タモリさんが白紙を手に「私もあなたの数多くの作品の一つです」と弔辞を述べたあの日から早10年。漫画もアニメもその世代でなく、赤塚不二夫作品にあまり馴染みのない私ですが、赤塚家の家族愛や、バカボンのパパのモデルであるお父さまのことを知り、改めて作品に触れてみたくなりました。ところで小川さんのお父さまはバカボンのパパの大ファンだったというエピソードが飛び出しましたね。「バカボンのパパの行動の深い意味を汲み取っていたのか、あるいは『これでいいのだ』と日々自分に言い聞かせていたのか・・・とにかく父と一緒にアニメをよく見ていました」。小川さんの大切な思い出に、赤塚不二夫作品が寄り添っています。
(アシスタント:藤丸由華/藤丸のブログはこちら!) |