「100年前に生まれていたら、私も絶対『花物語』にはまっていた少女の1人でした!」と目をキラキラさせながら絶賛された小川さん。大正、昭和の乙女たちの心をときめかせた吉屋信子作品には、異国のお洒落なもの、清らかな友情など美しいものが詰まっていて、それでいて憂いをおびた哀しさもあるという、独特な魅力があります。そんな乙女・小川さんにひきかえ私はというと、賛美歌を唐突に歌いだしたり、それに合わせてマンドリンを掻き鳴らす女の子たちの行動に「?」といちいち立ち止まってしまい、花物語の世界に馴染むのにしばし時間が必要だったのでした…乙女度低っ!
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