小説と同じように一気に読めてしまった魅力的な戯曲。だからこそ「やっぱり舞台で見てみたい!」と思わされます。ところで物語のキーマンであるヴァル、全く悪意はないものの、ことごとく間が悪い! もしこのタイミングでレイディの前に現れなければ、彼女は近いうちに未亡人になって苦しみから開放され、お店もまぁまぁ上手く回るようになり、いつか素敵な男性と再婚できたかもしれない。もっといえばもう少し後にヴァルが現れていれば、未亡人のレイディとなんの障害もなく恋愛できて結ばれていたかも・・・ってそれじゃぁ話にならないんですけどね。しかし三浦春馬さんの演じるヴァル、見てみたかったなぁ。本当に大きな才能を失いました。
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