SCHOOL OF LOCK! UNIVERSITYの助教授・バンズです!
先週は予定を変更し、ほぼ1時間まるまる『サカナLOCKS! SP』をお届けしたので、2週間ぶりの講義となります!
今回は、先々週の続き!
『年齢と承認欲求』というテーマで講義をしていきます!
#10で、”全国フルネットでありながらテーマメッセージが2通しか届かなかった事件”が起きて以来、毎週たくさんのテーマメッセージを頂いております!笑
みなさん、本当にありがとうございます!!
早速、テーマメッセージを紹介していきます!
SNSをやっていると、勘違い人間が多いなと感じます。私にとってSNSは情報収集のためのツールです。ですが、他のコメントを見てみると、「自分のことどんだけ見てもらいたいんだ」と思うような書き込みをしている人の多さに驚きます。
年齢問わず多いのが、「今日○○で○○食べた!」「私のことってどう思いますか?」といった内容の書き込みです。正直どーでもよくないですか?
有名人のSNSを見て、日常の一部が垣間見れた気がして、楽しむのは理解できます。しかし、一般人で同じようなことを発信して、それに応えを求める人の多さに私は違和感しか感じないのです。
若い学生の方が流行りや人目を意識しているのはまだしも、ある程度年齢を重ねた(人生の先輩)には、顔も知らない相手から認めてもらいたいなんて思わずに、自分の世界を生きていく大人になるべきだと私は感じます。
長文失礼しました。
皆さんの色んな話を聞いて、改めて考えてみたいと思います。
ズバッと言ってくださいました!笑
僕も「どーでもいい」と思っちゃいますね…。なんかすみません…!
でも、一般人の方でもSNSで芸能人並みのフォロワーがいる人とかいますよね!
需要はあるってことなのかな…?
やしろ教授「そういう人はSNSを日記に使ってるのでは?」
そんなやしろ教授も、思い出の写真を後で見返せるようにTwitterをアルバム代わりに使っているそうです!
やしろ教授「俺は誰かが上げたラーメンの写真、大好きです!!!」
最後に叫んでくれました。
それでは続いてのテーマメッセージ!
今回のテーマに合うタイムリーな出来事があったのでメールを送ってみます。
先日、仕事でお世話になっている方から「自己承認欲求が異常に強いのに臆病」という指摘を受けました。
実際、私はこのことを薄々自覚していたものの、見て見ぬふりをして今まで生きてきました。
自分なりにその原因を考察してみたのですが、「目標が高いのに自分に自信がなく、自己肯定感が低い→“それでも居てもいい・やってもいい”という確証が欲しい、受け入れられたい→その結果:自己承認欲求が強い」というひとつの結論に達しました。
人の話よりも「自分が、自分が」という状態では相手も周りも良い気はしないし、最悪迷惑をかけてしまうかもしれません。そんな当たり前のことを置いてけぼりにしていた25年分の自分が悔しくて悔しくて吐き気がするほどでした。
小さくとも少しずつ自信をつけて、人のことを受け入れて、思いやれるようになって初めて自己承認欲求が薄まるのではないかと思います。
私は自己承認欲求から脱したいです。もっと人のことを考えられるようになりたいです。
しっかり自己分析してくれたメッセージです。
やしろ教授「“承認欲求”が強いのは別にいいと思うけど、
“承認欲求”と他のものの優先順位はハッキリさせとかないといけない。
“承認欲求”の優先順位が高すぎると、まわりとの摩擦が起きやすいかもしれない。」
“25年分の自分が悔しくて悔しくて吐き気がするほどでした”とありますが、大人になって自分が今まで間違ってたことに気づくと、めちゃしんどいですよね。
でも、時間が経つと意外と「別に遅くないし、あのとき気づけて良かった。」と思えたりしました。
やしろ教授「25歳で気付けただけですごい!」
私は、承認欲求は自分が存在していいんだと思いたい気持ちから出てくるものだと思ってます。だから、SNSや現実で自分のした事に対して褒められないと不安になる人が多く、そこからさらに自分の存在意義の為に求めすぎてしまうんじゃないかなと思います。
承認欲求は悪いことではないけど、自分で自分を褒められらるように自信をつけれたらより良いのではないかなと思います。
やしろ教授「僕の存在意義だとしても「自分で決めていいのか?」と思うのに、
他人に僕の存在意義を決められてたまるか!と思う。
そもそも、存在意義は他人が決めるものではないので、
「存在していいのかな?」なんて考えなくていいと思う。
存在する上で、どうしたらいいか?とか。
そこにいたくなかったら、地球上には残っときながら座標軸は変えてもいいと思いますよ。
ひとまず地球上にはいてくださいね。なんにも心配しなくていいです。存在して下さい。」
『年齢と承認欲求』の講義はここまでです。
やしろ教授「年齢と承認欲求ってなんだろうと思っていたけど、承認欲求の色・形が全員違う!
だから1つずつ答えを出さなきゃいけないことであって、ざっくり言うことではないのかもしれないなと思いました。
これまでのテーマはざっくり大きくやれたのもあったけど、“承認欲求”は環境が大きく関わってくるものだと思います。」
来週は、やしろ教授も大好きで、この学校にとっても大切なアーティストの曲を、みんなで一緒に聴いていこうと思っています。
また次回の講義レポートでお会いしましょう!!!
M1. Beautiful/Lucky Kilimanjaro
M2. ナイロンの糸/サカナクション
M3. それでもボクは生きていく/ヨースケ@HOME