メッセージ
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親戚の“おじさん”って小説の中でも現実世界でもどうしてこうも面白いんでしょうか!この作品には個性的すぎるおじさんが次から次へと登場。ここまでぶっ飛んではいませんが、私も自分の面白い伯父達のことを思い出しながら、懐かしい気持ちで読みました。しかし『僕の名はアラム』のおじさん達はただ突飛な存在というのではなく、主人公の人格形成に大きな影響を与えている様子。「おじさん達の言動には、子どもを正しい道へ導くヒントが沢山ありますね」と小川さん。「お金を稼ぐことが尊い人生じゃない」など、アラムのおじさん達は様々なメッセージを私達にも届けてくれます。

(アシスタント:藤丸由華/藤丸のブログはこちら!

2016年7月10日
ドナルド・キーン
『石川啄木』

2016年7月3日
ドナルド・キーン
『二つの母国に生きて』

2016年6月26日
獅子文六
『悦ちゃん』

2016年6月19日
シルヴァスタイン
『ぼくを探しに』

アーカイブ
マザーズ・ラメント(アルメニア民謡)/ティグラン・ハマシアン(ピアノ)
アルメニア出身のジャズ・ピアニスト。2004年に録音された本作のとき17歳。シーンに衝撃を与え、以後、世界的な活躍がつづいています。母の嘆きという意味のタイトルです。3曲目のバハグニとも共演。
ツバメ(アルメニア民謡)/イリア・ミナシアン(シェヴィ)と器楽合奏
「ハンスフォード行き」のジョルギおじさんは一日チターを弾いて仕事はできませんが、周囲はそのすばらしさを理解して見守っています。これは、<シェヴィ>という笛、<カーヌーン>や<サントゥール>と呼ばれるチターや、棹の長い弦楽器<タール>などによる合奏です。
ホブ・アレク・サレル・ジャン(アルメニア民謡)/バハグニ Feat.ブイカ
大人たちの記憶に刻まれたアルメニアの空気が伝わってくる曲です、と小川さん。バハグニは、アルメニア出身LA育ちのギタリスト。父はアルメニア国立管弦楽団のギター奏者でしたがアメリカに移民。息子バハグニはフラメンコギターを学び独自の音楽を展開しています。LAにもアルメニア人のコミュニティがあり、家族とはアルメニア語で話すそうです。
 
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