今年はオバマ大統領の広島訪問という大きな出来事もあり、原爆や戦争について色々と考える機会の多い一年です。『八月の光』という作品は、原爆の投下を歴史の“点”ではなく、犠牲者たちの日常、家族、その後の人生など全て含め“面”として理解させてくれる貴重な一冊だと思います。
ところで小川さんは広島と同じ中国地方の岡山県出身。地形も似ているし、被害が大きかった相生橋と同じ名前の橋が岡山市内にもあるそうで、「原爆の投下目標が少しずれていたら、私は生まれていなかったわけで・・・やはり身近なこととして考えます」とおっしゃっていました。
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