平成の世の昼メロも真っ青!予想できない過激な展開が次々と押し寄せる平安文学『とりかへばや物語』。『ざ・ちぇんじ!』ときくとピンとくるアラフォーも多いのではないでしょうか。中学時代、小説家の氷室冴子さん原作・山内直実さん作画の漫画『ざ・ちぇんじ!』が流行り、私も夢中になって読みました。今でも青春の思い出として全巻保管していますが、その元ネタである『とりかへばや物語』がこんなにスキャンダラスな古典だったとは!氷室さんが少女小説としてマイルドに、そして現代人も納得の展開にしようと尽力されたのも今更ながら良く分かりました。『ざ・ちぇんじ!』は古典とまた違った味わい、こちらもお勧めです。
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