メッセージ
today's topic

本を読み始めるとすぐに引き込まれてしまう、主人公・ホリーの魅力。彼女の生活はパーティー三昧で騒がしく、何の仕事をしているのかも不明・・・。なんとも怪しい女性なのですが、清潔感があって、時には聖女のようにも見える不思議な存在です。その理由がよくわからないままオンエアを迎えましたが、「生い立ちに、私たちの想像を絶するような闇を持っている女性なのでは」という小川さんの指摘にドキリ。彼女が時折見せる深いやさしさや、19歳なのに人生を達観したかのような言葉、誰のものにもならない自由への渇望は、すべて寂しい生い立ちが元・・・。納得。そしてなんとも悲しい発見でした。
(アシスタント:藤丸由華/藤丸のブログはこちら!

2010年06月20日
椎名誠
『岳物語』

2010年06月13日
芥川龍之介
『トロッコ』

2010年06月06日
J・M・クッツェー
『鉄の時代』

2010年05月30日
堀辰雄
『風立ちぬ』

アーカイブ
「オクラホマ」より「美しい朝」/ゴードン・マックレエ
あらゆるミュージカルの曲を歌えたというホリー。コール・ポーターやこの小説の舞台1943年のヒット作『オクラホマ』がお気に入り。
ムーン・リヴァー/ヘンリー・マンシーニ
映画「ティファニーで朝食を」といえば、この曲ですね。

ポルトガルの4月(コインブラ)/アマリア・ロドリゲス
「カンペキなポルトガル語でファドを歌ってあげる」というホリー。1947年に生まれ、アメリカでもヒットしたというこの曲を選びました。

 
今まで紹介した作品
当サイトは Amazonアソシエイトプログラムを利用しています。