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こんなに面白く、思いもよらない犯人に仰天し、犯罪の真意にゾッとさせられる物語をクリスティはよくもまぁ創り上げましたよね!小川さんは「スッキリするけどスッキリしない話」と評していましたが、確かにタネ明かしはされるものの、振り向けば様々な罪が累々と積み重なっていてある意味げっそり・・・。犯人の正義、あなたは納得できますか?ところで私をはじめスタッフ一同、前にこの作品を読んだはずなのに皆犯人をすっかり忘れていて、クリスティの本には「読んでもすぐ忘れてまた読みたくなる何かが仕込んであるのでは」と囁かれています。クリスティ、番組ではもはや人間を超越した存在になってきました!

(アシスタント:藤丸由華/藤丸のブログはこちら!

2018年01月07日
坂口安吾
『風と光と二十の私と』

2017年12月31日
2017年マイ・ベストブック
2017年12月24日
樋口一葉
『大つごもり』

2017年12月17日
マイケル・ボンド
『パディントンのクリスマス』

アーカイブ
『四季(イギリス民謡)』より「夏」/アシュモア作曲、リチャード・ストルツマン(クラリネット)、ギルドホール弦楽アンサンブル
イギリスの作曲家、アシュモアの作品『四季』の中の「夏」はイギリス南西部の民謡を用いています。この小説の舞台もイギリス南西部、南デヴォンの海岸沿いの島。冒頭では登場人物たちは噂の島で夏のヴァカンスを過ごせるとウキウキしている、そんな雰囲気も感じる曲です。
テン・リトル・インディアンズ/ヤードバーズ
部屋に飾られた詩「10人のちいさな兵隊さん」という童謡は、もともと「テン・リトル・インディアンズ」として知られています。イギリスのロックバンド、ヤードバーズがシンガーソングライター、ハリー・ニルソンの詞でとりあげた怖いバージョンで。
ギルティ/アル・ボウリー
登場人物はそれぞれ大きな罪を背負っていました。1930年代にイギリスで活躍した歌手アル・ボウリーのラブソング。♪それは罪か?犯罪か?もし愛が罪なら私は有罪♪このモダンな印象の小説はなんと1939年の発表です。
 
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