が崩落したり、書棚が倒れるなどの被害が出て、建物はまだ検査中。現在は外に作られた仮設図書館で本を貸し出しています。
子ども向けの本は主に過去移動図書館として使われていたバスの中に。
今回はこの「あおぞら号」に子ども未来図書を設置します。
リスナーの皆さんに手伝って頂き、皆さんから送られた本を棚に入れていきます。
キャンペーンプレートを室井さん自ら設置して完成!
名取市の皆さんに全国から送られた本を手に取って頂き、子どもたちが夢中になれる本を見つけて頂けたら幸いです。
以上で今回の「子ども未来図書」プロジェクトは終了です。
プロジェクトにご協力頂いた
岩手県遠野市文化研究センターの皆さん、
岩手県大槌町教育委員会事務局の皆さん、
宮城県名取市図書館の皆さん、
遠野でのボランティア活動に参加頂いた、東京海上グループ社員及び東京海上日動の代理店の皆さん、
名取でボランティア参加頂いたリスナーの皆さん、
そして何より、「子ども未来図書」を選び、送って頂いた全国の皆さん、ご協力頂き、本当にありがとうございました。
Human Conscious Act ~LOVING HOME CAMPAIGN~
次回のイベントレポートもお楽しみに!