美しい日本の原風景のなか、話が進んで行く児童向けファンタジーかと思いきや、突然始まるお葉とごんの守のラブラブなシーンには、大人でもどきどきしてしまいました。物語の最後も2人のシーンで締めくくられますが、小川さんはお葉が千松爺の元を離れ、ごんの守のところへ永遠に行ってしまったのでは?と解釈。「薄紫の“嫁”菜の花」というのは、お葉が嫁入りしたという暗示?となると嫁にいくまで死なない!と宣言していた千松爺も地震で亡くなって、お葉とあの世で一緒に暮らせる?などなど色々2人で想像してしまいました。どうしてもハッピーエンドにしたかったもので!
(アシスタント:藤丸由華/藤丸のブログはこちら!) |