伝説のカコモンを倒すために、勇者の子孫、茂木が立ち上がり、冒険の旅に出た。そして、ついに、目指すセンター塔の最上階、4階へと辿りついた。


茂木：もう少しで最上階だ！伝説のカコモンいるのか？カコモンよ、どこにいる!〜

カコモン：ん？よくここまで辿り着けたな？俺様を倒したければ、このカコモンに答えろ！

茂木：お前が伝説のカコモンか？

カコモン：ほう。お前、伝説のカコモンを知っているのか？

茂木：伝説のカコモンを倒すには伝説の呪文が必要だったんだ!!

カコモン：安心しろ！俺は伝説のカコモンではない！しかし、お前などひとひねりだ！俺様を倒したければ、このカコモンに答えろ！

「国会を作るべきかどうか新聞紙上で論争になったきっかけで、明治初めに板垣退助たちが政府に提出したものは何だ？」

茂木：全然、分からない！攻略本あるかな？ああ、あった！これだ！

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1874年、板垣退助らが国会の開設を求め、左院に提出した意見書により、自由民権運動が始まった。その意見書とは……

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茂木：「民撰議院設立建白書」!!!

カコモン：正解だ…

茂木：やった倒せたぞ！倒せた！伝説のカコモンではなかったけど！カコモンが、正気を取り戻したぞ！

カコモン：ああああ。おぬし、まさか勇者なのか？

茂木：そうクララおばさんには言われたけど。

カコモン：しかも珍しい。魔法が使えるタイプの勇者か。

茂木：珍しいの？

カコモン：ああ、100年に1人存在するかしないか、それくらい珍しい。

茂木：僕が100年に1人……あ！1つ、聞きたいんだが、伝説の呪文って知ってるの？

カコモン：伝説の呪文？俺は知らないけど。シダイ洞窟にそのことを知っているカコモンがいるかもしれないなぁ。

茂木：シダイ洞窟？