聴取期限 2023年9月7日(木)PM 10:00 まで
ゲスト講師に天月-あまつき-先生、少年T先生が来校!
『 歌い手 』
こもり校長「今週のSCHOOL OF LOCK!はスペシャル授業ウィーク。今日は歌い手の天月先生と少年T先生が来てくれます。そもそも、“歌い手”について説明すると、歌い手はボカロ曲を自分の歌声でカバーし、“歌ってみた動画”をYouTubeやニコニコ動画などに投稿する人のこと。まふまふ先生が2021年の紅白で『命に嫌われている。』を歌ったんだけどこれも元々はボカロ曲。つまり、まふまふ先生は“歌い手”なんだよね。あと、Ado先生とか」
COCO教頭「最近では歌い手とボカロPが出会ってユニットを組んでアーティストデビューするパターンもたくさんありますね。YOASOBI先生、ヨルシカ先生、この前来てくれたツユ先生もボカロPと歌い手で結成されてますからねね。ちなみに、校長は歌ってみたいとかないんですか?(笑)」
こもり校長「あるよ。全然歌いたい。歌えるなら歌いたい。けど職業柄、もう今そこは茶化せないじゃん」
COCO教頭「そうだよね(笑)」
こもり校長「というのがあるから歌ってないだけで俺基本歌うのは好きだから」
COCO教頭「あ、そうなんだ。初めて知りました」
こもり校長「ということで、歌い手を目指している君、歌い手に興味津々な君、始めていきます! SCHOOL OF LOCK!、今夜も開校です!」
♪ 踊 / Ado
こもり校長「この曲はすごいよね」
COCO教頭「中毒性あります」
こもり校長「パワフルだし。ボカロPのDECO*27先生が作詞作曲を担当した楽曲で。この曲もすごくたくさんの歌い手の皆さんがカバーしてるイメージがあるな。YouTubeとか見るとやっぱ歌ってみたとか」
COCO教頭「確かに歌ってみた動画多いね。難しい歌だけどな(笑)」
こもり校長「そう。だからこそなんだろうね。歌い甲斐があるというか」
COCO教頭「歌唱力を試されるもんね」
こもり校長「ボカロ好きはみんなやってるゲーム『プロセカ』では当然配信されていると。さすがでございます」
こもり校長「さぁ、今夜のSCHOOL OF LOCK!、生放送教室に、この方たちが来てくれました!」
天月先生「天月-あまつき-です!」
少年T先生「少年Tです!」
こもり校長「天月先生はお久しぶり、2年以上振りになりますね」
天月先生「そうですね。気づけば。そんなに経つんですね」
こもり校長「すごく怒涛な時期でしたね、2021年は。あの時、まだ僕は教頭でしたから」
天月先生「いつの間にか校長に昇進してる(笑)」
こもり校長「そして、少年T先生。初めまして」
少年T先生「初めまして!」
COCO教頭「声、出てる(笑)」
少年T先生「気持ちだけは! 夏なんで!」
こもり校長「まだ夏ですからね(笑) お2人はほぼ同時期に歌い手としての活動を始められたっていうのを聞きましたけど」
天月先生「2009年と10年の間ぐらいからね」
少年T先生「気づいたらいた(笑)」
天月先生「いたね(笑)」
こもり校長「そうすると、同期みたいなことになるんですか?」
天月先生「世代くくり的にはそうですね」
こもり校長「なんで、その時代というか、2009〜10年辺りの時に歌い手をやってみようと思うわけですか?」
天月先生「ちょうど僕らは大学1年生とか高校3年生とかそこら辺の世代ですね。流行ってた時がまさに」
こもり校長「でも、その時って言えばニッチな部類というか、まだすごくどメジャーというわけでもなくて、やっぱバンドとか、ちょっとずつ打ち込みの音とかダンスミュージックが入ってきたぐらいの時期に、この世界に魅了されて、どうでした?」
天月先生「そもそもネットで匿名でやってるのもちょっと恥ずかしかったよね?」
少年T先生「そうだね」
天月先生「友達に言ったりとかなかったもん」
少年T先生「恥ずかしかったですね(笑)」
こもり校長「でも、今のこの時代…時代とかでくくるのもちょっと違うかなと思いますけど、今は逆じゃないですか。自分が“こういう歌ってみたをやってます”“こういうの上げてます”ってところから、メジャーに入ってくる人も多い時代というか。そういう変化は、この業界にいると感じるものですか?」
少年T先生「でも、やっぱりすごくライトな感じにはなったよね」
天月先生「本当に。家でパソコンに向かって1人で歌ってる自分を親とかが心配して見てた。親が心配してた。何か大きな声出してるけどって」
少年T先生「(笑)」
天月先生「家族会議ありましたから」
COCO教頭「大ごとになってる(笑)」
こもり校長「そういう風に、天月先生とか少年T先生みたいに支えてくださった皆さんがいるからこそ、いろいろな進化があったりとか、今の界隈の盛り上がりに繋がっているんだろうなと思うんですけど、そんな歌い手のお2人と一緒に今夜はこんな授業を行います!
『歌い手自由研究』」
こもり校長「8月31日、今日で夏休みが終わりという生徒も多いんじゃないかな。もう2学期が始まっているよって生徒ももちろんいるとは思うんだけれども、今夜は夏の最後の自由研究として歌い手を研究してみよう」
COCO教頭「“歌い手って何から始めたらいいの?”とか、“歌い手に関してここが気になります”“歌が上手くなるためには、どんなことをしているの?”“喉のケアとかって大変そう”などなど、2人の歌い手の先生を質問攻めにしましょうと」
こもり校長「質問聞き放題に」
天月先生「いくらでも。今夜は出せるところまで出しましょう」
少年T先生「絞り切りましょう」
こもり校長「(笑)」
少年T先生「体当りでやらせていただきます!」
こもり校長「少年T先生の声がすごい!(笑)」
COCO教頭「重低音がすごい(笑)」
こもり校長「さらに今夜は、そんな歌い手のお祭り“歌コレ”についても特集していきます。参加する生徒は、その気持ちを書き込んでくれても良い」
♪ 僕らは夏を待っていた。 / 天月-あまつき-
こもり校長「オープニングでもちょっと話したんですけど、僕は夏が本当に得意じゃなくて」
COCO教頭「ずっと言ってるんですよ」
こもり校長「そう。ずっと苦手な部類なんですけど、この天月先生のこの『僕らは夏を待っていた』を聴いてると、中で蝉の音とか夏のあのじりじりの暑さも感じて、“本当に夏が来たな。この蒸し暑いあの感じが”って感じさせるのに、なぜか夜風の涼しい夏にしか感じられない爽やかさだったりとか、そういうのをこの曲の中ですごく感じて、夏の夜やっぱ花火が上がるあの瞬間とかを切り取れば、やっぱ夏っていいなって思いました」
天月先生「終わり際になって感じるんですよね。最初は暑いなってなるんですけどね」
こもり校長「そうなんです。それをすごくこの1曲で感じました」
COCO教頭「すごいことですよ。あんだけ夏が苦手だったら校長をここまで言わせるのは」
天月先生「心を動かせたんですか(笑)」
こもり校長「終わりに感じるんですね。これは先月リリースされた新曲ということで。今は自身の曲も書いてる訳ですもんね」
天月先生「本当にそうですね。こんな活動をするなんて思わなかったです」
こもり校長「(笑)」
こもり校長「今夜のSCHOOL OF LOCK!は、歌ってみた最大級の動画投稿祭『歌ってみた Collection 〜2023 Autumn〜』が、明日9月1〜4日に開催するということで 、歌い手の天月先生、少年T先生が来校中!」
COCO教頭「この歌コレには色々な部門があり、ニコニコへの投稿が2年以内の新人歌い手は“ルーキー部門”に、2年以上の経験者歌い手は“TOP100部門”に、さらに2人以上の参加で“グループ部門”にも参加できます」
こもり校長「だから、天月先生と少年T先生がグループ部門に参加することも可能というね」
天月先生「おじいちゃん部門はない?」
COCO教頭「ないですね(笑)」
少年T先生「気持ちはいつもルーキー」
こもり校長「ってことはずっとルーキー部門でいいのかな?」
天月先生「ルーキー部門(笑)」
こもり校長「でも、歌ってみたで、コラボとかありますからね。で、今、歌い手になりたいって生徒もいると思うんですけれども、お2人的には何から始めたらいいよみたいなアドバイスとかあります?」
天月先生「でも、好きな曲でいいと思いますけどね。自分が今歌いたいなっていうところから」
少年T先生「確かに。絶対その方が。特に今なんて、いろんな音楽が溢れているしね。ボカロだけで歌ってみたっていう枠だったけど、今はJ-POPとかやってる人も多いしね」
こもり校長「逆にここまで広いと何から始めていいんだろうなって悩みも今時なのかな」
COCO教頭「選択肢があり過ぎるからね」
こもり校長「今でも若手の新人歌い手の動画とかって見たりします?」
天月先生「それこそ自分の歌を歌っていただいたりとかもしますし。あとは自分がこの曲でカバーしようって時とかは他の歌ってらっしゃる方もたまに聴いたりとかもしますし、結構いろいろな人の聴いてます」
こもり校長「そういう歌い手界隈の漁りみたいなのはやってるんですか?」
少年T先生「曲はいまだに聴くかな」
天月先生「やっぱりみんな歌ったりする流行りって、もちろんみんなで同じく流行るし、気になりますよね」
こもり校長「曲がまた流行って、すると歌い手さんがいっぱいまた歌うから、またそれも広がるみたいなところもありますしね」
天月先生「僕も僕らよりもっと若い人とかに、例えばそういう人たちがオリジナル曲を作ってみたい時に楽曲をプレゼントしたりとかするんですけど、そういう人たちの歌とか聴くと、“こうやって一生懸命歌ってたな”みたいな。もう僕は目のハイライトも消えて、もう淀んで」
一同「(笑)」
COCO教頭「消えちゃいました?(笑)」
天月先生「あの地元で一生懸命歌ってた時の気持ちみたいな。東京に来て変わっちゃったなみたいな」
こもり校長「分かります。僕も結構目のハイライトは早いうちに消えましたもん」
COCO教頭「みなさん悲しすぎるよ(笑)」
こもり校長「そして我が校的に1つ大事なこともありまして、なんと今回の“歌コレ”にはボカコレ同様“SCHOOL OF LOCK!賞”がございます。生徒のみんなから、この歌い手がよかったという応募を受け、SCHOOL OF LOCK!の職員達と話し合って検討していきます。SCHOOL OF LOCK!賞を受賞したら、生放送教室にも来てもらうことになるのかなと思ってますので。とにかく明日から始まる歌コレ、お楽しみに!」
こもり校長「さぁ今夜の授業いきましょう! 『歌い手自由研究』」
ライブの時多くの友だちの歌い手さんを呼んだり顔の広いお2人に質問です!歌い手をやりたいのですがモチベのために歌い手の仲間が欲しくて、いつ友達を作ればいいのかや自分から話しかけに行くべきか、先生たちがどうやって歌い手仲間を増やして行ったのかが気になります。ぜひ教えてください!
女性/15歳/愛知県
2023-08-31 18:43
こもり校長「これは僕も聞きたいです。同業者のお仲間ってどうやって増やすの?」
天月先生「これは同じか分からないですけど、逆に同世代でずっとやってきたからこそ、新しい人間関係は最近できない。だから、一番最初に同じ志で仲良くなってみたいな感じだったよね?」
少年T先生「そうだね」
天月先生「それはお互い意識するし、やっぱ投稿してたら住んでいるところも違うけど、何か自然と仲良くなっていたよね?」
少年T先生「そうだね。ちょうどその時期にやっぱ聴いてもらってた歌い手の子達で集まるライブとかもあったし」
天月先生「そういうライブで知り合うのは結構多かったかもしれないです。その当時はSNSとかもみんな使ってるとかでも全然なかったんで。たぶん時には動画のコメント欄でやり取りしてた子とかもいたらしいですよ」
COCO教頭「へ〜」
こもり校長「だから、いっせーのせドンで一緒に走りだそうみたいな子達を今から見ていくのも逆に大事なのかもしれないですね。だって、一緒に走り出したら仲間意識みたいなものが生まれるじゃないですか。“あなた達が今の同期”みたいなことになるから。そういう意味では、ナタデココーラはやってみた方がいいのかもね。先に友達を作るより、自分が始めて、“あなたも今始めたのね”を探した方が」
天月先生「きっと探せばいくらでも同じようにやってる人いるだろうしね」
天月先生、少年T先生こんばんは。
私は新高校1年生なのですが、バイトを始めました。
ですが、割と体力を使う仕事で既に先輩たちと同じくらい、いや先輩たちより多い仕事量を渡されます。
始めたばかりなので、とても辛いのですが、辞めたくはないので、お2人の物事の継続のコツを教えていただきたいです。
16歳/北海道
少年T先生「まず、先輩やっつけた方がいいよね」
一同「(笑)」
天月先生「上下関係から覆していく(笑)」
こもり校長「(笑)」
少年T先生「年齢ではないと。やっぱり強気に“何だ?”と。かかってこいと」
天月先生「だいぶ体育会系ですね(笑)」
COCO教頭「ゴリゴリ体育会系じゃないですか(笑)」
少年T先生「やっぱナメられちゃいけないからね(笑)」
COCO教頭「天月先生はどうですか?」
天月先生「まぁバイトするってことは何か欲しいものがあるとか、何か目標があるかもしれないですけど、オンオフできるといいですよね。大体の人が何かのために頑張ってると思うんで、それで目標を作ってやってみるとかできたらいいんじゃないかなと思いますけど」
少年T先生「平和的ですね」
COCO教頭「少年T先生、言い方にちょっと癖ありますね(笑)」
こもり校長「そのヒエラルキーから崩していくっていうのも手かもしれないですね」
天月先生「絶対やめた方がいい(笑)」
こもり校長「そうすれば自分の負担も減るわけですから」
天月先生「みなさん絶対やめて(笑)」
校長、教頭、天月先生、少年T先生こんばんは!
私は幼い頃から歌うことが大好きで、家でよく歌っているのですが、人前で歌うことができません。
天月先生と少年T先生は初めて人前で歌った時、どう感じましたか?
緊張の和らげ方や自身の付け方など教えて頂きたいです。
男性/18歳/岡山県
2023-08-31 17:56
少年T先生「分かる〜 めちゃくちゃ分かります。でも、歌った声を自分で初めて聞いた時って、恥ずかしかったですよね。“こんな声してるんだ!”みたいな。でもやっぱどこかで嬉しかったのも覚えてる。恥ずかしかったけど、自分の声を知れたショックというか。でで、意外とこういうの楽しいかもって思えたのは覚えてます」
天月先生「たぶん人前でちゃんと歌ったのはたぶん文化祭かな」
少年T先生「一緒!」
天月先生「バンドを友達とやって、大勢の前で歌うのは初めてやったんですけど、まあもう緊張でお腹が痛かった。手は震えるわ」
少年T先生「分かる(笑) 僕、緊張しすぎてBPMが倍ぐらいになってて」
一同「(笑)」
少年T先生「ならない?(笑)」
こもり校長「でも僕は人前に出る時、緊張してる人の方が向いてると思うんですよ。やっぱり本番って今までの練習と同じようなことができるはずもないじゃないですか。だから今、自分が異常な状態になってるぞって気づくきっかけが緊張だと思うんです。で、大物歌手とか大先輩たちが初めて歌った時は楽しさの方が勝ってって言ってるのは、僕は嘘だと思ってて」
少年T先生「(笑)」
天月先生「あれはカッコつけてるだけですか(笑)」
こもり校長「それか、時が経って、あれすらも楽しいと感覚が麻痺してるだけで、絶対に何かしら人って緊張すると思うんで。その緊張感を持ったまま、1回人前で歌ってみるのが、すごくなんかいいじゃないかと思うんですね。でも、そういうことになるのを気づけるって、たぶん普通に生きてたらなかなかないんで。だから、きみかげは歌っちゃった方がいいよね」
天月先生「やった方がいい」
少年T先生「100倍になってもやった方がいいですね(笑)」
こもり校長「逆に倍だったら、まだリズム取れてますからね。1.5倍だったらズレてますけど」
少年T先生「キッチリ倍なら(笑)」
さぁ、生徒に直接話を聞いていこう!
ゆず 千葉県 14歳
こもり校長「学年は?」
ゆず「中2です」
COCO教頭「中2高2は…Do What You Want!」
ゆず「OK」
こもり校長「さっそく君が研究したいテーマ、教えてもらっていい?」
ゆず「天月先生、少年T先生が使っている機材を研究したいです」
天月先生「急に通なのが来るな(笑)」
少年T先生「僕らも知りたいよ。一体、何を使ったらいいんだ」
一同「(笑)」
少年T先生「いつも迷ってるよな?」
天月先生「そうだね(笑)」
こもり校長「ゆずは、なんで機材を研究したいの?」
ゆず「高校生くらいになって、いろいろ機材とか買って、歌い手目指したいなと思うようになって」
こもり校長「なるほど。だから準備したいってことね」
ゆず「はい」
こもり校長「今、何か持ってたりとか使ってたりとかってあるの?」
ゆず「いや、大体スマホです」
少年T先生「最近、普通に音がいいもんね」
天月先生「いいよね」
こもり校長「スマホって本当に性能いいですよね。で、実際に何かこういうの調べてみたよとかあるの?」
ゆず「いや、なくて」
こもり校長「そうか。お2人が初めて使ったソフトとか、初めて曲作った時のというのって?」
天月先生「もう電気屋さんで売ってた1000円のマイクですね」
COCO教頭「その1000円ので音は大丈夫だったんですか?」
天月先生「音とか考えてなかったですもん。“音がいいって何?”みたいな」
一同「(笑)」
こもり校長「まずは環境を整えないとね」
天月先生「喋り声入れるところからかな、みたいな」
こもり校長「少年T先生は?」
少年T先生「僕もボタン1つで録音できる機械みたいなのがあるじゃないですか。ああいうののすごく安いやつを買って、ポチッと押して一発録りみたいなやつで、一生懸命やってました」
一同「(笑)」
こもり校長「編集ってどうやってたんですか? 一発録りのものをそのままって感じですか?」
天月先生「当時は、最初は本当にやり方が分からなかったんで、既にやってる人たちから聞いたりとか調べてみて。無料のソフトがあるんですよ。撮ったりするだけとかだったら。そういうとこから、もう本当に自分でポチポチって止めて切り貼りして、とかやってましたね」
こもり校長「ゆずは将来は歌い手さんになりたいって夢があるの?」
ゆず「そうですね」
こもり校長「だとしたら、その一歩一歩踏んでいきたいみたいなところもやっぱもちろんあるか」
天月先生「でも今はもうカルチャーが確立されてるから、ゆずさんみたいな人に向けたすごく安い、全部揃ってるよみたいな」
少年T先生「スターターキットもありますし」
こもり校長「え、そういうのがあるんですか?」
少年T先生「ありますあります」
天月先生「ギタリストに憧れて、ギターを始めたいみたいな人向けにギターセットを売ってたりするのと一緒で。ただ別でパソコンとかは必要になるね。だから僕も高校生の頃に、大学生になるからって勉強用にノートパソコンを買ってもらって、そこから僕の人生は壊れたね(笑)」
COCO教頭「壊れちゃったんですか?」
天月先生「そうですね。そこで、これでもっとできることがあるんだみたいな」
こもり校長「確かに、ある種、未来の設計図が変わっていくわけで。ゆずはパソコン持ってるの?」
ゆず「あ、親のを使ってます」
こもり校長「じゃ、親のパソコンをどんどん魔改造していくしかないね」
天月先生「(笑)」
少年T先生「僕も最初はそうだった。親のパソコンだった(笑)」
こもり校長「でも、さっき言ってたみたいにスタータキットとかもあるらしいよ」
ゆず「面白いですね」
こもり校長「しかも、アプリとかこういうのって人の欲だと僕は思うんですよ。“何々がしたい”という欲がその夢をどんどん叶えていってると思うんで。それこそ今なんて、さっき言ってくれたみたいにスターターキットがあれば、安いのに性能がいいみたいなのももちろんあるんで」
天月先生「ありますね」
こもり校長「だから、そういうのを親のパソコンとかも使って揃えてみるのはいいかもね」
少年T先生「僕はすごく簡潔に言えるんですけど、パソコンとオーディオインターフェース。あと、マイク」
天月先生「そうだね」
少年T先生「これさえあれば。あと、オーディオインターフェースに、いわゆるDAWってパソコンで音楽を作るソフトがあって、そのCubaseって10万ぐらいするのが無料で付いてくるオーディオインターフェースがあるんで、最初はそれを狙って買った方がいいと思う。それがいいんじゃない?」
ゆず「なるほど…」
一同「(笑)」
COCO教頭「話に追いついてる? いっぱいアイテムが出てきたよな?」
こもり校長「びっくり。最後の最後にちゃんと結論まで持っていってくれたよ」
少年T先生「合ってるかな?」
天月先生「合ってると思う」
こもり校長「でも今、先生の話聞いてみて、どう?」
ゆず「こういうのを使えばいいんだなって思いました」
こもり校長「しかも、こうやって話せるのっていいね。細かいこと話せるのってワクワクしない? 俺、こういうの結構好きなんだよな。書き込みくれて、ありがとね」
ゆず「はい、ありがとうございました」
こもり校長「頑張って!」
♪ KING Cover / めいちゃん
こもり校長「いいですね、最後の少年T先生が言ってくれたマニアックな話、すごく好きなんすよね」
少年T先生「(笑) でも突き詰めたらキリないよね」
天月先生「正直機材はモチベだと思ってて。楽器とかもそうですよね。見た目が好きだからとか。で、自分で弾いてみて“あ、いいな”ってなったりするのは、マジでモチベだと思う」
こもり校長「分かんないけど、“これやってるんだよね”って言えるのがテンション上がる、モチベーションになるって話ですよね。だから、今から始めて遅いなんてことはもちろんないから、いろいろ探しながらやってみてね」
♪ シャルル / 天月-あまつき-
さて、ここからは…『SCHOOL OF LOCK!農業部 supported by JA全農』!!!
こもり校長「生徒のみんなに農業の魅力を知ってもらうための部活動! SCHOOL OF LOCK!農業部の時間! 今週の活動内容は…
農業の未来の鍵を握る生徒と逆電!」
こもり校長「月に5回木曜日がある今月の農業部5回目の活動は、“農業の未来の鍵を握っている生徒”に逆電していきます」
COCO教頭「5週目ではなく、月に5回ある木曜日ってことですね」
こもり校長「先週、“来週の活動はSCHOOL OF LOCK!農業部検定”って伝えてしまったんだけど、ごめん」
COCO教頭「職員も勘違いしてたみたいだしね(笑)」
こもり校長「さぁ、農業にまつわるどんな夢を持っているのか? その夢に向けて今頑張っていることを生徒に聞かせてもらおうと思う」
COCO教頭「話を聞かせてくれた生徒には、奨学金としてJAタウンギフトカード5000円分をプレゼントします」
こもり校長「さっそくエントリーしてくれた生徒に電話していきます」
ミステリアスなクレープソルジャー 長崎県 16歳
こもり校長「学年は?」
ミステリアスなクレープソルジャー「中2です」
COCO教頭「中2高2は…Do What You Want!」
ミステリアスなクレープソルジャー「OK」
COCO教頭「Good Boy」
こもり校長「今、農業の未来の鍵を握っているってことだけど、農業とはどういうかかわりを持ってるの?」
ミステリアスなクレープソルジャー「今、中学校の授業で高齢化とか後継者不足で“あ、これ農業が衰退していったらヤバいな”ってことで、農家になるべく、農業高校に通ってます」
こもり校長「なるほどね。農業高校に通ってるのか」
ミステリアスなクレープソルジャー「はい」
こもり校長「で、やろうと思ったきっかけが授業でってことだけど、その授業で高齢化とかっていうのを聞いた時に、どういう感情だったの?」
ミステリアスなクレープソルジャー「最初はすごく他人事のように聞こえたんですよね。自分の家は元々農家じゃなかったかし、畑はあんまり見たことがなくて。別に自分がしなくても大丈夫かなって思ってたんですけど、話を聞いていくにつれて、これ結構やばいなと思って、自分1人でも力になれるならと思って」
こもり校長「なるほどね。この意識からなんじゃないかってことか」
ミステリアスなクレープソルジャー「はい」
こもり校長「今は農業高校で、どんなことを学んでるの?」
ミステリアスなクレープソルジャー「1学期の初め頃にジャガイモを植えて、終わり頃の収穫をしたんですよね。200キロ近くを2〜3時間で収穫しましたね」
COCO教頭「めちゃめちゃ量あるやん(笑)」
こもり校長「めちゃくちゃポテト食べられるね」
ミステリアスなクレープソルジャー「そうですね。結構ポテト食べ放題です(笑)」
COCO教頭「(笑)」
こもり校長「200キロってそうだよね。今は1学期の最初にジャガイモを植えて、今2学期は何かあるの?」
ミステリアスなクレープソルジャー「2学期に入る頃には農業経営をしていくための簿記とかそういう勉強が始まっていきます」
こもり校長「そうだよね。農家をやっていくのも、実作業だけじゃないところで支えなきゃいけない部分もあるしね」
ミステリアスなクレープソルジャー「はい」
こもり校長「今後、自分がやっていきたいことだったりとか、未来へ向けてこんな自分でいたいみたいな人というのはあるの?」
ミステリアスなクレープソルジャー「やっぱり日本の農家の未来を与えられるような存在になりたいですね」
こもり校長「何かこういうのしたいとかは? こういうのを育ててみたいとか、こういうのに特化したいとか」
ミステリアスなクレープソルジャー「卒業してから気になる企業があって。長崎県内でサツマイモを育てている企業があって、そこが結構面白いなって思ったんで、そこに就職しようかなって思ってます」
こもり校長「でも、もう自分の中でもいろいろとそういう調べとかはやっているんだ?」
ミステリアスなクレープソルジャー「はい」
こもり校長「で、その長崎にあるサツマイモを育てる企業が、自分の理念だったりとか、やりたいことにすごく合っているんじゃないかってこと?」
ミステリアスなクレープソルジャー「はい」
こもり校長「いいね。いつしか俺も、何年後かになるか分からないけど、ミステリアスなクレープソルジャーに支えてもらったものを口にする日が絶対に来るだろうから」
ミステリアスなクレープソルジャー「そうですね」
こもり校長「その時にはサツマイモとかあとジャガイモとか食べた時にはきっとこのお話を思い出すはずだから、その未来に向けて頑張って」
ミステリアスなクレープソルジャー「はい」
こもり校長「てことで、話してくれた、ミステリアスなクレープソルジャーには、奨学金としてJAタウンで使えるギフトカード5000円分プレゼントします。本当にちゃんとこれから先、未来に繋がることでいろいろ大変なこともあるだろうけど、頑張って!」
ミステリアスなクレープソルジャー「はい!」
こもり校長「聞かせてくれてありがとね」
ミステリアスなクレープソルジャー「ありがとうございました」
こもり校長「ということで、将来農業にまつわる夢がある生徒はぜひエントリーして欲しい」
COCO教頭「今、どんな夢を持っているのか、その夢に向けて頑張っていることをぜひ教えてください。農業部の特設サイトから送ってください。待ってます」
こもり校長「さあ、そして来週の活動内容。これがSCHOOL OF LOCK!農業部検定です。だから予習範囲は#4なので、2週あったと思って、皆さん来週も農業部の活動参加してもらえればなと思います」
COCO教頭「“全農 presents 虹のコンキスタドールの届け!ファンファーム シーズン4”の“#4” を見れば答えが分かるので、ぜひ予習して参加してください!」
こもり校長「ということで、今日の農業部の活動は以上!」
こもり校長「さぁ今夜のSCHOOL OF LOCK!は、歌ってみた最大級の動画投稿祭
“歌ってみたCollection〜2023 Autumn〜”が明日9月1〜4日に開催するということで歌い手の先生が来校中!」
こもり校長「天月先生、9月16日と17日の2日間、東京体育館で、どでかいイベントをやるそうですね?」
天月先生「そうなんですよ。9月16日の方は、ハローサマー・グッバイ。こっちにはゲストにSCHOOL OF LOCK!にも来たことがある、超学生先生。そして、17日は、みっくすじゅーす!〜良いスポーツ音楽祭〜。こちらに少年T先生が参加されます」
少年T先生「正々堂々!…」
COCO教頭「正々堂々?(笑)」
少年T先生「間違えました。頑張ります!」
こもり校長「(笑)」
COCO教頭「食い気味にいったのに」
こもり校長「スポーツだからってことですね。選手宣誓みたいな(笑)」
少年T先生「はしょりすぎました!」
こもり校長「(笑) 1日目はワンマンライブと銘打ってるので、たぶんゲストさんと共に歌うんだろうなってイメージできるんですけど」
天月先生「そうですね。結構、僕もゲストありのライブをやらせてもらってるんですけど、今回はワンマンってことで、僕が基本的にはメインでたくさん歌わせていただく中で、親しい友人にもちょっと参加してもらって、僕の曲とかを歌ってもらったりとかいろいろしようかなみたいな機会を作ってます」
こもり校長「だからすごくイメージもできますし、こういうステージも見たいなってのも分かるんですけど、この2日目のスポーツ音楽祭の“良い”は今流行りのe-sportsのe?」
天月先生「そうですね。そこにちょっとかけてるんですけど、出られるメンバーもストリーマー(配信)出身の子だったりとか、ゲーム実況してる方とか、あとはその謎解きの松丸君(松丸亮吾)とか。そして少年T先生も出るんですけど、せっかく東京体育館なので、みんなで体動かしつつ、ライブやろうかなと思って。ちょっと企画メインみたいな感じになってますかね。音楽プラスで」
こもり校長「でも、ビジュアルだとリモコンを持ってる先生の画もあったりとか」
少年T先生「確かに。この画だと、僕らが天月に操られるみたいな」
天月先生「そんな解釈あるんだ(笑)」
少年T先生「出演キャンセルで!(笑)」
一同「(笑)」
COCO教頭「ここで揉めないでください(笑)」
こもり校長「チケット既に発売されておりますので、ここでのキャンセルは不可となっております(笑) ちょっと気になる生徒はぜひぜひ参加してもらいたい」
こもり校長「それでは今夜の授業いきましょう!
『歌い手自由研究』」
校長先生、教頭先生、天月先生、少年T先生、こんばんは。
歌い手について、もっと知れたらいいなと思っています。
天月戦士絵と少年T先生に質問です。
曲を作るときのコツってありますか?」
僕はよく作詞したり、作曲したりしているんですが、作曲がうまくいかなくてボツになってしまうことが多いので、作詞も作曲もする天月先生に聞いてみたいなと思っていました。
少年T先生も『ピカチュウのうた』の制作について知りたいところです
女性/14歳/埼玉県
少年T先生「(笑) いやいや、僕の『ピカチュウのうた』に関してはネットで叩かれてますからね」
天月先生「なんで?(笑)」
少年T先生「なんかピカピカ言ってるだけで印税をもらえていいな、みたいな」
COCO教頭「(笑)」
少年T先生「ピカチュウはそれしか喋れないから(笑)」
こもり校長「(笑) ピカは言語ですから」
少年T先生「もちろん意味はあるんですけどね(笑)」
こもり校長「でも、曲を作る上でコツなんて知れたら、逆に知りたいなってところもあるでしょうけど」
天月先生「そもそも結構善し悪しを決めるのが難しくないですか? 特に自分の世界だけとかになっちゃうと」
少年T先生「スポーツじゃないからね」
天月先生「そうそう。正解とかあるわけじゃないんで」
COCO教頭「でも、曲と歌詞が同時に降ってくるタイプの人もいるわけじゃないですか。どういうタイプなんですか?」
天月先生「サビから作ったりすることは多いですね。言いたいテーマが決まってて、それとサビで作ってから周りを肉付けするみたいなのが多いかもしれないです」
少年T先生「僕はもう売れなかったらもうボツです」
天月先生「世に出した後の話?(笑)」
こもり校長「取り消すってパターンね」
天月先生「“なしで!”って(笑)」
少年T先生「“間違えました!”(笑)」
一同「(笑)」
こもり校長「でも、天月先生が言った、自分の世界の中で◯×を付けるのは逆に相当難しいことというか。自分がOKって言えばOKだし、ダメと言えばダメになっちゃう、結構0か100かの世界過ぎて。となった時に自分の作った曲を“よし”って思える瞬間ってどこなんですか?」
天月先生「たぶんその好きなものから得る感性とかしかないと思うんですけど、友達に聴いてもらったりしてもいいと思いますし、周りの人に聴いてもらって。結構公開するのって、その自己肯定感も必要じゃないか。公開して“いい”って言ってもらえるからこそ、僕らも続けてられるので。まずは出してみないとわからないんじゃないかなみたいなところはあるんですね。意外と自分が“う〜ん。もっとちょっとこうすれば良かったかな”と思ってるのが意外と受けたりする世の中なんで」
少年T先生「分からないね〜(小声)」
天月先生「何?(笑)」
少年T先生「逆に、めちゃくちゃお金も時間をかけて、“よっしゃ! いったれ!”みたいなやつが“ボツです”みたいなこともあるから」
一同「(笑)」
天月先生「ボツにはなってないのよ(笑) 取り消さないで」
少年T先生「やっぱトライアンドエラー」
こもり校長「科学と一緒ですからね(笑)」
びわっことびっこ 滋賀県 17歳
こもり校長「学年は?」
びわっことびっこ「高校3年生です」
こもり校長「研究したいテーマ教えてもらえる?」
びわっことびっこ「はい。高い音域でも音を外さない方法を研究したいです」
天月先生・少年T先生「…」
COCO教頭「急に無言になられましたけど」
天月先生「びわっことびっこ、逆に教えてくれるか。僕らも知りたい」
一同「(笑)」
COCO教頭「びわっことびっこが聞いてるんだって(笑)」
こもり校長「でも、どうしてこれを研究したいのよ?」
びわっことびっこ「もともと歌が好きで、『のど自慢』で5回やって予選を全部落ちてるんですよ」
こもり校長「あのNHKの?」
びわっことびっこ「はい。今度、10月に『のど自慢』があって、上手に声を出す方法を教えてほしいなと思いまして」
こもり校長「『のど自慢』はいつごろからエントリーし続けてるの?」」
びわっことびっこ「中1とか」
一同「すげえ!」
こもり校長「そうか。そこで自分の中で行きたいところまで行けないから、次のオーディションこそはちょっと行きたいと」
びわっことびっこ「はい」
こもり校長「高音が難しいな。自分は高音が弱点だなみたいなのは、自分分析では分かってるの?」
びわっことびっこ「高音が裏声っていうか。声変わりでちょっと低くなってしまって高い音がどうしても出せないんですよ」
こもり校長「高音ってボイトレとかすればいい上がるものなんですかね?」
少年T先生「僕はもう完全にのギターとか持ってでキーを変えたりだったりするようにしてるんですけど。ずっと無理はしたくなく生きてきたから。でも、天月先生は高音がすっごく伸びたよね?」
天月先生「そうですね。昔よりはキーは全然変わりましたね」
COCO教頭「それはボイトレをしてですか?」
天月先生「いや、ボイトレというか、歌ってたらって感じですね」
少年T先生「かっこよ」
天月先生「いやいや(笑)」
こもり校長「一番言いたいワードですね」
少年T先生「でも、近くでずっと見てきたから。頑張ってるのも見てたし、すげえと思って、いつも見てますけどね」
COCO教頭「もともと高音を出せたわけじゃなかったんですね」
天月先生「たぶん僕も急に高い声が出るわけになったわけじゃなくて、本当に年々と少しずつ高い声が出て出るようになってった。自分でもコツをつかんでたってこともあるんで、気に自分の無理な音域に挑戦するんじゃなくて、キーを少しずつ上げてくとか、好きな歌手の真似をしてみて、この高い声どうやって出してるんだろうなみたいな参考にしたりとか、ちょっとずつステップアップしていくのも大事かもしれないですね」
少年T先生「あと、コンディションってあるよね。それを言い訳にしないために、歌わなきゃいけない時の為に、自分のベストになるためのルーティンを見つけるみたいな」
びわっことびっこ「あ〜」
天月先生「結局、声帯も筋肉だからね」
少年T先生「だから、彼とライブとか一緒に出ると、何かあの“ラジハラ”を受けるんですよ」
COCO教頭「ラジハラ?」
少年T先生「ラジオ体操をやらされるんですよ」
一同「(笑)」
天月先生「ライブ前に必ずラジオ体操やります(笑)」
少年T先生「楽屋とかにいると、“いったん集合で”って言われて。こっちはアニメとか見てるのに」
天月先生「いや、ライブ前に見るな(笑)」
少年T先生「そしたら、ラジオ体操の音楽が流れて、やらされるんですよ」
こもり校長「それは何でなんですか?」
天月先生「自分もやっぱ高い声を出すのって、本当にさっき言ったようにコンディションにかなり左右されるんで、ちゃんと体を温めてからやるとか、発声練習してから歌うとか、いまだにやっぱやってますね」
こもり校長「そういうルーティンを作り上げるみたいな」
少年T先生「でも、逆に動かしすぎると良くなかったりする人もいるから、見つけてほしいですね」
天月先生「確かに」
こもり校長「びわっことびっこ、今の聞いてみて、どうよ?」
びわっことびっこ「ちょっと徐々にキーを上げてみて、やれる曲をどんどんチャレンジしていこかなと思います」
こもり校長「そうだね。自分に合う曲って絶対あるだろうからね。10月オーディションってことだから、もう少しだけど、ちょうど次こそはで結果を出せるように頑張って!」
天月先生・少年T先生「頑張れ!」
♪ 少女レイ Cover / 天月-あまつき-
こもり校長「やっぱ自由研究っていうのは大変だね」
ちぇるりんご 青森県 13歳
こもり校長「学年は?」
ちぇるりんご「中2です」
COCO教頭「中2高2は…Do What You Want!」
ちぇるりんご「OK〜」
COCO教頭「ありがとう」
こもり校長「ちぇるりんご、君が研究したいテーマを教えてもらえる?」
ちぇるりんご「はい。僕が研究したいテーマは、自分の声に自信を持つ方法を研究したいです」
こもり校長「これは何でこの研究なの?」
ちぇるりんご「人生で初めて家族以外の人前で、生徒会代表で学園祭で歌うんですけど、その時歌うのに、自分の声に自信持てなくなっちゃって」
こもり校長「何で自信をなくなっちゃったの?」
ちぇるりんご「この学園祭で歌うっていうのが、僕の一生に一度なんじゃないかって思うくらい、すごいことなので。自分で立候補したんですけど」
こもり校長「すごいじゃん」
ちぇるりんご「練習の時に、歌とかダンスとかの様子を録音してもらって、その時に自分で聞いてみたら、“あれ、思ってたのと違うぞ”って感じで、この曲、自分の声に合ってるのかなって感じで、自信が持てなくなっちゃってって感じです」
こもり校長「でも、さっき少年先生が言ってくれていましたね。初めて自分の声を聞いた時に“おや?”みたいな」
天月先生「その道はみんな通るよね」
COCO教頭「そうなんですか!」
こもり校長「やっぱ耳の中に聞こえているのと出てる声で違いますからね。それで自分の声を聞いてどうなんだろうなみたいな感じにもなっちゃってるよみたいな?」
ちぇるりんご「はい、そうです」
こもり校長「自分の声に自信を持つってどうですか?」
天月先生「自信を持ったっていうよりは慣れたって感じですね。自分の感覚的には」
少年T先生「天才じゃん!」
COCO教頭「(笑)」
少年T先生「その通りだなと思って。今、何を言えばいいだろうと思ってたんですけど、天才でした!」
COCO教頭「少年T先生に鬼刺さってるやん(笑)」
こもり校長「ごめんな、ちぇるりんごより刺さっちゃった(笑)」
ちぇるりんご「全然(笑)」
天月先生「僕らに限らず、たぶん世のアーティスさんとか、歌を歌う人のみならず、芸術家とかもきっとそうですよ。相当バカにされてね」
少年T先生「熱が入ってる(笑)」
一同「(笑)」
天月先生「ネットで叩かれ、いろいろ言われて傷ついて、自分の声ってダメなんだと思って(笑) でも、中には“いいじゃん”って言ってくれる人もいたわけよ。だから、好きになれたみたいな。じゃない?
少年T先生「そうね(笑) 向き合ってきた時間が長いだけだと本当に思えます」
COCO教頭「ちぇるりんごは、さっき言ってたのが、初めて録ったやつでしょ?」
ちぇるりんご「はい、そうです。初めて録ったやつですね」
COCO教頭「1回目だから、これは皆さん通る道ってことだし」
少年T先生「でもきっと声って本当にみんな違うじゃないですか。だから、やっていく中で、自分はこういう声になりたいなとかあると思うんですけど、たくさん録って自分なりの“あ、こっちの声の出し方の方がいいかな”とか、“あ、こう聞こえてたんだ”って、すり合わせてくしかないですね」
こもり校長「だから、今はすごく“う〜ん”って思うかもしれないけど、いっぱい録音していっぱい自分の歌を聴いみると、もしかしたら自分のチューニングみたいなのも合っていくかもしれないし。何よりもさっき言ったみたいに一生に一度しかない機会なんじゃないかって立候補することにまず意味があるから」
少年T先生「その勇気が出せるならね」
天月先生「すごいよ。誰かに聴かせてみたら?」
こもり校長「お母さんとかね」
天月先生「友達とかでもいいしね」
こもり校長「だから、これはマジで緊張もするだろうけど、絶対成功することを俺らも願ってるから、頑張って歌い切ってよ」
ちぇるりんご「はい、ありがとうございます」
こもり校長「逆に、う〜ん、自信ないよって言ってくれてありがとう」
少年T先生「すごいすごい」
こもり校長「T先生の共感がすごい(笑)」
少年T先生「ちぇるりんご、マジで全国から叩かれるってつらいぜ」
ちぇるりんご「(笑)」
少年T先生「でも、やっと乗り越えてきたから大丈夫だよ(笑)」
こもり校長「自信持てよ!」
ちぇるりんご「はい、ありがとうございます」
こもり校長「頑張れよ!」
こもり校長「俺も、自分の声すごく嫌だったもんな。自分の声めっちゃ嫌いなんですよ」
少年T先生「本当ですか」
こもり校長「で、僕も本当に思ったんです。いや慣れだなって」
COCO教頭「(笑)」
こもり校長「逆に嫌だなって思ってるのは自分だけなんじゃないかなって思った日もたまに」
少年T先生「好きって言ってくれる人が1人でもいると、その人のために、ましてや僕も仕事だから、ちゃんと自分の仕事になる前から好きって言ってくれる人のためにも、自分の声に自信を持っていようって思えるようになりましたね」
こもり校長「好きって言ってくれる人ね。いないかなぁ」
COCO教頭・少年T先生「(笑)」
COCO教頭「今、生徒がみんな一生懸命“好きだよ”って書き込んでくれてると思うよ」
こもり校長「ホントに? じゃ探して、なかったら、もう俺は退任ってこと?」
少年T先生「(笑)」
COCO教頭「何で自分を追い込むかな(笑)」
こもり校長「ホントにいる?」
COCO教頭「いるいる!」
今日の黒板
『 「はじめる」に おそいはない! 』
天月先生「最近、こういう活動を長くやってると、いろんなことを振り返るタイミングもたくさんあって。で最近、僕ちょうど料理を頑張ってみたりとか。で、いつから別に頑張ってもいいんだなって思いましたね。やっぱ始める難しさ楽しさってみんなスタートラインは一緒だし。だから今になって、すごくあれもやってみたい、これもやってみたいって気持ちがまた芽生えてきてるので。きっと学生の人達も何か今やらなきゃなと思ってることとかも、挑戦するチャンスはいくらでもあるから、僕らみたいにのんびり活動してる人達もいますし、焦らず自分なりに頑張ってもらえたらなと思います」
♪ タイムカプセル / 天月-あまつき-
こもり校長「SCHOOL OF LOCK!そろそろ下校の時間です。天月先生、少年T先生、今日はありがとうございました。そして、明日から歌コレがスタート。みんな参加よろしく頼む!」
こもり校長「SCHOOL OF LOCK!は、明日夜10時に再び開校!」
COCO教頭「起立! 礼!」
こもり校長・COCO教頭・天月先生・少年T先生「また明日〜〜〜〜〜〜!!!!」
こもり校長の放送後記
出してから“やっぱりナシ…“も出来るから
トライ&エラーだよ!!
COCO教頭の放送後記
天月先生と少年T先生の仲の良さが伝わったホンワカ教室だったな〜!
聴取期限 2023年9月7日(木)PM 10:00 まで
Music 2023.8.31 PLAYLIST
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天月-あまつき-、少年T「親が心配してた」歌い手をはじめたころのエピソード
ラジオの中の学校、TOKYO FMの番組「SCHOOL OF LOCK!」(月曜〜木曜 22:00〜23:55/金曜 22:00〜22:55)。8月31日(木)の放送は、歌い手の天月-あまつき-さんと少年Tさんがゲスト出演。パーソナリティのこもり校長(小森隼/GENERATIONS from EXILE TRIBE)とCOCO教頭(CRAZY COCO)が、歌い手として活動をはじめたころのエピソードを聞きました。