セレブ総選挙でめぐみちゃんに破れてしまった、サラは、貯金額28000円も使い果たしてしまい、コーヒーショップでアルバイトを始めていた。
サラ：すみませんでした！注文はちゃんと確認します！
店長：サラさん、もう、お客さんカンカンだったじゃないか！
サラ：はい、だから何度も謝りました。次から気をつけます！
サラ：…疲れたー。人に怒られたことなんてほとんどなかったのに、あの鬼店長め！は〜立ちっぱなしで足パンパンになっちゃったよ。お客さん、いっぱい来ると、めんどくさいし。時給なんて、たった……800円だし。サラ：800円っていったら、そうよ。大正時代のあれと同じじゃない……
時は大正時代。日本に初めてコーヒー牛乳が登場した。
当時、コーヒー牛乳は、大変高価で、お弁当一つの値段と同じくらいだったという。
コーヒー牛乳の当時の値段を現在のお金に換算すると…なんと！およそ800円!!
サラ：これだけ働いても、大正時代ならコーヒー牛乳しか飲めないのね。
店長：サラさん、休憩時間もうとっくに過ぎてますけど！
サラ：すみません、今行きますー。
店長：しっかりして下さいよ、いい大人なんですから。
サラ：はいはいはい！
店長：『はい』は、1回！
サラ：はい！
【 コーヒー牛乳 】の回
2015.09.29
ゲンキンな歴史
