「ダメ男が出てくる小説」とも言われている『トニオ・クレーゲル』ですが、スタッフの間では意外にも好印象?! 小川さん的にも「周りに害を与えていませんからねぇ」とダメ男認定とはならなかったようです。それにしても意中の人物とことごとく趣味が合わない気の毒なトニオくん。小川さんはこの悲しさわかりますか?「私も14歳頃、『アンネみたいなクラスメイトがいたら、心ゆくまで本の話ができたのに!』と思い、そこからアンネ・フランク好きが加速したので、好きな人と好きな文学を分かち合いたいという気持ちはよくわかります。でも私は今この番組で、リスナーの皆さんやスタッフとあの頃を取り返していますから、幸せですよ!」藤丸・感涙。
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