物語の始まりからすぐ「爪切りをとって、艶のない瞼のは
しを斜めに切って、目つきに神秘的な輝きを与えた。」…この表現に思考が止まり、頭の中が「?」だらけに。さらに「音を奏でるとカクテルが出来上がるピアノ」や「水道管を通ってやってくる鰻」「スケートで大鷲の技を終えた女性が産み落とした卵」など、ボリス・ヴィアンの摩訶不思議な世界には、正直お手上げ状態でした。番組では、小川さんに読み方を指南して頂きましたが、常識を忘れて、その世界に寄り添って進んでいく、これが読み方のコツのようです。読書には「柔軟性」も大いに必要!なのですね。(アシスタント:藤丸由華) |