映画『ロード・オブ・ザ・リング』を観たものとして、楽しみにしていた文字で読むホビットの物語。北欧の神話などがベースになっているそうですが、あの世界観を一から作ったトールキン、想像力と創造力が卓越した特別な作家であることを改めて実感しました。「こういう冒険モノはともすればアクシデントの乗り越え方がワンパターンになりがちですが、この作品はそうじゃない。それが凄いところ」と小川さん。確かにトールキンはあの手この手でビルボの成長させる機会を作っていて、そこが深い魅力となっています。それにしてもビルボ、実はアラフィフなんですね!人間とは時間の流れが違うのでしょうが、中年でこの伸びしろは凄い・・・励まされます。
(アシスタント:藤丸由華/藤丸のブログはこちら!)
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