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血のつながらない祖母と土蔵で暮すという、特殊な環境で育った少年・鮎太が、思春期、戦争、結婚などを経て大人になっていく様を描いた『あすなろ物語』。収録されている6つの短編には、「絶対冴子にだまされて心中するハメになったんですよ!(小川さん談)」と物議をかもすような、印象的な女性たちが登場します。小川さんと私は、鮎太が就職した新聞社の先輩の妹・清香がお気に入り。控えめでいながら、情熱的で時に大胆。でも生き方がサッパリしていて「(鮎太は)清香と結婚すれば良かったのにぃ」と親戚のおばちゃんのように声を揃えて残念がってしまいました。さてさて、どの女性と結婚すれば鮎太はより幸せになれたと思いますか?
(アシスタント:藤丸由華/藤丸のブログはこちら!

2011年4月24日
シェイクスピア
『ロミオとジュリエット』

2011年4月17日
石井桃子
『ノンちゃん雲に乗る』

2011年4月10日
『和泉式部日記』
2011年4月3日
田山花袋
『蒲団』

アーカイブ
春の手紙/大貫妙子
「春の狐火」の杉村の妹、清香の気持ちで。
星に願いを/ローズマリー・クルーニー
「星の植民地」では、戦後まもなく喫茶「銀河」の人たちと星を見るシーンがあります。また主人公「鮎太」の人生が新たにはじまる予感を秘めたラストシーンに。

明日へ(あしたへ)/ファンキー・モンキー・ベイビーズ
♪あの頃の僕は臆病すぎて 自分以外の誰もがまぶしすぎてぼんやりしてた♪この本の主人公は「あすなろ」の伝説。。。

 
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