メッセージ
today's topic

カポーティが人生の最後に残した、幼少期のクリスマスの思い出。山本容子さんの挿絵が、登場人物の瞬間の表情を鋭く捉えていて、味わいがあります。ところで小川さんに「藤丸さんのクリスマスの思い出は?」と聞かれたのですが・・・小学生の頃、母が手間隙かけて作ったホールケーキを見事にひっくり返し、母がその残骸を確認する前から、時代劇バリに土下座して侘びを入れつつ号泣した・・・という過去を告白。小川さん「山本容子さんならケーキを落とした瞬間の藤丸さんの驚愕の表情、的確に捉えるでしょうねぇ!」と爆笑されていました。私の「あるクリスマス」はギャグにしかなりませんね・・・。(アシスタント:藤丸由華)

2007年12月16日
O.ヘンリー
『賢者の贈り物』


2007年12月9日
アリステア・マクラウド
『冬の犬』


2007年12月2日
スコット・フィッツジェラルド
『グレート・ギャツビー』


2007年11月25日
向田邦子
『思い出トランプ』


アーカイブ

My Father's Eyes / エリック・クラプトン
「少しずつ気づいてきているよ、父は僕のそばにいてくれた、僕は彼の瞳をみた」という歌詞です。父が亡くなってその愛を改めて知るという『あるクリスマス』のラストシーンに。

Gee Baby Ain't I Good To You / ペギー・リー
カポーティが愛したシンガーのクリスマスの贈り物にちなんだブルースです。ジョージ・プリンプトンの「トルーマン・カポーティ」にはカポーティが憧れのペギー・リーと知人の紹介で会ったその日に意気投合したエピソードが紹介されています。

The Chrstimas song / ナット・キング・コール
バディが愛したアラバマのクリスマスは、暖炉と手作りフルーツケーキ。このスタンダード・ナンバーのイメージですね。

 
今まで紹介した作品
当サイトは Amazonアソシエイトプログラムを利用しています。