歌舞伎の演目としても大人気の『義経千本桜』。私も数回観劇したことがありますが、中でも数年前に見た市川猿之助さんの源九郎狐が忘れられません。なんと猿之助さん約300回この役を演じているそう!舞台を縦横無尽に跳ね回る楽しさ、一粒の汗もかいていなさそうな軽やかさ、そして親狐を慕う愛らしさ・・・どれをとっても超人的かつ洗練されていて、満開の桜の華やかな光景とともにしっかり目に焼き付いています。今回じっくり文字で義経千本桜を堪能しましたが、キャラの濃い登場人物がどんどん出てくる面白さに改めて引き込まれ、今後も回を重ねていくであろう猿之助さんの子狐をまた見たくなってしまいました。次はいつ上演されますか?!
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