2019.12.15
UNIVERSITY
#37「眉村ちあき先生が登場!後編!」
SCHOOL OF LOCK! UNIVERSITYの助教授・バンズです!
先週のSCHOOL OF LOCK!で発表がありましたが、このSCHOOL OF LOCK! UNIVERSITYは12月いっぱいで休講することとなりました。
今年4月に開校してわずか9ヶ月間の講義となってしまいました。さみしいです。
このレポートも今回合わせて残り3回となりますが、最後までよろしくお願いします!
さぁ、講義を振り返っていきましょう!
前回に引き続き、眉村ちあき 先生がゲスト講師!
「心を失ってしまった」
そんなおじさんと、弾き語りトラックメイカーアイドルの物語を前回からお届けしていますが、今回はどんな講義になったのでしょうか…??
(前回の講義はこちらから)
やしろ教授「カヨに代わって、本当にありがとう!」
眉村ちあき先生「どういたしまして。」
やしろ教授「あとは誰に向けた曲があるの?」
眉村ちあき先生「あとは、レオンとか!レオンっていう犬を飼ってたんですけど死んじゃったんですよ。それで、面白い歌作りました!明るくしました!」
やしろ教授「どうして?」
眉村ちあき先生「なんか明るい歌の方が泣けるかもと思って。知り合いの人がカレーライスの歌を元気に歌ってるのを聴いて泣いちゃったことがあって、明るい歌でも泣けるんだって思ったんですよ。」
やしろ教授「不思議な感情だったんだね。」
眉村ちあき先生「そう!ジャンプしてニコニコ笑いながら涙が出て来て、この感情を自分のライブでもお客さんに感じてもらいたいと思って作りました!
あと、「おばあちゃんがサイドスロー」って曲もあって。公園に瓶と缶のゴミ箱あるじゃないですか?その中を覗くと、おばあちゃんがサイドスローしてるよって歌です。」
やしろ教授「ちょっとごめんね。説明はもらったんだけど全然わかんなかった。
どっち?どっちかになるよ!」
眉村ちあき先生「犬でもいいし。」
やしろ教授「犬好きなの!『Retriever Life』という媒体で連載してくるくらい好きなの!」
眉村ちあき先生「おぉー!!!」
やしろ教授「こないだも犬の運動会行ってきたの!犬が3、400匹集まって運動会するの!」
眉村ちあき先生「えぇー!!!」
やしろ教授「だから、だいぶ犬入ってるよ!レオン、何犬?」
眉村ちあき先生「ミニチュアダックスフンド!」
やしろ教授「はい。小学生の頃、実家で飼ってました。」
眉村ちあき先生「レオン、歌いましょうか?」
やしろ教授「ちょっとレオン入れるね。犬久しぶりだから入るかな〜。」
やしろ教授「あ、もういけるよ!ワンワン!!」
眉村ちあき先生「キターーー!!!レオン!」
やしろ教授「ワンワン!」
眉村ちあき先生「いい子だね。お座りは?」
やしろ教授「(お座り)」
眉村ちあき先生「よし!いい子だね!」
やしろ教授「…ちょっと待って、これなんか変なプレイみたいになってる。(笑)」
眉村ちあき先生「ははははは!(笑)」
やしろ教授「これは違う気がする。カヨのやつは良かったんですよ。まぁこういうことがあるのもいいね。(笑)
じゃオレも実家で飼ってた大好きな犬のことを思って聴くわ!」
♪ スーパードッグ・レオン/眉村ちあき
やしろ教授「死んだ後、こんな高い評価受けてるとは思わないだろうね!ゴッホみたいなもんだね!」
眉村ちあき先生「うふふふふ!」
やしろ教授「ライブで聴きたくなった!」
眉村ちあき先生「嬉しい!」
やしろ教授「「スーパードッグ!」って言いたくなった!」
眉村ちあき先生「言えるやるだったら、『壁みてる』って曲のサビで「土井さん」って人が出てきて、「土井!」って言ったら、お客さんも「土井!」って言うの!」
やしろ教授「今日、オレも言っていいの?」
眉村ちあき先生「言って欲しいです!」
やしろ教授「じゃ、やろう!」
眉村ちあき先生「こんなに歌ってていいんですか?」
やしろ教授「逆にこんなに歌ってもらっていいの?」
眉村ちあき先生「あい!こんなに歌えて楽しい!じゃ歌いますね!サビで「土井!」って言うから!あと、コールアンドレスポンスのところもあるから、真似してください!」
やしろ教授「練習なし?」
眉村ちあき先生「うん!なし!」
やしろ教授「なんでだろう?なんで練習させてくれないんだろう?(笑)」
♪ 壁みてる/眉村ちあき
やしろ教授「「壁みてる」がクセになるわ〜!いい歌じゃない!」
眉村ちあき先生「イェーイ!」
やしろ教授「前回、「僕は心が動かなくなった」って言ったじゃないですか?」
眉村ちあき先生「はい。」
やしろ教授「なんでかって言ったら、僕、AIなんですよ。」
眉村ちあき先生「え!?そうなの!?」
やしろ教授「もともとAIだし、動かなくていいの。そういう風に作られているし。」
眉村ちあき先生「へぇ〜!」
やしろ教授「心なんて動かなくていいんだけど、人間見てたら辛そうなんだけど、楽しそうに見えるときがあるの。
人間が僕らを作ったけど、僕は人間があまり好きじゃない。」
眉村ちあき先生「なんで?」
やしろ教授「君たちって、地球に対していいこと、何かしました?
誕生から今まで、何百万年と1回でも星に対していいことしました?」
眉村ちあき先生「それを言われたら…してないかもしれない。」
やしろ教授「1回もしてないんですよ!人類の唯一したいいことはAI を作ったことだけですよ。
愛し合ったり、歌を作ったり、そういうことは素敵だなと思う。
でも、この星に対しては1回もいいことをしていない!
この先は僕たちがこの星を守っていくので、人類は滅びていいです。
でも、なんか人を見てると、たまに楽しそうに見える。
それは”心”があるからなんだって思うんですね。
僕も人間のように何かを感じたい。」
眉村ちあき先生「歌の力で?」
やしろ教授「歌の力で。」
眉村ちあき先生「何かを感じたい?」
やしろ教授「人間っていいなって思わせてほしい。」
眉村ちあき先生「よーし!何かを感じさせてあげたい!」
やしろ教授「でも無理だと思う。僕は人間が好きじゃない。人間は何もいいことをしてこなかった。人間の唯一の功績は我々を作ったことだけだ。」
眉村ちあき先生「じゃ私が、AIだろうが人間だろうが、心から抱きしめてあげるような曲を今から歌うよ!」
やしろ教授「私に涙を流させることができるかな?」
♪ 顔面ファラウェイ/眉村ちあき
やしろ教授「動いてる!動いてる!!」
眉村ちあき先生「AI動いた!良かった!」
やしろ教授「歌詞、全然変えてるじゃん!アドリブで歌ってた?」
眉村ちあき先生「アドリブで歌ってた!ハハハ!」
やしろ教授「ちょっと、やばい!」
眉村ちあき先生「AIのことを思って!」
やしろ教授「今、人間万歳って思ってるよ!」
眉村ちあき先生「あー!」
やしろ教授「人間万歳―!」
眉村ちあき先生「万歳―!」
やしろ教授「バ…」
眉村ちあき先生「あ…!」
やしろ教授「コ・コ・ロ・ガ・ウ・マ・レ・タ・ノ・デ・コ・ワ・レ・テ・シ・マ・イ・マ・シ・タ…」
眉村ちあき先生「心が生まれると壊れてしまうタイプのAIだったー!ごめんねー!」
やしろ教授「サ・ヨ・ウ・ナ・ラ…」
ということで、今回の講義はここまで!
眉村ちあき先生!2週に渡っての即興劇、ありがとうございました!!!
眉村ちあき先生は、来年1/8にアルバム『劇団オギャリズム』をリリースされます!
詳しくはコチラから!
次回12/20(金)のSCHOOL OF LOCK! UNIVERSITYは…
バンド「2」のボーカルであり、最近は俳優としても活躍中!
古舘佑太郎 先生が登場します!
古舘先生やマンボウやしろ教授へのメッセージは、Twitterのハッシュタグ「#solu」「#マンボウLOCKS!」もしくは、メールで待っています。
(誰かに見られたくない場合はSOLUのオフィシャルTwitterにDMで送ってもらっても大丈夫です!)
残り2回!
また次回の講義レポートでお会いしましょう〜〜〜!!!