今年もこの番組から「あけましておめでとうございます」と言えるのが大変光栄です。本年もどうぞよろしくお願いします!さて令和な新年一作品目は、本の中から昭和の下町の音や匂いが漂ってくる一冊。下町のおかみさんたちの助け合いや、嫁ぎ先での苦労の様子も描かれ、当時の女性たちがいかに逞しくないと生きていけなかったのかも昭和の空気と共に伝わってきました。小川さんもおっしゃっていましたがそんな女性たちの姿の中には自分の祖母達の姿も見え隠れ。小川さんは『こんにちさま』というエッセイでお祖母さまを思い出したそうですが、私は『ヘチマの水』というエッセイで、「これが一番!」と言いながらバシャバシャ浴びるようにへちまコロンをつけていた祖母の姿がよみがえってきました。そんな祖母は先日101歳に。エッセイの中の沢村さんのお母さまと同じく、今でも美肌は健在です。
(アシスタント:藤丸由華/藤丸のブログはこちら!)
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