メッセージ
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アフリカから連れてこられた北米の黒人女性たちの命の歴史を知る1冊。しかしそれ以外にもインタビュー術や企画力をなど、仕事の面で学ぶことの多い作品でした。また意外にも育児本としての一面も。私の心に特に深く刺さったのが、『接続点』に登場する女性・ユーニスが語る子育て論。「母親は子どもたちに肉体を与えたにすぎない。子どもたちの魂は彼らのもの。親は子どもに色々教えることはできるけれど、支配することはできない」という部分などは、今後子育てに迷った時などに繰り返し思い出したい、“戒め”の言葉となりました。ただの黒人女性の証言集と思って読み始めると驚きますよ!
(アシスタント:藤丸由華/藤丸のブログはこちら!

2019年08月18日
ニール・サイモン『おかしな二人』
2019年08月11日
松谷みよ子『ふたりのイーダ』
2019年08月04日
佐多稲子『水』
2019年07月28日
ルイス・セプルベダ『カモメに飛ぶことを教えた猫』

アーカイブ
ベイビー、アイ・ラヴ・ユー/アリサ・フランクリン
「アリサとトニ・モリスンは正真正銘の姉妹なのだ。アリサ・フランクリンの古いレコードを取り出してかけてみたら、それはまったく新しい衝撃だった。」という文章があります。サザン・ソウルのミュージシャンをバックに歌う1967年のヒット曲。女性たちはブルースで嘆くより、愛情豊かに、誇り高く生きていました。
サマータイム/エラ・フィツジェラルド&ルイ・アームストロング
ミシシッピーを車で走りながら、藤本さんは声を出さずにこの曲を歌ってみる。ガーシュウインの「ポギーとベス」より。
 
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