メッセージ
today's topic

76年前とは思えないほど、今を生きる私たちとは全く違う価値観のなか進んでいった運命の一日。小川さんは大の大人が声を上げて泣いているシーンが多く、それが心に残ったそうです。それにしても半藤一利さんの取材量といったら!1行の中にも「一体何人にインタビューしたんだろう」と唸るほど大量の情報が込められていて、「後世の人たちにこの事実を伝えなければ」という強い思いが伝わってきます。「戦争を体験した人も語っていくうちに、意識しないでどんどん物語化してしまう」とおっしゃっていた半藤さん。事実をありのまま、淡々と感情抜きに語ったこの作品、やはり8月に読むべき1冊だと実感しました。
(アシスタント:藤丸由華/藤丸のブログはこちら!

2021年08月08日
ヘルマン・ヘッセ『庭仕事の愉しみ』
2021年08月01日
土家由岐雄『かわいそうなぞう』
2021年07月25日
伊藤左千夫『隣の嫁』
2021年07月18日
テネシー・ウィリアムズ『地獄のオルフェウス』

アーカイブ
孤独/アストル・ピアソラ
「日本のいちばん長い日」を読んで、このとき44歳の昭和天皇の孤独な姿を思いました。
ウージの唄/かりゆし58
ポツダム宣言の受諾が遅れ、広島、長崎に原爆が落とされたことが悔やまれます、そして、沖縄の人たちが被った悲しみ、苦しみも決して忘れてはいけません。
 
今まで紹介した作品
当サイトは Amazonアソシエイトプログラムを利用しています。