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野原に生きるもの一つ一つの心を代読したらこんな感じかも!と素直に納得できる詩集。4歳の長男に読みきかせてみました。詩に触れるのは初めて。「詩」とは何かを説明するのも難しいお年頃ですが、くどうなおこさんの「まえがき」を読み、のはらうたを2、3編読むと彼なりに理解したらしく、番組でご披露した詩『ぶらっくほーる じゅえき』が誕生しました。「きのなかに すいこまれた/だから きのなかで ゆっくりしてる」。メープルシロップが木から採れると知って以来、樹液に興味津々な息子ですが、まさかそれを詩の題材とするとは!お家でお子さんと過ごす時間が多くなっている今、是非「のはらうた創作」にチャレンジしてみてください。度肝を抜かれるような詩が飛び出しますよ!
(アシスタント:藤丸由華/藤丸のブログはこちら!

2020年05月03日
ジャック・ロンドン『野生の呼び声』
2020年04月26日
宮沢賢治『グスコーブドリの伝記』
2020年04月19日
川端康成『掌の小説』
2020年04月12日
スベトラーナ・アレクシエービッチ『チェルノブイリの祈り〜未来の物語』

アーカイブ
おれはかまきり/かまきりりゅうじ、新沢としひこ(うた)
「おれのここころもかまもドキドキするほどひかってるぜ」とナルシストだけど、「おれはがんばるぜ」と努力するかまきりりゅうじくん。
ひかるもの/からすえいぞう、新沢としひこ(うた)
からすえいぞうくんが「おまえひかってるぜ」というと、みずたまりが「うふふふ」といい、しばし心を通わせるすばらしい詩。「うちにつれていけないものな」とからすくんのさびしさでおわります。
さびしいよる/こおろぎしんさく、新沢としひこ(うた)
「たとえ暗がりの中、自分は独りぼっちだと思っても、耳をすませばこおろぎが鳴らす電話のベルが聞こえるはずです」と、小川さん。
はるなつあきふゆ/こりすすみえ、山野さとこ(うた)
「のはらうた」が誕生して30周年を迎えた2014年には、シンガーソングライターの新沢としひこさんと工藤直子さん共同で「のはらうた」の詩に曲をつけたアルバム「らららのはらうた」が発表されています。今日は、このアルバムから「のはらうた」(I)にある詩の曲をお送りしました。
 
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