第144話「力を入れたsouvenir」
　
日本を代表する海龍王寺グループのホテルの総支配人として、茂木が関わってから1ヶ月。
茂木の様子を見ようとグループ会長の秘書、エリザベスが高崎へとやってきていた。
　
　
エリザベス：ミスター茂木、元気そうで良かったー。ホテルは順調？
　
茂木：はい今は、お土産を見直しているところなんです！
　
エリザベス：ワッツ、お土産？
　
茂木：ああ、お土産は、英語で何だろう？
スマホンヤクで……お土産って英語で何ていうの？
　
スマホンヤク：「souvenir」
　
茂木：お土産は、「souvenir」か！エリザベスさん！お土産は、「souvenir」です！
　
エリザベス：Oh！お土産は、「souvenir」なんですね！
　
茂木：群馬県は、こんにゃくが有名なので、こんにゃくを使って新しいお土産をつくれないか、考えてるんです！
　
エリザベス：「souvenir」に力を入れるのは、いいわね！…そうだ茂木、恋の方はどうなの？
　
茂木：ああ、ジェニファーとは連絡をとっているんですけど…
　
エリザベス：クリスマスはデートに誘ったの？
　
茂木：……いや、あの、まだです。
　
エリザベス：早く誘わないと！先に誘われてたら、どうするんですか？
　
茂木：…はい。クリスマス、誘います！
　
エリザベス：ミスター茂木。仕事も恋愛もがんばって。Cheer up！応援してるわ。
　
茂木：はい、エリザベスさん、がんばります！
(分かってるんだけど、なかなか誘えないんだよ…。でも、そろそろ誘わないと……)