生きている人間にとって“死”とは恐ろしいもの。だからなんとなく目を背け、遠ざけながら生きてしまう・・・誰にでも憶えのあることではないでしょうか。そんな私たちに『葉っぱのフレディ』は「死とは何か」、そして「生きることの素晴らしさとは何か」を優しい言葉で語りかけてくれます。一文字も無駄のない文章、考える時間をくれるような余白、子どもにも理解できるようシンプルに書かれた内容。『葉っぱのフレディ』は“絵本”というカタチだからこそ、強いメッセージを発信しているのですね。それにしても、この作品を88歳でミュージカルにした日野原重明先生のエピソードにはびっくり。何かにチャレンジするのに年齢は関係ない! 日野原先生からも元気をいただきました。
(アシスタント:藤丸由華/藤丸のブログはこちら!) |