きましたきました!年に一度の川端祭り!『雪国』『伊豆の踊り子』『古都』『片腕』『眠れる美女』そして『みずうみ』を味わってきての『山の音』でしたが、毎回新鮮な驚きや戸惑い、感動、イライラ?を与えてくれる川端文学、今回も「さすがノーベル賞作家ですね」と小川さんと圧倒されました。それにしても主人公の信吾、女性を徹底して容姿でしか判断しないあの姿勢はどうなんでしょう?!妻や嫁はまだしも、実の娘や孫に至るまで評価基準は容姿。彼女らの性格などはほとんど描写されていません。小川さん曰く「川端文学では“片腕”とか“寝ている美女”など人格がないものが美しく描かれていますからねぇ。」確かに!川端先生、徹底していますね…
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