パリに暮らしていたフランス人のアネットさんとアメリカ人のタラスさんご夫妻が生み出した絵本『おばけのバーバパパ』。さすがフランス生まれらしく、繊細な線、色使い、葉っぱや火の描き方、乾杯シーンではグラスにワイン…などなど、どこもかしこもオシャレなのが素敵です。我が家の3歳児にも読み聞かせてみましたが、町中から邪険に扱われるバーバパパが一転ヒーローになる火事のシーンが大のお気に入り。階段に変形するバーバパパのかっこよさと、憧れの消防車のコラボが彼には最強だったようです。最後のページで上空からバーバパパを見下ろすと、なんとも可愛らしい形になっているのも大好き。しかしバーバパパが土の中から生まれるシーンを「ニキビがどうしてできるかの図」と言い表した小川さん、流石です!
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