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この物語の舞台へ行ってきたばかりの小川さん。ゴリラについての著作『15歳の寺子屋 ゴリラは語る』を番組でも取り上げたことのある山極寿一さんとの対談で屋久島を訪れたそうですが、ガジュマルの木の下で対談していたところ、絶妙な距離を保ちながらメスのシカが小川さんと山極さんの様子を眺めていたのだとか。しかも島を去る日にはオスのシカが現れて、小川さん一行を見送ったそう!「メスから私たちのことを聞いて、『ちゃんと帰っていったな』と確認に来たような雰囲気でした。あのオスはボス、まさに今を生きる“片耳の大シカ”のような存在なのだと思います」と小川さん。そのシカたち、番組で『片耳の大シカ』を読むこともお見通しだったりして…!?

(アシスタント:藤丸由華/藤丸のブログはこちら!

2016年5月1日
吉屋信子
『花物語(上)』

2016年4月24日
川端康成
『伊豆の踊子』

2016年4月17日
室生犀星
『蜜のあわれ』

2016年4月10日
ロバート・
ニュートン・ペック
『豚の死なない日』

アーカイブ
森の会話/安倍圭子(マリンバ)
屋久島といえば森。スギの森や、照葉樹林の森、いろいろな生態系が凝縮されています。木の音色、マリンバの音をお届けします。
嵐からの隠れ場所 Shelter From The Storm/ボブ・ディラン
「片耳の大シカ」に、タイトルはぴったりです。鹿やサルとともに、嵐の夜、岩の中ですごした人間3人。
Life Is Good/ロス・ロボス
「すばらしい力が地球上にあるものぜんぶ、生きているものぜんぶに与えられている。」「人間は動物として生きるための力のほかにひとりひとり、それぞれに、べつべつの力をあたえられておる」と椋鳩十さんは晩年、子供たちに語りかけました。嵐の洞穴のシカ、サル、ヒトの命の美しさに。ロボスはオオカミのことです。
 
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