アフリカから連れてこられた北米の黒人女性たちの命の歴史を知る1冊。しかしそれ以外にもインタビュー術や企画力をなど、仕事の面で学ぶことの多い作品でした。また意外にも育児本としての一面も。私の心に特に深く刺さったのが、『接続点』に登場する女性・ユーニスが語る子育て論。「母親は子どもたちに肉体を与えたにすぎない。子どもたちの魂は彼らのもの。親は子どもに色々教えることはできるけれど、支配することはできない」という部分などは、今後子育てに迷った時などに繰り返し思い出したい、“戒め”の言葉となりました。ただの黒人女性の証言集と思って読み始めると驚きますよ!
(アシスタント:藤丸由華/藤丸のブログはこちら!)
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