「最近特に良さが心にしみます」と小川さんが言う宮沢賢治の作品。「舞台は岩手?」「カタカナのお洒落な名前はどこからきているの?」「大人へのメッセージも沢山込められていて、これは童話と言い切れる??」などなど、やはり宮沢賢治は謎めいています。小川さんはそんな賢治を「当時は新しすぎた人。やっと今時代が追いついたような気がします」とおっしゃっていました。しかしどんな辛い境遇にいても学ぶことを忘れず、探究心を支えに幸せをつかんだブドリは本当に強いっ。ふんわりとした優しい雰囲気をまとったお話ですが、私は彼の一つ一つ積み重ねていく忍耐力、最後まで諦めない精神力に、東北人の強さを感じました。
(アシスタント:藤丸由華/藤丸のブログはこちら!)
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