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歌舞伎の演目としても大人気の『義経千本桜』。私も数回観劇したことがありますが、中でも数年前に見た市川猿之助さんの源九郎狐が忘れられません。なんと猿之助さん約300回この役を演じているそう!舞台を縦横無尽に跳ね回る楽しさ、一粒の汗もかいていなさそうな軽やかさ、そして親狐を慕う愛らしさ・・・どれをとっても超人的かつ洗練されていて、満開の桜の華やかな光景とともにしっかり目に焼き付いています。今回じっくり文字で義経千本桜を堪能しましたが、キャラの濃い登場人物がどんどん出てくる面白さに改めて引き込まれ、今後も回を重ねていくであろう猿之助さんの子狐をまた見たくなってしまいました。次はいつ上演されますか?!

(アシスタント:藤丸由華/藤丸のブログはこちら!

2018年03月18日
ルナール「博物誌」
2018年03月11日
沼田真佑「影裏」
2018年03月04日
エリック・カール「はらぺこあおむし」
2018年02月25日
夏目漱石「吾輩は猫である」第二週

アーカイブ
大河ドラマ「源義経」テーマ/武満徹作曲
1966年、尾上菊之助の義経、緒方拳の弁慶。この作品で琵琶を用いたことが、作曲者の武満徹さんには代表作のひとつ「ノベンバー・ステップス」誕生のきっかけになりました。
義太夫「義経千本桜」鮨屋の段/竹本春子太夫(三味線:野澤松之輔 ほか)
鮨屋の娘・里が、弥助が維盛と知り嘆くシーン。高齢の男性の声で歌われるのにこの若い娘の色っぽさ、悲しみが伝わってきます。
道行/寺尾紗穂
静御前、若葉の内侍、義経たち、登場人物たちはみな不安な旅を続けていました。
 
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