はからずも、サラとめぐみちゃんの2人が1位となり、決戦投票が行われることになった「セレブ総選挙」。その発表があった夜、あの美女から、男・茂木に電話で連絡が入った。
茂木：サラ、、どうしたんだい!?
サラ：茂木！ありがとう！茂木のおかげで、1位になれたわ！
茂木：…そんな、僕だけの力じゃないさ。
サラ：お礼を言いたくて、電話したのよ！
茂木：…わざわざありがとう。
サラ：電話といえばね、茂木。
茂木：…電話といえば、何？
サラ：電話といえばね、明治時代に、
茂木：えぇ…サラが、もしかして…
明治23年、日本初の固定電話が東京と横浜間で開通した。
開通当初は限られたお金持ちや政治家などしか、契約できないほど高額でした。
当時、固定電話を家に引いた場合の1年間の契約料を現在のお金に換算すると！なんと！
サラ：およそ165万円なの!!歴史に詳しくなったのも、茂木のおかげよ！
茂木：確かに、最近のサラは僕と同じくらい歴史、詳しいよね。
サラ：うん、それでね、茂木！セレブ総選挙の決戦投票！絶対に勝ちたいの！だから…
茂木：サラ、ごめん。応援できない。
サラ：え？
茂木：僕はめぐみちゃんを応援する。
サラ：え？え？知り合い……なの？でも、私が勝ったら、これまで茂木にもらったお金、全額返すのよ！
茂木：僕は、お金よりも、自分の気持ちを選んだんだよ。
サラ：…どういうこと!?
茂木：僕は、めぐみちゃんのことが……好きなんだ。
【 電話 】の回
2015.09.10
ゲンキンな歴史
