今夜は久々にあの人気授業を開催!!Amazon祭り!!!君の欲しいものは何?

こもり教頭「本日は9月8日火曜日！
あの〜、生徒たちには申し訳ないけど、今の教頭ね、めちゃくちゃお腹が空いている」

さかた校長「どういう状態なん？　それ。
なんかすごくね、今日、教頭がテンション高いんだけど。腹減っとったんかい」

こもり教頭「めちゃくちゃお腹が空いている」

さかた校長「それ、どういうシステム？　なんでお腹空いてるとテンション高いの？
あ、あれ？　狩ろうとしているってこと？　動物的本能みたいな？」

こもり教頭「いろんなこと我慢している生徒が聴いてると思うけど、俺は、お腹が空いている」



さかた校長「メシ食ってこい！　メシを一回、食ってこい」

こもり教頭「でも、それでも同じ時間を共有したいと思っている」

さかた校長「だから、2時間やるんだよ、今から」

こもり教頭「……」

さかた校長「なんだよ!!　急に！　急にテンション下がったよ」

こもり教頭「いやいや、そんな感じでね、テンション上がってるのよ」

さかた校長「まーまーまー。上がっていいです、今夜は。もういっちゃっていいです！」

こもり教頭「じゃあ、もうちょっと話していい？」

さかた校長「うわ〜〜コイツ〜〜〜助走する〜〜〜。もう、マックスでいっていいよ、今夜は」




『 祭り 』

さかた校長「さあ、今週のSCHOOL OF LOCK!は、毎日スペシャル授業をお届け！
2日目の今夜は、あの超大人気授業を久々開催！」

その名も…！
『Amazon祭り』!!!

さかた校長「『Amazon祭り』とは、生徒の君がほしいものをインターネット通販サイト“Amazon” でポチッと購入して、君の元へ即発送してしまうという、夢！　夢！　“夢のお祭り” です!!」

こもり教頭「もうね、Amazonのサイトでは、もう何でも売っていますからね！
そういう意味で、この授業には、確かに夢がありますね！」

さかた校長「もう夢のみなんですよ。
今年は、いろんなところのお祭りが中止になったり、夏フェスが中止になったりして、楽しめなかったって人もいますしね。
ただ、我が校には、このお祭りがありました！」

こもり教頭「生徒のみんなも、自粛を経て、もしかしたら以前とは、まったく違うものが欲しくなったりしてるんじゃないかな」

さかた校長「ゲームとかに興味なかったけど、自粛中に、家にいることが多くなって、ゲームだったり、漫画だったり…。みんなが買っていて、みんなと一緒に、部屋でも遊べるから欲しいって生徒もいるでしょう？
今日はね、1ミリも我慢しなくていい！」



こもり教頭「ほんとに!?」

さかた校長「1ミリもだ！　欲望のままに！
欲しいものをさらけ出せ〜〜〜〜!!!」

こもり教頭「うわ〜〜〜〜〜！
スゴイ、俺、欲望をさらけ出せって言われて、うわーって言ったの初めてかも」

さかた校長「いやいや、どういう欲かわからんけど、それは。
この祭りは、誰でも参加できるから、もうほら、この瞬間に参加してくれ！
得、得のみだから。1ミリの損もないから、そちら側には。
ぜひぜひ参加してほしい。
では、どうやったらこのAmazon祭りに参加できるのか!?
教頭、ルール説明、お願いします！」

こもり教頭「わかりました！
今、欲しい物があるという生徒は、
Amazonのサイトで、まずは欲しいものを見つけてください！
欲しいものを見つけたら、その欲しいものと欲しい理由を、我が校の【学校掲示板】に書いてスタンバイ！
生放送授業中に、君のスマホに電話がかかってくるのを待つ！　
電話がかかって来たら、我々が3択クイズを出題するので、クイズに答えてください！
答えるまでの制限時間は10秒間です。
見事3択クイズに正解した場合は、欲しい物をそのまま“ポチッ”！
残念ながら外れてしまったら、生徒が欲しいものと同じジャンルの中で、安い商品を我々が探して“ポチッ”！
生徒の元へ近日中に届いちゃうぞと！」

さかた校長「これはほんとに夢しかないよ。
あと大事なこと言ってなかった！ 本日、この『Amazon祭り』で、生徒のみんなにプレゼントできる合計金額は……10万円分！」

＜ジャラジャラ…＞

さかた校長「わー降ってきた〜〜〜」

こもり教頭「（この音通り）小銭で10万円はかなりなんじゃないかい？
いやー10万円分あれば、みんなが欲しいもの買えると思うよ」

さかた校長「俺だってないからね、Amazonで10万円以上の買い物。ぜんぜんない」

こもり教頭「僕もない。あれ？　今回、総額が10万円ってことは、今日の2時間、10万円を、生徒みんなでシェア？」

さかた校長「そう！　例えば、最初に電話をつないだ生徒が、5万円の商品を見事ゲットした場合、残りの金額は5万円になる」

こもり教頭「聴いてる生徒、めっちゃ複雑な気持ちじゃない？
応援したいじゃない？　“いけ！　頑張れ!　そこだ！”って」

さかた校長「なるけども、一人目の子が99900円の商品を当てたら、もう100円しか残らない。
でもこれはしょうがない。みんなが幸せになる祭りだから」

こもり教頭「まあね、そうね」


＜生徒が集まって来る音＞

こもり教頭「さあ、今日も生徒が集まってきました！
SCHOOL OF LOCK! 今日も開校です‼︎」

こもり教頭「…起立！」

こもり教頭「礼‼︎」

さかた校長・こもり教頭「叫べ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!」


♪ 　Walking with You / Novelbright


さかた校長「俺たちの思いは今、Novelbright先生が、すべて言ってくれたから」

こもり教頭「届けるから。ただただ、今日はみんなに幸せになってほしいから」

さかた校長「さあ、欲望、さらけ出してこい！　もしもし！」

フェンゴリさん　兵庫県　15歳　女性

さかた校長「とうとうチャンスがきたね」

こもり教頭「めぐってきたね」

さかた校長「お前の“もしもし”でテンション高いのわかったよ」

フェンゴリさん「はいっ！　テンション高めでいきます！」

さかた校長「さっそくお前の欲しいもの、教えてくれ！」

フェンゴリさん「はい。美顔器です！」

さかた校長「美顔器？　女子力というか？」

フェンゴリさん「はい。顔の筋肉を鍛えて小顔にする、マスク型のマシンが欲しいです」

校長＆教頭「マスク型のマシン？」

さかた校長「俺たちのイメージは、コロコロみたいな」

フェンゴリさん「いや。マスク型のマシンが欲しいです」

こもり教頭「2回言ったよ」

さかた校長「なんでそれが欲しいの？」

フェンゴリさん「私はフェンシング部で、女子校4年目なんですけど、女子力という言葉からだいぶほど遠い生活をしてきたので、高校にあがってから、まわりがヒールを履いて学校に来たりだとか…」

こもり教頭「ヒールを履いて?!」

フェンゴリさん「おしゃれをして学校に来るようになって、ちょっと焦りというか、ヤバイなって思い始めたので、まずは顔から」

さかた校長「だけどお前、普段、フェンシングでもマスクつけて、またマスクつけるってこと？
マスク漬けの青春になっちゃうけど？」

フェンゴリさん「そうですね」

さかた校長「なんて名前の商品？」

フェンゴリさん「ヤーマンって会社の、メディリフトってヤツです」

こもり教頭「今日はね、（スタジオに）パソコンがあるのよ。
ダンガリー先生が校長の横にいて、スネオ先生が教頭の横にいるっていう、不思議な絵になってるからね」

さかた校長「これ！　おい、今、調べたけど。小顔ブラック、シリコンみたいな。
おい、大丈夫か、このマスク、めちゃくちゃ怖いんだけど。画像みたら。戦士がつける鎧みたいなんだけど。刀ふりまわすみたいな」



こもり教頭「これ、戦うものがつけるヤツよ」

さかた校長「えっと。口元があいて、鼻と耳とほっぺと全部、ぎゅっと矯正する、みたいなやつかな？」

こもり教頭「なんか、甲冑についてるみたいなヤツ」



さかた校長「これは、なんか、ブルブルブル〜みたいな？」

フェンゴリさん「そうですね。顔の筋肉に振動を与えて鍛えさせます」

こもり教頭「電気の刺激みたいなので、表情筋とかを動かす。
え〜俺も欲しいかも」

さかた校長「値段が、27500円」

こもり教頭「わお。しっかりだな」

さかた校長「絶妙にちょうどいいね。フェンゴリさん」

こもり教頭「しっかりしてるよ。1発目にふさわしいね〜いいね〜」

フェンゴリさん「ありがとうございます！」

さかた校長「これで女子力上げてほしいから。
じゃあ、さっそく、いこうか！
答えるまでの制限時間は、10秒以内だ。
じゃあ、いくぞ！」

さかた校長「運命を決める！　Amazonクイズ！」

こもり教頭「さかた校長の実家は、福岡県でセロリ農家を営んでいますが、そのセロリには、日本語の名前“和名”があります。それは次のうちどれ？
1：フランスナズナ
2：スイスセロリ
3：オランダミツバ」

さかた校長「さあ、答えは何番!?」

＜チッチッチッ…＞

フェンゴリさん「1番！」

こもり教頭「それでは、正解は〜……！
3番！　オランダミツバ！
残念〜〜〜〜〜〜〜!!!」

フェンゴリさん「え〜、ショックですぅ〜〜」

こもり教頭「俺もショックです」

さかた校長「フェンゴリさ〜ん。すごい勢いで1番って言ったから、すごい自信があるのかと思った」

フェンゴリさん「いや、ぜんぜん自信なかったです」

こもり教頭「ま〜難しいよね。一応解説としては…。
“日本とオランダの交流が始まった１６００年頃、オランダ人がセロリを持ち込み、
オランダミツバという名前になった“と」

フェンゴリさん「ほうほうほう！」

さかた校長「お、学ぶ意欲はまだあった」

フェンゴリさん「（笑）　はい！」

さかた校長「そうなんだよ〜。オランダミツバっていうんだよな」

こもり教頭「え〜〜〜〜〜」

フェンゴリさん「実は、私のラジオネームがフェンゴリさんなんですけど、フェンシングのフェンと、ゴリラのゴリを掛け合わせてて。
でもやっぱりまだフェンゴリさんのままでした。まだゴリラのままでした」

さかた校長「いやいやいや、そんなことないよ」

こもり教頭「じゃあ、ちょっと、これに近いの探しましょうよ」

さかた校長「近しい安い、美顔になるような、探すよ、Amazonで。
…あった、見つけたわ。
さっきのマスクは怖かったけど、これはカワイイ。赤色だし、金色だし。
美顔ローラーをプレゼントしよう！」

フェンゴリさん「はい！」

さかた校長「美顔ローラー、Y字型、小顔ローラー。これが、3298円！
でもね、これ、Amazonで画像見てもらったらわかるけど、“え？　これ3298円？！”って思うよ。
普通に一桁高くてもいいんじゃないって、すごくいいと思う。
まずはこれで、1回、フェイスをしぼってくれ。
ありがとうな〜！」

フェンゴリさん「ありがとうございます！」


さかた校長「本日、生徒全員がゲットできる商品の合計金額は……10万円まで！」

こもり教頭「さっきのは、3298円だったから」

さかた校長「9万7000円くらいは残っているから」

こもり教頭「残りは？」

＜サンバの音楽＞

さかた校長「いや〜〜やってるね〜〜〜」

こもり教頭「今ね、この陽気な音楽に合わせて、ジェーン先生が、“こんなに真っ赤になってる顔見たことない”ってくらいで、黒板に残りの金額をね〜。
（※黒板に残金を書いて掲げているらしい）
それより、こんな真っ赤なジェーンの顔、見たことないよ？」

さかた校長「（笑）ちょっとマスクも真っ赤よ」

こもり教頭「残りの金額は、96702円と」

さかた校長「けっこう残ってるよ。
あ、あ〜〜〜ジェーンさーーん。あ〜出てっちゃった〜。
“なに、この音楽”と思ったら、まさかのジェーンさんのラウンドガール」

こもり教頭「しかもちょっとね、髪型もきれいに整えてた」

さかた校長「ちょっと腰くねくねしてたね」

こもり教頭「ちょっとやっちゃってました」

さかた校長「さあ、いこう！　欲望がある！　それは生きているということ！」



そこらへんの高校生　岐阜県　17歳　女性

さかた校長「テンション上がってるか？」

そこらへんの高校生「めっちゃ上がってます！」

こもり教頭「俺も上がってるよ」

さかた校長「じゃあさっそく、お前が欲しいものを教えてくれ！」

そこらへんの高校生「私は、プロジェクターが欲しいです」

さかた校長「それはどうして？」

そこらへんの高校生「TVが小さいので、大きなプロジェクターで、おうちで映画館みたいな感じで観たいです」

こもり教頭「欲しいプロジェクターは決まってるの？」

そこらへんの高校生「はい、決まってます！
QKKのWi-Fiプロジェクターってヤツです」

こもり教頭「これかな」

さかた校長「100インチ！　だいぶデカイぞ！」

こもり教頭「100インチ！
100インチって、2ｍ近いんじゃないか？」

さかた校長「畳2畳分ぐあいあるかも」

こもり教頭「しかも、Wi-Fiつないで、ケーブル不要。
スマホ、パソコン、TVスティック、ゲーム機、DVDプレイヤーなど、接続可能。すごいね、コレ」

さかた校長「これが、価格が、11980円。これはお買い得じゃないか」

そこらへんの高校生「そうですよね!!」

こもり教頭「あらまあ〜、これはアガるわ。当ててってもらいたいね」

さかた校長「じゃあ、そこらへんの高校生、覚悟はいいか！」

そこらへんの高校生「大丈夫です」

さかた校長「答えるまでの制限時間は、１０秒以内だ。
じゃあ、いくぞ！」

さかた校長「運命を決める！　Amazonクイズ！」

こもり教頭「問題。
昨日から４日間限定でスタートした愛の短期講習、【あいみょんLOCKS!】。
あいみょん先生といえば“マリーゴールド”という楽曲が有名ですが、マリーゴールドという花の花言葉は花の色ごとに変わるそうです。
オレンジ色のマリーゴールドの花言葉は、次のうち、どれ？
１：まごころ
２：永遠
３：未来」

さかた校長「さあ、答えはなんだ？」

そこらへんの高校生「2番で」

さかた校長「2番、永遠？」

そこらへんの高校生「はい」

こもり教頭「正解は…！　
2番〜〜〜まごころ〜〜〜〜!!!」

そこらへんの高校生「はあ〜〜〜〜〜！」

さかた校長「残念だ〜〜自信はあったか？」

そこらへんの高校生「いえ、あんまりなくて緊張しちゃってたんで、どうしようって思って、めっちゃ悩みました」

こもり教頭「悩んだかーー。
ちなみに、黄色のマリーゴールドの花言葉は健康」

さかた校長「ま〜でもこれはしょうがない。似たような商品を探しましょうか？」

こもり教頭「プロジェクターだからな〜〜」

さかた校長「壁に映し出すというかね」

こもり教頭「コレいいんじゃない？」

さかた校長「このね、スタープロジェクターライトベッドサイドランプ。
これね、家で、プラネタリウムみたいな。天井とか壁にきれいな星が」

こもり教頭「すごいよ、星も見れるし、あとこれ、Bluetoothで、音楽も流せるから」

そこらへんの高校生「うわ〜〜♪」

さかた校長「だから、音楽も、きれいな星空も眺めて、一人でロマンチックな気分になれる」

こもり教頭「10種類の点灯モードがあるからね。で、音楽も聴けて」

さかた校長「価格は、3799円！　これも安いね〜。
といういことで、そこらへんの高校生、残念だったけども、こちらのスタープロジェクターを“ぽちっ”っとして、すぐ、飛ばすから。そっちのほうに」

そこらへんの高校生「ありがとうございます！」

こもり教頭「楽しみにしていてくれ！」



今のところ正答者はゼロ！　続いてのチャレンジャーはこちら！

リョッチー　石川県　17歳　男性

さかた校長「早速、お前の欲しいもの、教えてくれ！」

リョッチー「はい。Nintendo Switch Liteです」

さかた校長「うわ、リアルだなあ〜」

こもり教頭「それは欲望のままだね、いいね〜〜」

さかた校長「なんで欲しいの？」

リョッチー「ずっと、“あつまれどうぶつの森”がしたいなと思っていて、でも、うち家電製品がいっぱい最近壊れたんですよ。それでいっぱいお金、飛んでって」

さかた校長「なるほど。ちょっと買ってって言いづらい感じだ？」

リョッチー「はい、そうです」

さかた校長「これはじゃあ、ぜひ、当ててほしいな。ちなみに、色は？」

リョッチー「ターコイズブルーでしたっけ？」

こもり教頭「ターコイズね〜〜これ、いい色だよね〜。ってか俺、ライトもいいんだよなあ〜」

さかた校長「25290円。残り2点、ご注文お早めに。だから。早くいかないと！」

こもり教頭「急がないと！　当たった瞬間に飛ばすから！　すぐ、ぽちるから！」

リョッチー「はい！」

さかた校長「じゃあ、いくぞ。
答えるまでの制限時間は、10秒以内だ」

さかた校長「運命を決める！　Amazonクイズ！」

こもり教頭「問題。
8月19日に、記念すべき100回目の授業を行った、さかた校長とこもり教頭。今までに迎えたゲスト講師の数は、リモートを含め、計34名。
2人が校長、教頭になったこの4月から、一番初めに生放送教室に来てくれたのは、次のうちどれ？　
リモートでの来校は除きます。
1：GReeeeN先生
2：SUPER BEAVER先生
3：豆柴の大群」

さかた校長「さあ、答えはどれ!？」

リョッチー「1番…」

こもり教頭「まだあるぞ、時間」

さかた校長「リョッチーいいか？　1番、GReeeeN先生で？」

リョッチー「はい」

さかた校長「では、教頭、お願いします」

こもり教頭「正解は…！
3番、豆柴の大群〜〜〜〜!!!」

リョッチー「あぁ〜〜〜〜〜〜」

さかた校長「あぁ〜〜〜〜〜」

こもり教頭「解説すると、GReeeeN先生は、リモートでの初ゲスト。
SUPER BEAVER先生は、2組目の来校ゲスト」

さかた校長「で直接、生放送教室に来てくれたのは、豆柴の大群なんだよね〜」

こもり教頭「これ、難しいよ〜〜〜」

さかた校長「難しかったね〜〜。
ちょっとじゃあ、替わりのものを探すわ」

こもり教頭「じゃあ、任天堂シバリにしましょうよ〜。せめて」

さかた校長「お前が家でも楽しめるヤツな。
え〜〜これでいこうかな。『ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ』」



こもり教頭「バックトゥーベーシック！」

さかた校長「あの、ファミコンのちっさいヤツ。昔のソフトが10本ぐらい入ってるのかな？」

こもり教頭「30本ぐらい入ってるんじゃない？」

さかた校長「あ、そんなに入ってる？」

リョッチー「そんなにあるんですか!?」

さかた校長「ドンキーコング、パックマン、マリオブラザーズもあるし。ゼルダもあるし」

こもり教頭「ゼルダ、やりたいわ！　これもすごいな」

さかた校長「けっこうなんでもあるぞ。マリオブラザース3まである。
これすごいよ」

こもり教頭「ナチュラルにこれ、すごいぞ」

さかた校長「ベストセラー1位だし。価格が、5,980円」

こもり教頭「お、いいじゃ〜〜〜ん」

さかた校長「お前、昔は、本体だけで何万もしたんだぞ。
これをぽちっとして、届けます。これでいっぱい遊んでくれ！」

リョッチー「ありがとうございます！」


♪ 　豆柴の大群-お送りするのは人生劇場- / 豆柴の大群


こもり教頭「これ今日の問題、すごいわ。早押しだったら、俺も、GReeeeN先生って言っちゃうわ」

さかた校長「これも人生だね」

こもり教頭「でも、欲しいものではなかったと思うけど、なるべく近しいものをね。
ニンテンドークラシックも、いいと思う。楽しいゲーム、いっぱい入ってるもん」

さかた校長「だって30作品あるから」

こもり教頭「これ、やったことなかったわ。っていうのもあるだろうし。
あと、スターライトプロジェクター、いいよね」

さかた校長「音楽かけながら光を観るっていう、ドラマチックな夜になると思うから」

こもり教頭「あと、美顔ローラーでしょ」

さかた校長「美顔ローラーはね、あれ、ほんといい。ちょうどいい。
マスクはね、上級すぎる。
でも、当たってないから、まだ9万以上、残っているのよ」

こもり教頭「高額商品、イケちゃう!?」

さかた校長「ぜんぜんイケる。
え？　8万7千円くらい？
これ、教えてくれるのは、ラウンドガールのジェーンじゃないの？」

こもり教頭「サボってんぞ、ラウンドガール。なんだよ、外から言ってきやがって」

さかた校長「“今日は当たらないから休もう”じゃなんだよ」

こもり教頭「さっきみたいに、真っ赤になってくねくね俺らのまわり歩いてくれよ」

さかた校長「ま、でも8万7千円あるから。
生徒のみんな、まだまだ狙えるから。欲望をさらけ出してくれ。
欲しいもの、グレードアップしていいから」




まだまだ残金は残っているぞ〜！　どんどんいこう！

こもり教頭「さあ、Amazon祭り、今、いくら残ってるの？」

＜サンバの音楽＞　
〜ラウンドガール登場！〜



こもり教頭「おい、しっかりやれよ！」

さかた校長「心折れてんじゃんよ〜」

こもり教頭「黒板ちょっと下げめで来たよ」

さかた校長「今、ラウンドガールのジェーン先生がね、黒板に残金を書いて」

こもり教頭「我々のまわりを回っておりますけど」

さかた校長「顔を見せろ！」

こもり教頭「何隠してんだよ〜〜。
何で顔を隠して恥ずかしがってるのに、俺らのまわりを歩けるんだよ！
言わないぞ、残金を」

さかた校長「87323円、残ってるから」

こもり教頭「今日は、緑の時計に緑のシャツで合わせてきたんだな、ジェーン」

さかた校長「いやいや、トータルコーディネイトいいわ、ジェーンさんの」

こもり教頭「あ、こういう子、こういう子」



こもり教頭「こういうことよ。こういう欲望よ」



こもり教頭「ちょっと待ってくれ。おい。」

さかた校長「ほしいだろうけど、87000円あるのよ。87000円分のシャーペンってことか？
“少し”とかも、書くな。大量にでいいんだから。万年筆でいい。たっけーブランドのさ」

こもり教頭「今夜はいいのよ。欲望のままに言ってほしいから」



こもり教頭「かーっ、なんで!?　なんで、3000円なん？　ゼロ一個プラスで」

さかた校長「3万でいい。
あ、ってか、“友達の誕生日にあげたい”だって」

こもり教頭「ならなおさら。20倍にしていいわ。6万でいい」

さかた校長「なにかプラスしろ」

こもり教頭「ピカチュウ出す」

さかた校長「ピカチュウも安いだろ、単体だと。
100匹くらい出していい。ポケモンだと。マジで、はしゃいでいい」

みんな控えめだなぁ〜〜。もっとどす黒い欲望を見せてくれ！
次の生徒カモン！

さかた校長「いこうか。
君の心の奥に隠しているものは何だい？ もしかして、欲望??
もしもし」

上白糖3号　静岡県　14歳　男性

さかた校長「テンション上がってるのか？」

上白糖3号「嬉しいです」

こもり教頭「チャンスがめぐってきてるぞ、今」

さかた校長「上白糖3号、欲しいものはなんだ？」

上白糖3号「ミラーレス一眼カメラです」

こもり教頭「欲しいメーカーとか決まってるの？」

上白糖3号「あ、はい。オリンパスの、OM-DのE-M10」

こもり教頭「これね、しっかりカメラ」

さかた校長「最近俺が教頭からもらった、俺は富士フイルムだけど、似てるわ。どうして欲しいの？」

上白糖3号「おじいちゃんからもらった古いカメラもあるんですけど、なかなか古くて、フィルムなので、お金もかかっちゃって」

さかた校長「そうだよね〜〜。現像するたびにお金かかるもんな」

こもり教頭「俺ね、何が嬉しいかってね、このオリンパスのミラーレス一眼カメラ。
なんと、値段が、51800円！　さすが調べてるね〜」

さかた校長「よかった〜。ぜんぜんいいんだよ。もっと高いのでもいいんだから
じゃあ、上白糖3号。覚悟はいいか？」

さかた校長「じゃあ、いくぞ。
答えるまでの制限時間は、10秒以内だ」

さかた校長「運命を決める！　Amazonクイズ！」

こもり教頭「問題。
先月8月25日に行った授業『セミサマーフェスティバル』。
そのなかで、セミイントロクイズが行われましたが〜〜〜〜〜カモン！

＜セミの声＞

さて、このセミの鳴き声は、次のうち、どれ？
１：ヒグラシ
２：アブラゼミ
３：クマゼミ」

さかた校長「さあ、答えはどれ？」

上白糖3号「1で。1番でお願いします」

さかた校長「1番のヒグラシでいいか？」

上白糖3号「はい」

さかた校長「では、教頭、お願いします」

こもり教頭「正解は…！
3番、クマゼミ!!!」

上白糖3号「あ〜〜〜〜〜〜〜」

さかた校長「あ〜〜〜〜〜〜〜〜。
けっこう自信まんまんな感じだったけど、上白糖3号？」

上白糖3号「いやあ〜、セミ、どれも一緒に聴こえるんで」

こもり教頭「いや、わかるよ。上白糖3号は静岡県出身だから、教頭と一緒よ、ヒグラシだと思うんだよ」

さかた校長「悔しいな。でもしょうがない。探そう」

こもり教頭「一眼は無理でも、デジタルカメラいこう。フィルムじゃないやつ」

さかた校長「ちょっと探してみるわ」

上白糖3号「ありがとうございます」

さかた校長「お、これはいいんじゃないか？
えっと、KENKOデジタルカメラＤＳＣ131万画素、動画静止画撮影可能。
お、これすごいよ。3249円。
あ、なるほどね。手の平サイズのカワイイやつだ」

こもり教頭「握れるくらいの小さいカメラだ。つまめるくらいのカメラ」

さかた校長「画素的には、フィルムくらいかも。ざらっと撮れる。逆に、エモいかも」

こもり教頭「ってか、普通にカワイイ。トイカメラって書いてある。おもちゃっぽくてカワイイわ〜」

さかた校長「色が、ピンク、スカイブルー、チーズ黄色、黒があるけど」

上白糖3号「じゃあ、黒で」

さかた校長「黒、いいよ。じゃあ、ぽちっとな。じゃあ、これで良い写真撮ってくれ」

上白糖3号「ありがとうございます！」


♪ 　Flash!!! / King Gnu


さかた校長「いや〜なかなか当たらない。これが逆に、ヒリヒリするというか。
似たようなヤツを送ったけど。おもちゃだけど、ちゃんと撮れる。
もっと、欲望を全開にね！」

こもり教頭「俺、本気で当たってほしいんだよね」

さかた校長「それはもう全員が思っている」

こもり教頭「三択だから、33％なんだよな〜。
あれ？　いくらよ？　今、残金？」

＜サンバの音楽＞
〜ラウンドガール登場〜

こもり教頭「あれ？　ジェーン先生、“ちょっと私、もう負けませんよ”って顔してるじゃん。“恥ずかしくないですよ、私も〜”の顔しているよ。
さっき俺がトイレ行った時すれ違ったけど、そのときね、ぼそっと“サイアク”って言ってたもん」



さかた校長「ちょっとジェーン先生。替わりたいくらいですよ、こっちは」

こもり教頭「こっちがやりたいよ。もっと自信もって来てよ〜〜。
あれ、何？　なんで、ちょっとアゴ、くいってしたの？」

さかた校長「さあ、残金は、84074円！」

こもり教頭「黒スキニーに、マーチンのブーツだったね」

さかた校長「いつも、マーチンがよくお似合いで！」


それでは次の生徒に逆電！　そろそろ当ててくれ〜〜!!!

はっちゃ　千葉県　15歳　男性

さかた校長「どうだ、今のところ、正解出てないけど？」

はっちゃ「すごい緊張してます」

こもり教頭「もうここまでくるとさ〜今までの全員の生徒の気持ちが、
積み重なってるからさ〜」

はっちゃ「はい……」

こもり教頭「欲望のはずが、ちょっとプレッシャーかかるよな？」

はっちゃ「そうですね〜」

さかた校長「3分の1だから。確率は、どんなに知らない問題が出ても3分の1だから。ぜひ当ててほしい。何が欲しいの？」

はっちゃ「僕が欲しいのは、ワイヤレスイヤホンです」

こもり教頭「もう決まってるの？」

はっちゃ「はい。ジャブラって会社さんの、エリート75tっていう」

さかた校長「ジャブラの完全ワイヤレスイヤホンね」

こもり教頭「出てくるわ、すぐ出てくるわ。
Bluetooth、あ、ノイズキャンセル付き、ノイキャンついてるじゃん」

さかた校長「これはけっこういいぞ。ちなみに価格が、16,632円」

こもり教頭「あら、いいイヤホン〜〜〜」

さかた校長「どうして欲しいの？」

はっちゃ「普段から、スマホでラジオだったり音楽を聴いているんですけど、最近、片方が壊れてしまって、今、聴こえない状況なので、欲しいんです」

さかた校長「そのイヤホン、いくらぐらいだったの？」

はっちゃ「4000円くらいだったと思います」

さかた校長「あ〜〜4倍だからね！　これはいいよ」

こもり教頭「あのね〜。このワイヤレスのノイキャンで聴くSCHOOL OF LOCK!の学校運営反省会議は、いいぞ〜〜〜」



さかた校長「これはちょっと聴いてほしいね」

さかた校長「じゃあ、いくぞ。
答えるまでの制限時間は、10秒以内だ」

さかた校長「運命を決める！　Amazonクイズ！」

こもり教頭「問題。
『SCHOOL OF LOCK!　地域未来留学プロジェクト』、オンライン学校訪問と称して鳥取県と協力し、青谷高校、倉吉農業高校、日野高校の３校の魅力を伝える動画がYouTubeにて現在、公開中ですが、そんな鳥取県に、実際に存在する、温泉の名前は次のうちどれ？
1：グアム温泉
2：バリ温泉
3：ハワイ温泉」

さかた校長「さ〜答えはどれ？」

はっちゃ「3番で」

さかた校長「3番、ハワイ温泉。では、教頭、お願いします」

こもり教頭「正解は…！
3番、ハワイ温泉！」

はっちゃ「やった!!」

さかた校長「今、校長、教頭、スタッフ一同で拍手しております！」

こもり教頭「やったぜ！　はっちゃやったぜ!!!」

さかた校長「はっちゃ、これは正解知ってた？」

はっちゃ「いえ、知らないです、カンです」

こもり教頭「さすがやね〜〜〜〜」

さかた校長「よくやった！
じゃあ、お前がほしいワイヤレスイヤホンを、今、ポチッと押しました！
すぐ届くようにしていいですか！」

こもり教頭「しかも、これ、言っていいですか？　“プライム商品”です」

さかた校長「夜明けには届いちゃうんじゃないか？」

こもり教頭「それは早すぎます」

さかた校長「もう、ワクワク待っていてほしい。おめでとう！
いっぱいいろんな音楽、聴いてくれ」

こもり教頭「おめでとう！」

はっちゃ「ありがとうございます！」


♪ 　TEENAGE RIOT / 米津玄師


こもり教頭「さあ、SCHOOL OF LOCK!は、校長先生の黒板で締めていますが」

さかた校長「あれ？」

＜サンバの音楽＞
〜ラウンドガール登場〜

さかた校長「黒板がないと思ったら、ジェーン先生の残金黒板で」

こもり教頭「確かに、ラウンドガールが持ってるやつ見たことあるなと思ったら」

さかた校長「だけど、残金が変わってなさすぎるんだよな。数字が。67442円。
まだまだいってやりましょうよ！　もしもし！」

しゅんP　静岡県　16歳　男性

さかた校長「学年は？」

しゅんP「高校2年生です」

さかた校長「Amazon祭り、テンション上がってるか？」

しゅんP「上がってまーす」

さかた校長「さっそくだけど、欲しいものは何だ？」

しゅんP「欲しいのは、ダイソンのホット＆クールです」

こもり教頭「いいね〜。わかりやすいね〜〜〜」

さかた校長「ダイソンの、ホット＆クール」

こもり教頭「あれでしょ？　羽根のついてない扇風機でしょう？」

しゅんP「そうです、そうです!!」

こもり教頭「しかも、ホット＆クールってのは、冷たいのも、あったかいのも、
出るやつだよな」

さかた校長「これでいいのかな？
ピュア　ホット＋クール？　空気清浄ファンヒーター？」

しゅんP「それです、それです」

こもり教頭「めちゃくちゃイイヤツじゃん」

さかた校長「これが、いくらだ？　67820円」

こもり教頭「あ、今、きました。378円足りないそうです」

さかた校長「誰かー誰か、俺の財布を持ってきてくれ！」

こもり教頭「マジで、言ってる？」

さかた校長「いやいや、すくねーから。378円だから。これは、俺が追い金するわ」

こもり教頭「えっ！　校長の自腹？」

しゅんP「ありがとうございます!!!」

さかた校長「これはもうギリギリ、お前が当てたら10万使い切れるから！
あ、お前、なんで、コレ欲しいの？　ぜんぜん聞いてなかったけど」

しゅんP「あ、自分の部屋のエアコンが壊れてしまって、暑いんです」

こもり教頭「うわ、そりゃたまらんね」



さかた校長「まだまだ残暑、キビシイから」

しゅんP「そうですね。浜松なので、すごい暑いんです」

さかた校長「これはもうすぐ、ぽちっとして、送りたいわ」

さかた校長「じゃあ、いくぞ。
答えるまでの制限時間は、10秒以内だ」

さかた校長「運命を決める！　Amazonクイズ！」

こもり教頭「問題。
先月、8月10日から4日間、期間限定で我が校の女子クラス【GIRLS LOCKS!】に登校してくれた浜辺美波ちゃん。
そんな浜辺美波ちゃんの代表作といえば、映画『君の膵臓を食べたい』。
この劇場アニメ版の主題歌sumika先生が担当していますが、その主題歌は次のうちどれ？
1：ファンファーレ
2：春夏秋冬
3：ハイヤーグラウン」

さかた校長「では答えはどれ？」

しゅんＰ「2番で」

こもり教頭「正解は…！　
2番、春夏秋冬!!」

しゅんＰ「やったーーーーーー!!!
やった〜〜〜〜〜〜！　嬉しい〜〜〜〜〜！
ドキドキしました」

こもり教頭「よくやったーーー!!!」

さかた校長「ドキドキしたーーーー!!!」

こもり教頭「あのね、ファンファーレは、オープニングテーマなのよ。ひっかけよ」

さかた校長「しゅんＰ、知ってた？」

しゅんＰ「いや、知らなかったです」

さかた校長「でもカンで？」

しゅんＰ「カンです。嬉しいです」

こもり教頭「ほんとよくやった、ほんとおめでとう!!」

しゅんＰ「ありがとうございます」

さかた校長「今すぐ、ぽちっとするから。届いたら、16度くらいにしちゃえ。キンキンにして。
ありがとうな〜〜！　おめでとう！」

こもり教頭「おめでとう〜〜〜〜!!!」

しゅんＰ「ありがとうございます！」


♪ 　春夏秋冬 / sumika


こもり教頭「今日は、ひとつのストーリーだったな〜。誰も当てられなくて、悔しい思いして」

さかた校長「こんなんじゃ祭りじゃないよ、こんなんじゃって」

こもり教頭「生徒からもね、“夏が終われないよ！”」

さかた校長「そしたら、見事2人当てて。7万近くありましたが、全部、きれいに」

こもり教頭「キレイになくなったんでしょう？」

さかた校長「マイナス378円。こぼれたので、それは僕が」

こもり教頭「ほんとに？　378円か、確認しないとわかんなくない？」

今日の黒板

『マイナス378円　また明日♡』

Music 2020.09.08 PLAYLIST