本を読み始めるとすぐに引き込まれてしまう、主人公・ホリーの魅力。彼女の生活はパーティー三昧で騒がしく、何の仕事をしているのかも不明・・・。なんとも怪しい女性なのですが、清潔感があって、時には聖女のようにも見える不思議な存在です。その理由がよくわからないままオンエアを迎えましたが、「生い立ちに、私たちの想像を絶するような闇を持っている女性なのでは」という小川さんの指摘にドキリ。彼女が時折見せる深いやさしさや、19歳なのに人生を達観したかのような言葉、誰のものにもならない自由への渇望は、すべて寂しい生い立ちが元・・・。納得。そしてなんとも悲しい発見でした。
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