SCHOOL OF LOCK! UNIVERSITYの助教授・バンズです!
先週末は仕事で、地元・熊本に帰省していました!
先週の大雨から一変、快晴の熊本でした!
地元の友達にも久しぶりに会ってきたんですが、みんな落ち着いちゃっててなんだか切なくなりました。笑
それでは、今回の講義を振り返っていきましょう!
今回は、やしろ教授も大好きで、この学校にとっても大切なアーティスト。
ヨースケ@ホーム先生の曲をみんなで聴いていきました!
ヨースケ@HOME先生とやしろ教授の出会いは、SCHOOL OF LOCK!。
ヨースケ@HOME先生がSCHOOL OF LOCK!のイベントから、沖縄までの自転車旅をスタートさせたことがありました。
(詳しくはコチラ)
そこからの繋がりで、よくご飯に行ったり、職員も含め仲良くさせてもらっていました。
そんなヨースケ@HOME先生が、6月20日、急性心不全のため37歳で亡くなられました。
今回は、ヨースケ@HOME先生が残してくれた、素敵な音楽をみんなで聴いていきたいと思います。
やしろ教授「みんなの生き方に何か変化をくれるような、暖かさをくれるような、
静かに押してくれるような曲があります。今日はそれを届けていきたいと思います。」
パノラマ/ヨースケ@HOME
やしろ教授「ヨースケはとっても旅の似合う男でした。
いつも笑っていて、誰かの文句を言うこともなく。
そんなヨースケが自転車で旅をしている時、長い長いトンネルがあって、
そこを抜けた時にパンっと海が見えて広がったと。そのパノラマ。
真っ暗なトンネルの中から、一気に世界が開けた時に、
何か感じることがあったんだという話をしていたのを思い出しながら、
聴いていました。
ラジオ聴きながら、今、真っ暗だと思っている人もいるかもしれない。
何かがキッカケになるかもしれない。見て欲しいなパノラマを。
と思いながらかけさせてもらっているし、ヨースケも優しいやつだったから、
自分が思ったことだけじゃなくて、この曲が誰かに届いて、
この曲が誰かがパノラマを見れるキッカケになるんじゃないかなとか、
そういう思いで作ったところもあると思います。
ヨースケが長いトンネルから素敵な海のパノラマを見れたのは、
ゆっくりでも、早くでもいいから、
ずーっと漕ぎ続けてきたからじゃないかなと思います。
足ついてもいいと思うんですよね。で、また漕げばいいですよ。
漕げなかったら押してもいいと思いますよ。なんでもいいんですよ。
ちょっとずつ、ゆっくりでもいいから、行きましょう。一緒に。」
ループステーション/ヨースケ@HOME
自分もはじめて聞いたけど、いい曲ですね!!心が落ち着いて、温かくなって頑張って行ける。
— クレベリン博士 (@LF0kZV0PuDDc4J1) 2019年7月5日
明日、模試やから余計に思う。 #SOLU
最後のふぅーはタバコふかす音 #solu #ヨースケアットホーム
— ケーヒラ (@khira_ub) 2019年7月5日
やしろ教授「ヨースケが死んじゃった後に少しして、
ヨースケは明るいヤツだったから明るく見送ってやろうよなんて、
一瞬自分の心の中で思って。
いやでもなんかそれ、自分で決着つけようとしてないかって。
人の生き死にに対して、自分のタイミングやらで答えを出そうとして、
それがすごく嫌で。
別の日には今度、「ヨースケはもう頑張れないから俺頑張ろう!」とか
思ったこともあって。
その時もやっぱり、何勝手に人様の生き死にを頑張る理由とかエネルギーに
変えようとしてるんだろうって。それはまだ早いだろうって。
いいとか悪いとかじゃなくて、そんな時期じゃないだろうと思って。
なんかモヤモヤしてるのに、
心は苦しいから答えみつけようとしちゃうんですね。
だけど、答え見つけないでモヤモヤしたままでいいんだと思えて、
単純に何が浮かんだっつったら、
やっぱりさみしいのと、やっぱり会いたいなっていう、その2つだけでしたね。
今の曲はジャズ調だったけど…。
僕がやってた単独ライブに出てくれたことがあるんだけど、
その打ち上げでヨースケが、ギター1本でジャズをやってくれて、
僕らが適当にこの公演の文句を言い殴るというね(笑)
酒飲んでみんなでキャッキャしてて、今思うと、会いたいんだけど、
結果的には会えて良かった。もう会えてると僕は思っています。
芸人でありながら、プロのアーティストのヨースケと
セッションさせてもらっている。これはごめんなさい。
ここだけ自慢させてもらいましたけど。本当に誇りですよ。」
さよならバトン/ヨースケ@HOME
やしろ教授「僕の大好きな歌です。
「おかえり」だけじゃなくて、僕たちは色んなバトンをしていると思います。
もらったり渡したり、もらったり渡したり、
もらったりもらったり、渡したり渡したり、みたいな。
ヨースケもそれをたくさんやったと思うし、僕もやっていきたいなと思うし、
そしてラジオを聴いているみんなも。
もうはじまってるから。もらうも良し、渡すも良し。やっていこう!」
どの歌も押し付けに聴こえない。こう思うんだよねー、ってお菓子でも摘まみながら、ボーッと隣で話しているような感覚に陥る。優しい人だったんだろうな #SOLU
— 薄い過酸化水素水(オキシP) (@weak_oxydol) 2019年7月5日
やしろ教授「僕は元々「カリカ」というコンビで芸人をやっていました。
相方が実家を継ぐということで辞めてしまって、
1人でどうしようかなとなっている時に、
僕が「マンボウになる」って言ったら、ヨースケや、坂本美雨ちゃんや、
SCHOOL OF LOCK!スタッフや、昔から仲良くしている芸人が、
「アイツおかしくなったんじゃないか?心配だな」つって。
そしたら美雨ちゃんとか周りにいた人たちが、
「みんなもマンボウになるよ」って。
励まし方もわかんなかったんだろうね。(笑)
当時、すごい嬉しかったんだけど、今冷静にその時のことの話すると、
「マンボウになる」って言ったヤツもおかしいし、
「じゃ私たちもなるね」の励ましもやっぱおかしい。
そのおかしいヤツの1人がヨースケで、
ヨースケも「じゃ俺もマンボウになりますよ」つって。
「ヨースケ・マンボウ・HOME」にしようとか、
「ヨースケ@マンボウ」なのかとか。
そんなんでイベント出てくれたりしてて。
僕が1人で単独ライブをやった時に、ヨースケも出てくれて、
その時に僕が考えてた面白いことと、ヨースケが作った楽曲を聴いて、
「両方とも表現できる舞台にしたい」と思って。
家族の話なんだけど、最後に4人家族の1人ずつが、
人生の単語、「桜」「入学式」とか、
「雲」「雨」「キス」とかを言いながら、
最後、ヨースケがステージで歌をうたって終わるという。
そういう舞台を作ったことがあります。」
皆もマンボウになるよと寄り添ってくれた坂本美雨さんとヨースケさん
— ケーヒラ (@khira_ub) 2019年7月5日
ヨースケマンボウホームとかに変えて歌ってた
曲を聴いてできた舞台がサルの舞台
最後は単語をいってたのが懐かしい #solu #ヨースケアットホーム
やしろ教授「歌ってすごいなと思いましたね。
1曲目の「パノラマ」もそうだけど、僕は「うおー!ヨースケの声だ!」って、
生きてるヨースケっていうのを感じました。
それは何年経っても、この先も変わらないし、
それを求める人がいれば、いつだって、どこだって、誰にだって届く、
素敵な楽曲だと思う。あらためて、そんな気持ちで聴いてました。
世の中は、誰かが誰かの否定なんかしちゃいけないと思いますし、
誰もが自分のことを肯定できて、
それぞれが認め合える世界ができればいいなと思っています。
でも、これは綺麗事なのかもしれない。
でも、やっぱり綺麗事を掲げないとダメだし、
目指さなきゃダメだなと思います。
けどけど、やっぱりそれには時間がかかるし、
実際に自分のことを認められない人もたくさん、
ラジオの前にはいると思います。
それは10代じゃなくても、働き出した20代の人でも、
会社で、新しい環境で、辛いことを言われて認められず、
もしかしたら、たくさん持っていた自信を全て失った人もいるかもしれない。
自分を肯定することができなくなっている人もいるかもしれないけど、
それでもやっぱり少し変えたい。何か変わりたい。明日に向かいたい。
そんな気持ちが残っているうちは、
少しずつでいいんで一緒に変化していきましょう。
そういう歌だと思います。」
あすのたね./ヨースケ@HOME
ということで今回は、ヨースケ@HOME先生の楽曲をみんなで聴いていきました!
みなさん、いかがだったでしょうか?
やしろ教授も言っていましたが、Twitterの「#solu」で、曲の感想を書いてくれたら嬉しいです!
やしろ教授も職員も、24時間、気付いた時に見させてもらいますので、いつツイートして頂いても大丈夫です!
ということで、今回の講義はここまで!
また次回の講義レポートでお会いしましょう〜〜〜!!!