聴取期限 2023年11月20日(月)PM 10:00 まで
今夜の授業は「掲示板逆電」!!
『 ドキュメンタリー 』
こもり校長「実はね、ドキュメンタリーができたんだよ。何かというと、10代限定の夏フェス、音楽の甲子園、『マイナビ 閃光ライオット2023 produced by SCHOOL OF LOCK!』 ファイナルステージのドキュメンタリームービーが完成した」
COCO教頭「おぉ〜! ついに完成? …とね、言いたいところなんですけれども、実は、ごめんなさい。私、これね、ドキュメンタリー作ってんの知らなかった」
こもり校長「なんと、俺も知らなかったよね〜」
COCO教頭「校長, too? You, too?」
こもり校長「Me, tooですよ。そういうのも、実はドキュメンタリーを作る予定とかっていうのは全然なくて。記録用として、この『閃光ライオット』の最初からずっとカメラ回してたんだって」
COCO教頭「いつ?」
こもり校長「回ってたかな?」
COCO教頭「いやいや。気づかない」
こもり校長「気づいてないよね?」
COCO教頭「気づいてない」
こもり校長「気づいてないのか? 初のステージで2人とも緊張してたのか?」
COCO教頭「それもあるね(笑) そっちだね」
こもり校長「大きくそれはあると思うんだけど、で、その膨大な映像とあの日の『閃光』をなんとか形に残したいということで」
COCO教頭「ありがたい」
こもり校長「SCHOOL OF LOCK!の職員達がね、どこで配信するとか決める前から、自分たちでドキュメンタリーを作った、と」
COCO教頭「そんな先に? そんなことあるの?」
こもり校長「“これ形に残したい”って言って」
COCO教頭「それほんとにありがとうだね」
こもり校長「で、たぶんね、あの日の『閃光ライオット』の光を浴びて、職員たちも相当やっぱもらったと思うの」
COCO教頭「そら喰らうわ」
こもり校長「ね。みんなのあの閃光を浴びて。で、ここがまた1個問題。問題って言うかすごいことで…」
COCO教頭「何? 何?」
こもり校長「流すつもりじゃなかったものをドキュメンタリーにするってすごいことなんですよ」
COCO教頭「そんなんできるの?」
こもり校長「そう。そうなの。本来、記録にしようとしてるものだから。それをちゃんとドキュメンタリーとして追っかけて行くってことは、どこをどう使ってどういう風に何を観せるかっていうのは難しいことだと思うの。“ドキュメンタリー作りますよ”って言うのと、全然苦労がまた違う、と言うか。でも、できたわけ」
COCO教頭「すげ〜な。いつの間に?」
こもり校長「で、このドキュメンタリーが完成したのを受けて、いろいろと動きまして、本日、『マイナビ 閃光ライオット2023 ファイナルステージ ドキュメンタリームービー』が『Travel TV』という配信サイトで配信スタートしている」
COCO教頭「事後報告?(笑) ねぇ…」
こもり校長「これがビックリよ」
COCO教頭「言ってよ」
こもり校長「“完成したなら配信しちゃえ”ということで、もう配信してます。しかもなんと、前・後編です」
COCO教頭「両方?(笑) そんなことある?(笑)」
こもり校長「そう。で、やっぱこういうのが配信になった時にはいろいろと話すじゃない。“あのシーンね…”」
COCO教頭「そうよ。だって観たい。いつもちゃんと観てから話してますから」
こもり校長「本来ね。“あのシーンのあそこ、もう1回観れるのいいね〜”とか。これね、まだ俺たち、観れてないんだわ」
COCO教頭「そうよ(笑) だって知らなかったんだもん」
こもり校長「今、知ったから」
COCO教頭「そうだよ」
こもり校長「だから、ちゃんと観てからね、内容について感想は話します。内容は、ファイナルステージ当日の各ライブパフォーマンスはもちろんなんだけど、バックステージでの、涙あり、笑いありのファイナリストたちの姿。全国各地から集結したオーディエンスたちの笑顔を収めた超スペシャルなドキュメンタリームービーになってるから、ぜひとも生徒のみんな観て欲しい」
COCO教頭「『Travel TV』? 今までも『閃光ライオット』のライブ映像とか配信していたサイトね」
こもり校長「そうそう」
COCO教頭「詳しくはSCHOOL OF LOCK! WEBサイト、SNSにもリンク貼っておきますからね。ぜひ、観てください」
こもり校長「とりあえず『閃光ライオット』のドキュメンタリー制作に関わった全ての職員のみんな。お疲れ様でございます。ということで、SCHOOL OF LOCK! 今週も開校」
♪ 36号線(マイナビ閃光ライオット2023 produced by SCHOOL OF LOCK) / でかくてまるい。
こもり校長「2023年8月7日に実際に起きたこのライブ。もう季節も変わって、あの頃とは全然外の雰囲気も変わってきたけど、でも、やっぱ時が経ってもあの瞬間起きたことは絶対にリアルで、今でも聴くと、“みんなでさぁ〜”って言うところとか、俺ちょっと鳥肌立っちゃうもんね」
COCO教頭「思い出すよね。“36号線〜♪”のとこね」
こもり校長「“もう何回、同じ話するんだ?”って思うかもしんないけど、あの場で決めたらしいよ」
COCO教頭「そうなんだよね(笑)」
こもり校長「あれ、“みんなで歌おう”みたいなのもさ、ほんとはするつもりじゃなかった、とかさ。だから、こういうのがもう1回…どうなんだろう? 観てないからなんとも言えないけど(笑)」
COCO教頭「映ってる可能性?(笑)」
こもり校長「可能性がある(笑) ドキュメンタリーでね(笑)」
COCO教頭「そうそう(笑)」
こんな今晩のSCHOOL OF LOCK! は、こちらの授業をお届します!
『掲示板逆電』
こもり校長「このSCHOOL OF LOCK! が開校した2005年から1番大切にしている授業。それが『掲示板逆電』。生徒の君の今の声を聞かせて欲しい。何かに悩んでいることがあれ、話を聞かせて欲しいし、愚痴でもいいし。“めっちゃ寒くて学校行きたくないなぁ”でもいいし、“今日すごい良いことがあったよ”、とかでもOK! 月曜日の今日はね、“『ジャンプ』読んだよ”」
COCO教頭「なんでもOK」
こもり校長「“『ONE PIECE』の話、したいよ”とか。今更ながら校長は『進撃の巨人』読み始めたよ」
COCO教頭「こういうことでも、全然いいんですよね?」
こもり校長「こういうことでもいいよ」
なんと!大学に合格しました!
学部は第二希望の学部での合格だったんですが、無事大学に合格できました!陸上の強豪でまさか私がそこに入学できるなんて思ってもいなくて夢のようです!同じ陸上部の子たちとは学部が違うので色んな人とコミュニケーションを取れるように頑張ります!
この冬季怠けずに頑張って来年は今年よりも高い景色を見れるように頑張る!
女性/18歳/兵庫県
2023-11-13 18:51
COCO教頭「おめでとう〜!」
こもり校長「“走るマッチ棒”は、先月10月にね、『いじめで辛い』っていう授業で、部活でずっと無視され続けたりとか、今の部活、陸上はすごく好きなのに、ちょっと周りの子とうまくいかないから辞めようかどうか? っていう話をさせてもらって。でも、その中でも、やっぱまだまだ陸上を続けて行くっていう道を…」
COCO教頭「選んだんだね」
こもり校長「ね。選んで、進んで、しかも何より、この時期にもう大学合格が!」
COCO教頭「合格!」
こもり校長「おめでとう!」
COCO教頭「ほんとにおめでとう! ちょっとひと安心だね」
こもり校長「でも、こっから先、たしかに冬だから外の陸上とかなると、やっぱ外か?」
COCO教頭「そうだな〜。寒いしな〜」
こもり校長「そうそう。とかっていうのもあるだろうからさ。“練習が辛い”みたいなこともあるだろうけど、でも、やりたいことに直線にまだまだ突っ走って頑張って欲しいな。さあ、今日も生徒のみんないっしょに話して行こう」
SCHOOL OF LOCK! 今夜の授業は!
『掲示板逆電』
こもり校長「『学校掲示板』はSCHOOL OF LOCK!に通うみんなの教室。今夜も生徒と話をして行きます。もしも〜し」
ラムネ瓶 岐阜県 15歳
こもり校長「今日は『掲示板逆電』ってことで、ちょっとラムネ瓶の話聞きたいんだけど、どうした?」
ラムネ瓶「ずっと別室登校だったんですけど、最近になってやっと教室登校することができて。なんだけど、心と体が体調が悪くなっちゃって登校することができなくなっちゃって、どうしたらいいか、困ってます」
こもり校長「今、中学3年生でさ、いつから別室登校してたの?」
ラムネ瓶「中学1年生の冬ぐらい」
こもり校長「それはなんかきっかけはあったの?」
ラムネ瓶「小学校の頃にいじめられてて、それで、小学校から中学校、同じ風に上がって中学校になったので怖くって…」
こもり校長「そうか。周りの環境が何も変わることなく、そのまま中学だからか?」
ラムネ瓶「はい」
こもり校長「その後、別室登校して、中2の時はずっと行き続けられてたの?」
ラムネ瓶「はい」
こもり校長「で、今年も行き続けてた?」
ラムネ瓶「はい。夏までは」
COCO教頭「夏まで?」
ラムネ瓶「夏までは別室に登校できたんですけど、最近になって教室に行き始めてて」
こもり校長「そこの、“教室に行ってみよう”って思ったきっかけは何だったの?」
ラムネ瓶「別室で…先生とか他の生徒と、人間関係っていうかうまく行かなくなっちゃって、教室に行かなきゃいけない状況になっちゃったので、それで教室に行くしかない、みたいな」
こもり校長「じゃあ、ラムネ瓶から、“教室にちょっと行ってみよっかな?”っていうことよりかは、もう別室にいるのがちょっと辛くなっちゃったのか?」
ラムネ瓶「はい」
こもり校長「その別室には他の生徒も一緒にいるの?」
ラムネ瓶「はい」
こもり校長「そこがあんまりコミュニケーションもうまくとれず、みたいな?」
ラムネ瓶「はい。そうです」
COCO教頭「それから、一応学校は毎日行けてるの?」
ラムネ瓶「はい。一応。でも、行き始めて、最近、この2週間とかは休みがちになっちゃって…試験も近いので…」
COCO教頭「そうだよね」
こもり校長「やっぱ教室に行くっていうのはちょっとしんどい?」
ラムネ瓶「はい。体調不良で、朝、まず起きれなかったりとか、過呼吸みたいな風になっちゃったりとか、気持ち悪くて早退だったりとか」
こもり校長「そうか。でも、どうだろう? まあ今はね、ちょっと休んじゃったりとか体調に変化も出て来ちゃってるけど、最初、教室行こうかってなった時は、スッとは入れたの?」
ラムネ瓶「いや。結構、時間かかったんですけど、周りに先生とかもいて、結構思い切ってみたいな…」
こもり校長「もう行くしかない、みたいな?」
ラムネ瓶「はい」
COCO教頭「実際に行ってみてさ、元々、いじめてた友達とはまた別の友情関係とかっていうのは作れたの?」
ラムネ瓶「はい」
COCO教頭「お。そうなんだ?」
ラムネ瓶「同じ班で仲良くしてくれる子はいます」
COCO教頭「めっちゃいいじゃん」
こもり校長「そうなんだ? じゃあ。教室に行けば一緒に話したりとか、休み時間する友達はいる?」
ラムネ瓶「はい」
こもり校長「その時間は楽しい?」
ラムネ瓶「楽しいです」
こもり校長「今、どういう瞬間がちょっとしんどいんだろう?」
ラムネ瓶「学校に行きたいし、ずっと別室で行ってた時は、教室で授業を受けることが、すごい、憧れじゃないけど、そういうのがあったので、なんか授業受けて交流する時とか楽しいなって…」
こもり校長「そうか。今までは別室に通ってて、“あ〜教室で授業を受けたいなみたいな〜”みたいな憧れの方が強かったのか?」
ラムネ瓶「はい」
こもり校長「今、実際ラムネ瓶が教室に通うようになって、どうしたい、とかあるの?」
ラムネ瓶「教室に行ったら、もっと、班が同じ近くの人とかとお話ししたりとか、仲良くなりたいな、って」
こもり校長「自分は、学校…教室に行きたいのに、ちょっと体が言うこと聞いてくれなくなっちゃう時があるってことか?」
ラムネ瓶「はい」
こもり校長「今、ラムネ瓶が、たぶん“学校に行きたい”って、すごく心の中で思っているわけじゃん」
ラムネ瓶「はい」
こもり校長「で、教室に行って、みんなと楽しく話したりとか、授業を受けたりとかしたい、っていう気持ちがあるのに、それとは全く逆のところで、朝起きれないとか、気持ち悪くなっちゃうとかっていう、そのちぐはぐしている感じが、ものすごくストレスになってるってことでしょ?」
ラムネ瓶「はい」
こもり校長「なんかね、“もう教室にいるのも嫌、1秒でも早くこの場所から出たい”って思ってて、体調不良とかになっちゃう分にはさ、ちょっと辻褄が合っている部分があるから、自分の中でも納得はできるんだろうけど、なんか納得できない、その障害みたいなものが息苦しいってことだもんね?」
ラムネ瓶「はい」
COCO教頭「でもそれって何でなんだろうな? ラムネ瓶の中ではその新しい友達と喋りたいっていうポジティブな気持ちが体の中に、気持ちの中にあるわけじゃん。それでも急にこうやって体とか心に、過呼吸とかなっちゃうってことは、ちょっといじめて来てたクラスメートのこととかがどっかで脳裏に残ってたりするのかな?」
ラムネ瓶「少しはあると思います」
COCO教頭「でも、今その子たちとは全然関わってはないの?」
ラムネ瓶「はい。全然。違うクラスに行ったりとか。あんまり関わりがないので」
COCO教頭「じゃあ、結構、全く新しいクラスの環境ではあるんだ?」
ラムネ瓶「はい」
こもり校長「で、今、そうやって教室に行って、同じ班の子と一緒に話したりとかっていう風に、ラムネ瓶の中でも今までとは違う環境の変化もあるから。それはしかも楽しいと思うわけでしょ?」
ラムネ瓶「はい」
こもり校長「それが絶対、何よりも、だと思うから。まあね、少なからず行きたくなくなる時っていうのは、やっぱどんな状況下であろうとも起きる感情ではあるから。“なんかちょっと今日は体調、あんまテンション上がんねぇな、学校行きたくねぇな”っていうことももちろんあるし、ほんとに何気ないことで、“あ〜もうやだ…”って思うのって、意外とすごくいつでも起きる感情だと思うから。そこになった時に、ラムネ瓶自身が自分を責めないで欲しいというか、“なんで私こうなんだろう?”とか、“なんで学校行きたいって思ってんのに、こうなっちゃうんだろう?”とか、そこまで背負いこむ必要もない、というか…」
COCO教頭「我々、大人になっても、仕事行きたくないなって普通にあるし」
ラムネ瓶「(笑)」
こもり校長「あるんだよ〜」
COCO教頭「ぶっちゃけね。あるんだよ。あるけど、でもさ、やっぱラムネ瓶の場合は、そのいじめ来た子たちともクラスは違うし、すごく自分で頑張った結果、今の環境があるわけじゃん」
ラムネ瓶「はい」
COCO教頭「だから、“学校行きたくないな”って思うことも全然OKだし、普通にあるから、そうなった時に、いじめて来てたヤツとはもう全然繋がった人生ではないっていう割り切りとかをできたら、すごくいいのかな? っていう風に思うんだけどな」
こもり校長「そうだね」
COCO教頭「ラムネ瓶はもう充分頑張ってるし」
ラムネ瓶「ありがとうございます」
こもり校長「どっちの選択肢を取ったとしても、それは確実に間違いではないから。今、ラムネ瓶が教室に1歩踏み出そうとしたその1歩は間違えでもないし、自分の心と体に素直になって、“今日はちょっと1歩停まってみようかな?”っていうのもすごく正解だと思うし。時には、ただじ〜っとその場に立ち続けてるっていうことだけでもすごく大変なことってあるし、すごく頑張れる瞬間ということはあるから。
俺はどっちかって言うと、そのラムネ瓶の、自分の素直な状態を許してあげるっていうことを、目標に設定するのも1個ありなのかな? って思う。学校に行ってる時に、やっぱどうしても頑張っちゃう時、あるんじゃない?」
ラムネ瓶「はい」
こもり校長「気持ち悪いのに、“もうちょっと頑張ろう”とか」
ラムネ瓶「はい」
こもり校長「そうなった時に、素直に許してあげるっていう瞬間もあってもいいのかな? って。“あ〜、今、気持ち悪くなっちゃってる自分、ダメだな…”っていうより、“…ってことは、もしかしたら自分、今、すごい頑張ってるのかも?”みたいな」
ラムネ瓶「(笑)」
こもり校長「だったら、1歩、“すみません。保健室で休みます”っていうその行動を取ることを、許してあげて欲しいというか。どれも嘘じゃないし、どれも真実だと思うから。俺は、ラムネ瓶にはその“楽しい”を手放さないで欲しいんだよな。」
ラムネ瓶「(笑)」
こもり校長「(友達と)何の話すんの?」
ラムネ瓶「なに話すんだろう?」
一同笑い
こもり校長「そうなんだよね(笑) 何気ない話って覚えてないんだよね(笑)」
COCO教頭「振り返るとそうなんだよな。そういうのって。でもなんか、好きなアーティストの話とかしないの?」
ラムネ瓶「いや。全然、趣味違うんですけど、でもなんか勉強教えてもらったりとか」
COCO教頭「優しいね」
ラムネ瓶「自分の知らない、いなかった時の話とかをしてくれたりとか」
こもり校長「それでも、俺はそういうの聞けなかったからな。“勉強、ここ教えて”」
ラムネ瓶「(笑)」
COCO教頭「自分から言うのも勇気いるよね」
こもり校長「ちょっと俺は強がりな部分もあったからさ。“俺、できるし”みたいな(笑)」
COCO教頭「けどやっぱり、周りのみんなもラムネ瓶のことをすごく気にしてくれてるってことだよ。だって、いなかった時のことを話してさ、“こういうことがあったよ”って輪に入れてくれようとしてるわけじゃん」
ラムネ瓶「はい」
COCO教頭「だからやっぱり、ラムネ瓶はすごくいい友達を、今見つけれたんだと思うよ」
こもり校長「そう思う。今の話を聞いている時に、やっぱりラムネ瓶が休んじゃったりとかした時に、みんなの中では、いなくなった、っていう考え方じゃないわけじゃん」
ラムネ瓶「はい」
こもり校長「もしかしたら、パズルの中で言ったら、もしラムネ瓶がお休みした時に、そこのピースが1つ今ない状態で、みんなで、“あ、今ラムネ瓶がいない”っていうのをちゃんと認識してるからこそ、ラムネ瓶が戻って来た時に、そのピースがはまったように、“ほら、だからこれでみんな一緒じゃん”っていう話になってるのが、俺はすごく、やっぱいいな、楽しそうだな、って、超思うし」
ラムネ瓶「(笑)」
こもり校長「趣味が違うっていうのもめっちゃいいじゃん、と思うわけ。そんだけ話し合えるってことでしょ?」
COCO教頭「いろんなことを」
ラムネ瓶「はい」
こもり校長「だから、俺の中では、無理しないで欲しい。ラムネ瓶がちょっと“うぅ〜”ってなっちゃった時は、絶対、それは素直な気持ちだから。体がもう、全然、それは許してあげて欲しいと思うし、行ける時に頑張れるってすごいことだと思うから」
COCO教頭「そうだよ」
ラムネ瓶「ありがとうございます」
こもり校長「明日も学校?」
ラムネ瓶「はい。明日も学校です」
こもり校長「明日もな、無理せず、朝は起きて素直になってみるんだよ」
ラムネ瓶「はい。ありがとうございます」
こもり校長「明日は、どんな話できるんだろうね?(笑)」
一同笑い
こもり校長「だからまた、こんな感じでもいいし、何を話したかでもいいから、俺らにもまた教えてよ」
ラムネ瓶「はい」
COCO教頭「待ってるからね」
こもり校長「まだまだ話してこうな」
ラムネ瓶「はい。ありがとうございます」
♪ 晩餐歌 / tuki.
こもり校長「きっとね、いつかこのラムネ瓶が話してくれたことを、もしかしたら、誰かに同じようにしてあげれる日が来るかもしれないし、こういう風に輪がどんどん広がっていったりとか、俺たちとももう出会ったから、また何話したか教えてよ。ラムネ瓶」
パオちゃん 京都府 18歳
こもり校長「18歳。学年は?」
パオちゃん「大学1回生です」
こもり校長「今日は『掲示板逆電』なんだけど、どうした? なんかあった?」
パオちゃん「私は、完璧主義をやめたくて、その相談をしたくて書き込みました」
こもり校長「完璧主義をやめたい、ってどういうことよ?」
パオちゃん「主に勉強とかで、昔からすごい完璧を求めてしまうことがあって。小学校から高校まで成績もオール5で」
こもり校長「えぇ〜! うっそぉ〜! すげぇな(笑)」
パオちゃん「そういう評価が嬉しくって、昔からやってたんですけど、それがいつの間にか自分を苦しめてるというか。大学で看護学部に入ったんですけど」
こもり校長「また、大変な所に行ったね」
パオちゃん「そうなんです。レポートとか課題がすごい多くて。となると、そこで完璧主義が発揮すると、やっぱり徹夜とか夜更かしとかしてしまったりとか、空きコマとかも、友達はカフェ行ったりとか。私も行きたい時は行くんですけど、でも、なんかちょっとその自分の残ってるものとか課題とかがもうすごく気になっちゃって。で、“課題する”って言ったら真面目だって思われるのもやだし、成績ずっとよかったのも、誰にも友達に言ったことなくて」
こもり校長「言ってないの? もったいない。めっちゃ自慢していいと思うのに」
COCO教頭「そうだよ」
パオちゃん「だから、なんか適当に理由をつけて、ちょっと1人で課題したりとかしちゃう(笑)」
こもり校長「それってさ、完璧主義みたいなところがあってさ、夜、課題とかしちゃうと徹夜になっちゃうって言うけど、その完璧主義が発動されるとなんで徹夜になっちゃうの?」
パオちゃん「いいもの書きたいとか、いいのが浮かぶまで進まなかったりとかするので」
こもり校長「それは、フリー課題みたいなこと?」
パオちゃん「レポートって、結構自分でその上限を決められるというか」
COCO教頭「はいはい」
パオちゃん「頑張って突き詰めたら、ちょっと終わりがないって言ったらあれですけど、枠だけあって、そこにどれだけ埋めるか? っていうのは、やっぱ自分の匙加減だし。友達とかは、それも手抜くとこは手抜いて、要領のいい友達もがいるんですけど、私は結構全部に手が抜けなくて、ちょっとそれが苦しくあるなって」
こもり校長「そうか。ほんとだったら300文字ぐらいでいいところを、500行くか? 1,000行くか? とかになっちゃうってことでしょ?」
パオちゃん「そういうことです(笑)」
こもり校長「たしかにそれはしんどいね。」
COCO教頭「でもほんと、レポートって正解なくない?」
パオちゃん「ないです」
COCO教頭「ね。だって、300でいいところを1,0000書いてもさ、先生はそういうとこ評価してない可能性もあるんじゃない?」
パオちゃん「はい」
COCO教頭「ね。だからなんか、自分の中でそれ設定すんの難しいよね」
こもり校長「いやほんと、そうだよね」
パオちゃん「そうなんです。授業とかも、1回1回の授業でわかんないことがあるとすごい不安で…」
COCO教頭「そういう時はどうするの?」
パオちゃん「復習とかするんですけど、でもそれをやるってなると、空きコマの時間とかを使わないとやっぱ時間足りないので。となると、やっぱ友達と予定をうまく入れられなかったりとか、っていうの、友達に言えないっていう…」
こもり校長「ほんとは遊びたいのに、いや、ちょっと復習しようかな? とか、レポートとか課題とか、この時間に先にやらないと、ほったらかしにしとくのやだな、みたいなので、友達とかの、自由時間とか楽しい時間を後回し、後回しにしちゃってるのが苦しいみたいな?」
こもり校長「そうですね。でも、その友達と行ったりする時も、結局は“それしてていいのかな?”っていう風になってしまうので…」
COCO教頭「頭の片隅にあるんだ?」
パオちゃん「毎日すごい葛藤してます(笑)」
こもり校長「あ〜、“これ、今私遊んでていいの? 大丈夫?”みたいな?」
パオちゃん「はい(笑)」
こもり校長「それはよっぽど…そうか…。教頭は完璧主義?」
COCO教頭「全く。“どこで手抜いて効率よくできるか?”ぐらいしか考えたことなかったかも。でも、やっぱ大学入りたての頃って、自分の中でペース掴むのすごい難しかったのは覚えてる。だって、まだパオも大学1回(1年生)じゃん」
パオちゃん「はい」
COCO教頭「だから、今ってすごい頑張ってる時期だと思うんだけど、徹夜してるって言ってたじゃん」
こもり校長「そうな」
COCO教頭「無理だ。徹夜、この後ずっと、4年行くんでしょ?」
パオちゃん「はい(笑)」
COCO教頭「いやいや。どっかで体潰れちゃうよ」
パオちゃん「そうですね」
こもり校長「そんな、毎日徹夜で学校行って勉強して課題して…みたいなので、今は大丈夫なの?」
パオちゃん「そんな毎日ではないんですけど、夜遅いのはやっぱ毎日で…。結構SNSとかも見るのが辛くなっちゃったりとかして…」
こもり校長「なんで?」
パオちゃん「私も遊びたいって気持ちもあるけど、遊ぶことをいっぱいしてる友達の輪にはそこまで入り切れないっていうのもあるから、すごい中途半端なところで自分が浮いてる気が…」
こもり校長「なんか、どっちにも振り切れてない感じがしてるってこと?」
パオちゃん「そうです。はい」
こもり校長「だからSNSとか見るて友達がはしゃいでるのとか見ると、“あ、いいな〜”って思っちゃう?」
パオちゃん「そうですね(笑)」
COCO教頭「周りの友達は、例えばね、オール5とか取れないかもしれないけど、言うたらそれでも看護師さんになれる、効率のいい勉強の仕方ができてるってことだよね?」
パオちゃん「そうですね」
COCO教頭「ってなったらさ。パオちゃんのゴールをどこに設定するかっていうことも大事だと思うんだけど、ずっと手を抜いてきた教頭からしたらさ、完璧なペースを自分の中で掴んで、極論、夢に向かって合格すればいいわけじゃない?」
パオちゃん「はい」
COCO教頭「今のペースでずっと4年間っていうのは、やっぱ絶対、こんな声になっちゃうと思うよ。パオちゃん」
パオちゃん「(笑)」
COCO教頭「自分が、学業と友情関係もしっかり両立するための完璧なペースを早めに掴んで行くっていうのが、やっぱこの大学で出会える友達とかとの時間っていうのもさ、就職しちゃったら、“もっとみんなと過ごしたらよかった”っていうことになるから」
パオちゃん「はい」
COCO教頭「レポートとか、正直、正解ないんだから、自分の中で、“この参考文献だけは必ず絶対に付けます”とかさ、“漏れないようにやります、とか、“伝えたいことはこの5つ。絶対に盛り込む”っていう、自分の中で、“これだけはやろう”っていうゴールを設定して、それさえもうクリアしたら300でいいじゃん、みたいな。ま、いっか、みたいな。それの気持ちを持った方がね、もっと楽しめると思う」
パオちゃん「そうですね」
こもり校長「どうよ? 今の、大学経験のある教頭のこの…」
COCO教頭「手、抜いてきた教頭の意見だけど(笑)」
こもり校長「大学生を過ごした教頭の話、聞いてみて(笑)」
パオちゃん「でもたしかに、ゴールをいろんなところで見失ってた、っていうの、あったかな? っていうのがありますね。結構昔からなのは、中学受験した時に、失敗って言うか、第1志望行けなくて。それが小学生の時に初めて味わった挫折で、結構それがトラウマになって、“ちゃんとしないとまたこうなっちゃう”っていうのが、結構ずっとあったかな? っていう…」
こもり校長「そうな。だから、やっぱり“誰のための完璧なのか?”っていうのを、パオちゃんがわかるべきだよね? さっき話したみたいに、“小学校から高校、成績がオール5だったんです。”みたいな。で、それってやっぱすごい自分が嬉しかったわけじゃん」
パオちゃん「はい」
こもり校長「完璧だったことにすごく自分が嬉しくて、それが評価されることがすごく嬉しくて。で、パオちゃんがやってきた完璧っていうのは誰かが求める完璧だったからオール5っていう評価をもらえたわけじゃん。だけど、今のパオちゃんって、誰のための完璧なのかがわかんない状態になってるから。
自分が気持ちよくなるための完璧には労力ってはたいた方がいいと思うのよ。深夜だろうが、徹夜だろうが、それが評価されて、“私、これのためにやってたんです!”っていうものがあるんだったら。でも、今はもう、誰に見せても、“じゃあそれって完璧なの?”っていう状態にまで、ちょっと入って来ちゃってるじゃん。“友達とはちょっとうまくちょっと遊べなくて”、かと言いつつ、“最近完璧鉄人な自分じゃなくなってるんですよね…”みたいな。なんかそこの、“何のための完璧か?”相手と自分との解釈っていうのは絶対に違うから」
パオちゃん「はい」
こもり校長「なんか、そこの間合いみたいなものと、何のためにやっているのか? 自分がどういたいのか? っていうのは、たしかにすごく大事なのかな? って思った。きっとそのレポートに、先生に、もう二重丸、三重丸の花丸を貰って、自分が“ほらね〜”ってなれる完璧のためには、もう朝までやった方がいいんだけど、それが欲しいわけじゃないから。だとするならば、たぶん、もしかしたら、もっと違う完璧を探した方がいいのかもしれないし」
パオちゃん「はい」
こもり校長「自分が気分が上がる完璧を見つけるっていうのも、1個、手かもね。もしかしたら、“友達と最高に遊んでる自分が完璧かも? 今のこのマインド?”みたいな。それも完璧主義の1個だと思うから」
パオちゃん「はい」
こもり校長「でもほんとに、崩れちゃわないように、っていうのが1番だから」
COCO教頭「そうだよ」
パオちゃん「はい」
こもり校長「またちょっと、気持ちよくなれる自分を探して欲しいな」
パオちゃん「はい。わかりました」
こもり校長「私はこの学校で、看護学校っていうのは大変だって、いろんな生徒に聞いている」
COCO教頭「情報がたくさん入って来て(笑)」
こもり校長「情報は、ほんとにたくさん入って来てるから(笑) 自分を潰さないようにだけ。悪いことではないから」
COCO教頭「そうだよ」
こもり校長「自分で自分と戦っちゃだめだよ」
パオちゃん「はい(笑)」
こもり校長「この後、もしかして、課題やろうなんて、あれなんじゃないだろうね?」
パオちゃん「ちょっと思ってました(笑)」
一同笑い
こもり校長「今日は(笑)」
COCO教頭「寝なさい」
こもり校長「間に合うのであれば」
パオちゃん「はい」
こもり校長「ゆっくり休む、ってのも1個の手なんじゃないか?」
パオちゃん「わかりました」
こもり校長「でも、何よりも、ほんとに自分のことを大切にな」
パオちゃん「はい」
こもり校長「やるのもいいけど」
パオちゃん「はい」
一同笑い
こもり校長「ありがとうな。いろいろ話してくれて」
パオちゃん「ありがとうございました。あの、ブラウニー届きました」
COCO教頭「9本、入ってた?」
パオちゃん「はい。入ってました」
こもり校長「無茶苦茶うまくない?」
パオちゃん「美味しかったです(笑)」
こもり校長「濃厚チョコブラウニー。『ブルボン』さんから頂きました。ありがとうございます。『ブルボン』さん。届いております!」
パオちゃん「ありがとうございます」
こもり校長「もう食べた?」
パオちゃん「食べました」
COCO教頭「コマの合間に食べなね。糖質入れて」
パオちゃん「はい。わかりました(笑)」
一同笑い
こもり校長「ありがとな〜」
COCO教頭「ありがとう〜」
パオちゃん「ありがとうございました」
♪ 夜明けの君へ / TOMOO
こもり校長「まだまだ生徒と話して行こうか。もしもし!」
いちごタピオカ 埼玉県 16歳
RN いちごタピオカは高校2年生! ということで…。
COCO教頭「中2、高2は、Do what you want!」
いちごタピオカ「OK〜!」
こもり校長「今日『掲示板逆電』ってことなんだけど、なんかあった?」
いちごタピオカ「付き合いが長くて、2〜3年ぐらいずっと仲良くして来た友達がいるんですけど、最近、なんかその子の“苦手だな”って思う部分がちょっと見えて来ちゃって、その子と、どうやって関わっていけばいいかな? っていうのがわかんなくなっちゃいました」
こもり校長「ずっと仲良くしてた子の、嫌なところの方が目についちゃって、最近、関わりたくない?」
いちごタピオカ「はい」
こもり校長「それは、いつから仲いいの?」
いちごタピオカ「中学2、3年ぐらいからです」
こもり校長「学校は一緒なの?」
いちごタピオカ「一緒です」
COCO教頭「中高、一緒なんだね? どういうところが嫌なの? 言える範囲で」
いちごタピオカ「どういうところ…?」
こもり校長「何が合わないの? 行動? 言動? 性格?」
いちごタピオカ「元々性格が真逆な感じなんですけど…。なんだろう?(笑)」
こもり校長「何が嫌かは、ちょっとあんまよくわかんないな? って感じ?」
いちごタピオカ「結構、わかんないかな…?」
こもり校長「でも、なんとなくその子がする行動とか言動とかが、ちょっと、“うっ”って思うようになって来たってことか?」
いちごタピオカ「トラブルが何個か、夏休みぐらいから揉めたりしてて、それでちょっときついな〜、みたいな」
こもり校長「その子といちごタピオカで、トラブルが?」
いちごタピオカ「はい」
COCO教頭「どういうトラブルがあったの?」
いちごタピオカ「夏休みは、オープンキャンパスとか補習とかで、結構忙しくて。で、仲よかったんで、普通に長期休みとか土日とか、その子と結構電話したりしてたんですけど、それがどうしても忙しくてできなくなっちゃって。だから、そのことによって、繋がってるSNSで、急に“かまって〜”みたいな、なんて言うか、メンヘラっぽくなって来ちゃった」
COCO教頭「なるほど〜」
こもり校長「向こうからのWantがすごくなって来ちゃったのが、ちょっと受け止めきれないなみたいな、ところもありつつ?」
いちごタピオカ「はい」
こもり校長「それはどうなの? なんか今年うまく行かなくてトラブル続きだったから、一時的に今受け付けないのか、ちょっと今後やってけなさそうだな…、なのか」
いちごタピオカ「夏休みの後にも、やっぱ結構トラブルとか喧嘩とかもあったんで、今はちょっと、“う〜ん…”みたいな」
こもり校長「なるほどね。まあそれは、もし、いちごタピオカがその距離感を取れるのであれば、俺は少し距離を取ってもいいんじゃないかな、と思うと言うか。別に“こっからもう2度とあなたとは喋りません。遊びません”っていう線を引く必要は、もちろんないと思うし。その都度都度でさ。なんかそれってすごく人のテンションもあるし。“たぶん今、そういうモードなんだろうな?”とか。
いちごタピオカから見た友達が、今はすごく嫌に見えているだろうけど、角度を変えてみると、もしかしたら逆になり得ることもあるわけじゃん。もしかしたら“今のいちごタピオカと合わないな”って友達が思うターンが来るかも知れないし。そうなった時に、1発アウトっていう考えの友達とい続けるってしんどいじゃん」
いちごタピオカ「はい」
こもり校長「もし、“これもうやっちゃったらもうだめなのかな?”とか、そう考えるよりかは、“今は自分とちょっと違うな。もしかしたら、一緒にいるとストレスになっちゃったりとか、相手とトラブルを起こしちゃうな”って思って距離を取るってことは、正しい対応だと俺は思うから。冷たいことでもないだろうし。だから、いちごタピオカが思う、程よい距離感を自分で探すっていう方に注力した方がいいんじゃないかな、って、今、話を聞いたら思ったけどね」
いちごタピオカ「なるほど」
こもり校長「SNSとかがあるんだったら、SNSをあんまり見ないようにするのか、非表示にするっていうのも、もしかしたら1個の手なのかもしんないし。それだけでなんかすごく引っ張られちゃうなら、自分が見れないようにする、っていう」
いちごタピオカ「はい」
こもり校長「もしかしたら、3人で遊ぶようにする方がいい、とか」
COCO教頭「たしかに」
こもり校長「いつも2人だったんだとするならね」
いちごタピオカ「はい」
こもり校長「そういう方法は取れるかな? って思う。縁を切らないためにね。そこさえブレなければいいのかな? とは、ちょっと思ったけどね。どう?」
いちごタピオカ「う〜ん…。やっぱそれがいいのかな…、っていう…」
こもり校長「別に、バッツリしたいわけじゃないんでしょ?」
いちごタピオカ「はい」
こもり校長「ある種ね、そこが1番厄介なんだけどね(笑)」
いちごタピオカ「(笑)」
こもり校長「“もう、明日からあなたとは会いたくありません!”だったら、それほど楽なこともないんだけど、人間関係って、たぶん相当面倒くさいから」
COCO教頭「そうなんだよ」
こもり校長「だからこそ、“面倒くさい”で、諦めないために、“どうしようか?”を、いっぱい考えていいと思う」
いちごタピオカ「はい」
こもり校長「2、3年も一緒にいた友達だし。明日の明日に解決することではないからこそ、今、自分と一緒に心地よくいれる距離感をちょっと探してみた方がいいんじゃないかな?」
いちごタピオカ「はい」
こもり校長「明日も話すんだろうし」
COCO教頭「ね」
こもり校長「会う子だからこそね、難しいとは思うけど。またなんか耐えられなくなったりとか、もうなんか言いたい、ってなったら、また言ってよ」
いちごタピオカ「はい。ありがとうございます」
こもり校長「そういうネガティブなことっていうか、溜まったものでもいいからな」
いちごタピオカ「はい」
こもり校長「今後もまだまだ話してこうな」
いちごタピオカ「はい。ありがとうございます」
こもり校長「ありがとな」
COCO教頭「じゃあね」
いちごタピオカ「はい。ありがとうございました」
今日の黒板
『 ドアの先の事 』
こもり校長「ここはラジオの中の学校で、2時間の授業が終わったら、一旦終わってしまう。でも、そこで全部が終わったわけじゃなくて、その後、その部屋を出ると、まだまだ世界は繋がってて。で、授業は終わっても、君の物語を終わってなくて、僕たちが一緒に過ごしているこの2時間っていうのは、その瞬間のことを話してるわけではなくて、むしろ、その後、君と会えないこの長い時間のことを聞きたいと思ってる。“そのドアの先には何があったの? 何を見たの?”とか、“何を思ったの?”とか。
ここはラジオの中の学校。見えないけど、たしかに存在してる学校で、点と点じゃなくて、その点と点を線にするために、僕たちはこの学校にいると思うし、君と出会ったと思う。だから、この後のこと、これからのことを、もっと君と話して行きたい」
♪ 人間ごっこ / RADWIMPS
こもり校長「さあ、SCHOOL OF LOCK! は、明日夜10時に再び開校!」
COCO教頭「起立!」
こもり校長「さあ、生徒のみんな、立って!」
COCO教頭「礼!」
こもり校長・COCO教頭「また明日〜〜〜〜〜!!!!」
こもり校長の放送後記
キミの話を聴きたい。
理由はない。聴きたい。ずっと話を。
理由がないから、ずっと話したい。
COCO教頭の放送後記
は〜ちみ〜つ食〜べた〜いな〜
by ニセプーさん
聴取期限 2023年11月20日(月)PM 10:00 まで
Music 2023.11.13 PLAYLIST
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「私に“かまってほしい”友達がしんどい」10代の相談 縁を切らないための距離感を考える
ラジオの中の学校、TOKYO FMの番組「SCHOOL OF LOCK!」(月曜〜木曜 22:00〜23:55/金曜 22:00〜22:55)。11月13日(月)の放送では、パーソナリティのこもり校長(小森隼/GENERATIONS from EXILE TRIBE)とCOCO教頭(CRAZY COCO)が、友人関係に悩む16歳の女性リスナーと電話をつなぎ相談に乗りました。そのやり取りを紹介します。