メッセージ
today's topic

はじめ幽玄の世界にうっとり、そして衝撃のぺろぺろシーンにドン引き、後半恋の始まりにドキドキ、そしてラスト「えっ・・・あなた誰?!」短い戯曲なのに終始激しく感情を揺さぶられました。神話的要素もあり、ユーモアあり、恋愛あり、オカルトあり、まさにエンターテイメントの楽しさが詰まった作品。私は前知識0で読み始めたのですが、頭の中ではいつのまにか歌舞伎の舞台が作り上げられ、富姫は自然と玉三郎さんを想像していました。小川さんは社会人1年目のちょっとお疲れの時代、岡山で玉三郎さん×真田広之さんの天守物語を観たそうですが、「私にはこういう美しいものに触れることが必要なのだな」と感じたのを良く覚えているそうですよ。

(アシスタント:藤丸由華/藤丸のブログはこちら!

2018年08月26日
城山三郎「官僚たちの夏」
2018年08月19日
宗田理「ぼくらの七日間戦争」
2018年08月12日
トーマス・マン「トニオ・クレーゲル」
2018年08月05日
長田新・編 いわさきちひろ・画「わたしがちいさかったときに」

アーカイブ
とおりゃんせ/タンポポ児童合唱団
舞台の幕あけとともに流れるわらべ歌です。
サウザンド・イヤーズ 〜千年の恋〜/クリスティーナ・ペリー
富姫と図書之助の出会いをイメージして選びました。「千歳百歳に唯一度、たった一度の恋だのに」と富姫は言います。お互いただ一度の恋なら妖怪も人間も超えて気持ちが伝わってきます。
LICK IT UP/KISS
この戯曲を一度読んだら、忘れられないシーンは、長舌姥が亀姫のお土産の生首を・・「LICK IT UP! 舐めてみな!」というタイトルです。
 
今まで紹介した作品
当サイトは Amazonアソシエイトプログラムを利用しています。