ちょっとお正月気分も抜けつつありますが、明けましておめでとうございます。今年も小川さん(が優しいのをいいこと)に、かなりおマヌケなものも含む作品への疑問をぶつけてまいりますので、笑いながら温かく見守って下さいね。さて2018年の1冊目。『堕落論』や『桜の森の満開の下』の印象とはまた違う、若かりし頃の安吾が躍動していましたね。特に小学校の代用教員だった頃の安吾(と思われる青年)は、生徒一人一人にきちんと向きあう素晴らしく教師向きな人物。そのまま教員になっていたら偉大な作家は生まれなかったかもしれませんが、安吾は教師が天職だったのでは?!と思ってしまいます。文豪の意外な一面、知りました。
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