子どもの頃だったら「美術館に住むなんて素敵!」と純粋にドキドキ楽しめたのでしょうが、今読むと「ああ、そんな見た目だけ整えたベッドに潜り込んだら、ハウスダストアレルギーになっちゃうよ!」「噴水の水で行水・・・ボウフラ浮いてそう、やめてー!」などなど、ついつい母親目線で2人を心配してしまった『クローディアの秘密』。「美術館って楽しいけれど、どうしてあんなに疲れるんでしょう。やはりアーティストのパワーが渦巻いているからでしょうか」という小川さんの意見には激しく同意なのですが、そんな見えぬ力もお構いなしに美術館生活を謳歌、大活躍だったクローディア&ジェイミー。やはりただものではないような気がします。
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