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今回は番組史上初、古典作品を取り上げました。今は現代語訳や時代背景などがついた楽しい解釈本も沢山出ているので、古典も気軽に楽しめますね。さて、芭蕉の句はいくつか知っていても、全文を読む機会はなかなかないと思うのですが、写真がなかったこの時代、この作品がいかに優れたガイドブックであったかを思い知りました。深い教養がこめられた5・7・5の世界。訪問地で起きたドラマティックな出来事と、対面した風景の描写…。旅心をかきたてるさまざまなものが詰まっているのです。すっかり取り込まれた私は、芭蕉の足跡を辿る旅、真剣に計画中です!(アシスタント:藤丸由華)

2007年10月7日
太宰治
『走れメロス』


2007年9月30日
ボリス・ヴィアン
『うたかたの日々』


2007年9月23日
カレル・チャペック
『ダーシェンカ』


2007年9月16日
カズオ・イシグロ
『日の名残り』




アーカイブ

孤独の旅路(HEART OF GOLD) / ニール・ヤング
「私は美しい心を探し求める鉱夫」という内容のこの曲の邦題は「孤独の旅路」。「美を求めて、一歩一歩旅をした芭蕉の姿と重ねて。」
アルバム「ハーベスト」収録。

異郷の風 / 東儀秀樹
「3月に出発して160日の旅をした芭蕉。あの当時東北は地の果て、 異郷でしょう。しかしあえてよるべない孤独な立場に身をおくことで人間のはかなさを句に残せたのかなとしみじみさせてくれるメロディーですね。」と小川さん。
アルバム「TOGISM2001」より。

ロング・ロング・ジャーニー / エンヤ
「芭蕉にとってはほんとに長い長い旅だったのではないでしょうか」と小川さん。
アルバム「アマランタイン」収録。

今まで紹介した作品
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