授業テーマは、反抗期武勇伝〜あの頃は、若かったなぁ〜

SCHOOL OF LOCK!

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聴取期限 2023年10月18日(水)PM 10:00 まで

授業テーマは、反抗期武勇伝〜あの頃は、若かったなぁ〜


COCO教頭「スイカゲームって生徒のみんな知ってる? 100万ダウンロードを超える勢いらしいんだけど。ただ、私は今ダウンロードしたけど、絶対ちょっとこれ違うな。世間がダウンロードしてるやつとは違う気がするな。Nintendo SWITCHを買わないとダメなんだな」

SCHOOL OF LOCK!


『 うっせえな! 』

こもり校長「教頭は、生徒のみんなくらいだった頃は周りの人に言ったことある?」

COCO教頭「“うるさい”はあるね。母ちゃんにある」

こもり校長「お母さんに? 生徒ぐらいの頃よ」

COCO教頭「そうだよ。中学が反発してた言い方はしていたかもしれないけど。校長は?」

こもり校長「ないかな? …直接はないかもな」

COCO教頭「どういうこと?」

こもり校長「直接、面と向かっては言ったことない。怒られて、その怒られが終わって1人になった時とかに、“っせーなぁ”みたいなムカつきはあったけど、直接言ったことは親にはないね。先生とかにも直接ってないな」

COCO教頭「先生にいく方がハードル高くない?」

こもり校長「だからないんだって。人の話を聞いて」

COCO教頭「聞いてます。聞いてますよ(笑)」

こもり校長「ここ最近でも、教頭にしか言ってないもんね」

COCO教頭「いやいや(笑)」

<COCO教頭「うっせえなぁ」>

COCO教頭「あ、さっき言ったの、すぐ使ってる(笑)」

こもり校長「何か、“うっせぇな感”がないね」

COCO教頭「どういうこと?(笑)」

こもり校長「憎みがない。だし、何かキャラ感がある。いつになったらそのキャラは抜けるの?」

COCO教頭「何か頑張っちゃうのかな。来年に向けてちょっと取り外す作業を進めていかないと…」

こもり校長「(小声)うっせぇな」

COCO教頭「おい、私に対しては言ってんな(笑)」

こもり校長「もう1回、取り繕ったCOCOじゃないやつやって。本当の、うっせえなぁを聞かせてよ」

COCO教頭「いきます。…うっさいなぁ」

こもり校長「今夜は、そんな強い言葉もついつい吐き出したくなっちゃうぐらいの時期について考えていこうと思う。SCHOOL OF LOCK!、今夜も開校です!」


♪ うっせぇわ / Ado


こもり校長「こんなにもぴったりの曲があったんだって思っちゃったわ」

COCO教頭「(笑) ドンズバよ」

こもり校長「そうね。Ado先生が今、令和の時代に先頭に立って言ってくれてたのね」

COCO教頭「一言一句そのままでだからね」

こもり校長「ホントだよね。俺、こんな風に黒板書けたかな? ちゃんとこれを文字にして書けてた? あ、ちょっと違うのね。“うっせえな”って書いちゃってるね。“うっせえわ”じゃなくて」

こもり校長「突然なんだけど、この間、学校掲示板にこんな書き込みがあったの」


校長、教頭、こんばんは!
私は今、たぶん反抗期で母に注意されたことに対して
反抗的な態度で言い返してしまいます。

言い返したことに対して、自分が悪いのはわかっているし、
私が素直に聞き入れれば、母とも楽しく過ごせるのも分かっています。
だけど言い返しちゃいます。

正直、どうしたらいいか分かりません。
すぬぺ
女性/14歳/兵庫県


こもり校長「まさに反抗期真っ只中にいる生徒からの書き込みなんだけど。ぶっちゃけ、これを聞いて教頭どう思った?」

COCO教頭「最初に頭に浮かんだのは、ちょっとお母さんと距離感が近いのかなって思ったのよ。自分が一番反抗期の時って、中学2年から3年の時だったんだけど、ずっと近くにいるから、たぶんお母さんも私にイライラしてるのよ。で、言い方が普通に“そういうのをやめてね”と言ってくれたらいいものを、“なんでまたそれしてんの?”みたいな。何か売り言葉に買い言葉じゃないけど、こっちもその熱量で返しちゃってるっていうのがあったから、“ちょっと距離今近いんじゃん?”って思った。校長はどう?」

こもり校長「俺は母親との距離感が俺は分かんないから。中学から1人で東京に来ちゃったところもあるし、10代の時に母親とは6年ぐらいしか一緒に住んでいないから。だから、反抗期の感覚が分かんないよね。ただ1つだけ、この話を聞いて思うのは、すぬぺ自身がすごく戸惑ってるんだろうな。どうしたらいいのか分からないし、“こうしたらいいというのは分かってるのに、その絶対な答えに従えない自分の感情って何?”みたいな。そことの葛藤がすごくあるんだろうなって感じるのと共に、“今、たぶん反抗期なんだろうな”って気づいている生徒が実際すごくたくさんいるんだろうなと。で、それに気付いてる生徒はただ毎日葛藤するしかないのかなとか、そういうことを思うよね」

COCO教頭「反抗期ってこの言葉は大人目線で見たものだから、何かイライラするし、何か虫の居どころ悪いし、“何なん、これ? でも、これが反抗期なのかな?”ってなってる生徒も多いかもね」

こもり校長「だから今夜は、親がムカつくとか、何を言ってるか理解できない、家に帰るのもだるい。そんな風に毎日感じている生徒のために授業を届けていく!」

『反抗期武勇伝〜あの頃は若かったなぁ〜』

こもり校長「今夜は、反抗期のことをより深く学んでいくために、反抗期を一足先に終えた生徒に電話を繋いでいくと。当時、周りの人に向けてしまったことを武勇伝として語ってもらいながら、その頃を経て、今どう感じているのかを教えてもらいたい」

COCO教頭「なるほどね。だから反抗期の師匠に話を聞いていこうってことね。でも、わざわざ武勇伝にしてもらう必要ってある?」

こもり校長「反抗期って悪い行動じゃないじゃん。たぶん誰しも自然とあるもので、だからこそ暗くなったりとか重くなったりする必要はないのかなと思ってて。むしろ胸を張って武勇伝として頑張ってほしいなと思うと」

COCO教頭「朝、おはようも言わずに学校行ってやりましたとか、弁当を食べずに学食のパンで昼飯済ませてありましたとか、そういうこと?」

こもり校長「そういうことになるのかな。だから、とにかく自信満々に語ってもらいたいわけ。俺は悪いことではないと思うから。何かそういう反抗期ある?」

COCO教頭「武勇伝的な? 思い返すと、お母さんと一緒にいないのがカッコいいみたいなのがあって。私の家って毎週日曜か土曜は絶対、家族親戚で外食しに行くのがあったの」

こもり校長「あった。俺友達もそういう家庭の友達いたよ」

COCO教頭「そうそう。小学校の時とかは、それが普通だったけど、中2の自分も学校生活がうまくいってない時期になって、反抗期になっちゃった時に、“もう行かない。家で食べる”みたいな。それが、“いや1人でご飯を食べれてるし、かっこいい”みたいな感じで、ちょっと勘違いしてた時期はあった」

こもり校長「なるほどね。反抗期って何なんだろうな。言われると確かに、学校をズル休みしてる、みたいなことも反抗期なのかな?」

COCO教頭「そうじゃない? だって、本当はそうしなきゃいけないことをしてない、それに対して反抗してるわけじゃん。行ってなかったんですか?」

こもり校長「はい。僕行ってなかったですよ」

COCO教頭「あ、武勇伝出た(笑)」

こもり校長「自分で朝連絡して、“すいません。体調悪くて”って。で、うちの学校は1時間目を休んでも、2時間目が始まる頃ぐらいに学校に行けば、再度連絡がなかったんで。だから、朝連絡して、“すみません。体調悪くてちょっと遅れます”って1時間目終わるぐらいのゆっくりしたぐらいに行って、2時間目始まりぐらいに登校するみたいなのを結構常習犯的にやっててたよ」

COCO教頭「でも普通は、自分で電話してOKってこと自体が結構珍しいじゃん。で、行かなくて、2時間目とかに登校した時に、離れてるお母さんとかにバレることはないの?」

こもり校長「それが、2時間目が始まるまでに行けば言われなかったのよ」

COCO教頭「そうか。じゃあ、1時間目だけ遅刻してるこもり校長のことを、遠く離れたお母さんは知らなかったの?」

こもり校長「そう。すごいよね。だから、そういうところは確かに反抗だったかもね。親に対して何か後ろめたさを感じながら、そういう駄目なことをしてしまう、みたいな自分。でも、それは自分の欲に紛れてやってしまうみたいなところがあるよね」

COCO教頭「ちなみに、それは最終的にはバレてない?」

こもり校長「最終的にはバレた」

COCO教頭「バレたんかい(笑)」

こもり校長「俺が学校に、“すみません。遅刻します”って言った後に寝てしまって、気付いたら3時間目が始まるぐらいの時間で。もう親から鬼電。“いい加減にしなさい”ってバチ切れです」

COCO教頭「(笑)」

こもり校長「学校の先生が連絡しちゃってね。“まだ来てないんですけど、どうですか”?みたいな。“別に息子から特に何もないんですけど”って」

COCO教頭「で、今までのことも?(笑)」

こもり校長「全部言われた。で、最近すごく頻繁に体調が悪くなられてたみたいですか大丈夫ですか?””あ、聞いてないです”って」

COCO教頭「一番最悪なパターン(笑)」

こもり校長「激怒られしたね」

COCO教頭「そういう武勇伝ちょっとみんなにも聞かせてほしいね」

反抗期武勇伝
今絶賛反抗期かもしれない。
親は元英会話教師で、英語が話せる。「それでこう勉強したらいいよ(しろ)」っていうのを実践した記憶がない。
反抗期…なのか?
ろうおう
女性/15歳/宮城県
2023-10-11 15:26


COCO教頭「これはつまり、親が教師だったら、言ってくれたアドバイスを聞けば、ロジック的には一番勉強にはなるってことじゃん」

こもり校長「そうだね。でも、したことがないのであれば、それって果たして反抗期なのかとか、ちょっと思っちゃうわけ。してたけれども、急に何か“やりたくない。なんであんなの言うことだけ聞かなきゃいけないの?”なのかなとか。でも、今までずっとやってこなかったことに、ある日“いや、これはもしかしたら母親への反抗心なのか”って気付いたってことは、それは反抗期の感情の芽生えなのかなとか。何かどう取るかみたいな、どこの葛藤かとか、ちょっと悩むよね」

COCO教頭「そうだよね。もしかしたら、そもそも親が紹介してくれてる勉強法で腹落ちしてない可能性あるじゃん。納得したらするし。だから、反抗期ってよりは、そもそも“ちょっとこの勉強法どうなの?”って疑問がある状態なのかもね」

こもり校長「そうだね。今夜は、反抗期を今まさに迎えている生徒のための授業。反抗期をすでに終えた生徒に、今あの頃についてどう感じているのかを聞いていきます」

地雷系女子代表 愛媛県 16歳

こもり校長「学年は?」

地雷系女子代表「高1です」

こもり校長「さっそくなんだけど、反抗期武勇伝を教えてもらってもいい?」

地雷系女子代表「中3の受験シーズンに反抗期ピークで、お母さんと口喧嘩になって、警察沙汰になったことです(笑)

COCO教頭「結構だね(笑)」

こもり校長「しかも去年のことだね」

地雷系女子代表「そうです」

COCO教頭「なんでそうなったの?」

地雷系女子代表「元々、お母さんがスマホを使う時間とか、寝る時間起きる時間とか結構厳しめで。それに嫌気が差して口論になって、私が家出して。心配してくれたお母さんが警察して、保護されて」

COCO教頭「家出ってどれぐらいの期間したの?」

地雷系女子代表「2時間です(笑)」

こもり校長「でも、夜に家を出たってこと?」

地雷系女子代表「そうです。10時とか」

こもり校長「いつの頃の話? それが中3?」

地雷系女子代表「そうです」

こもり校長「そうね。中3で10時に出ちゃったら、さすがにちょっと心配にもなるかなと思うけど。いつごろから反抗期かなって思うようになったの?」

地雷系女子代表「中1の始まりくらいから。小学生の時には気にならなかった小言にすごくイライラしたりとか、“分かってるから”っていうのが多くなってきて」

COCO教頭「小言は、さっき言ってたみたいな、そのスマホの時間だったりってこと?」

地雷系女子代表「そうです。あと、宿題したのかとか、帰ってくるの遅いんじゃないのかとか、誰と遊びに行くのかとか」

こもり校長「それはやっぱ、基本、お母さん?」

地雷系女子代表「そうです。お母さんです」

こもり校長「でも、帰ってくるのが遅いんじゃないかとか、誰と遊んでいたのとか、そういうのって普通の会話の中であるかなって思うんだけど」

地雷系女子代表「ちょっと、言い方が、うちのお母さんは強めで。普通に“誰と遊んできたの?”って言われるんだったら、“あ、誰々ちゃんと”って言えるんだけど、“誰と遊んできたん?”ってちょっと強めに言われると、“は? なんでそんなこと言われなきゃいけないの?”みたいな」

こもり校長「まぁ、売り言葉に買い言葉じゃないけど」

地雷系女子代表「そうですそうです」

COCO教頭「ちょっとトゲがある言い方なんだね。それに対してどう返事するの?」

地雷系女子代表「“別に誰でもいいでしょ!”みたいな」

こもり校長「それはなるよ(笑)」

地雷系女子代表「最初は、“誰々ちゃんのとこ行っとったんよ”とか言ってたんですけど、だんだん会話をするのが嫌になってくるというか、“細かくない?”とか。ちょっと寝るのが遅いとか、部屋に入ってきて言われたりとかすると、“あ〜もう!”ってなって」

こもり校長「地雷系女子代表からすると、“お母さんはちょっと気にしすぎじゃない?”みたいなこともあるの?」

地雷系女子代表「あります。すごく心配性なところがすごくあって。あと、部屋の片付けがものすごく苦手で。お母さんはだいぶキレイ好きで。髪の毛が落ちてるの許せないタイプなんですよ。でも私は、机に置いてるものとか別に気にならないし、別にいいかなってところで、お母さんが、私が学校に行っている間に勝手に部屋に入って、部屋チェックをするのがすごく嫌で、“やめてよ”って」

COCO教頭「それ嫌だね。だって自分の部屋でしょ?」

地雷系女子代表「そうです」

COCO教頭「勝手に入ってきちゃうんだ?」

地雷系女子代表「そう。で、“次、汚かったら、推しのグッズも全部捨てるから”みたいなこと言われて」

こもり校長「“別に、そんなのアンタに関係ないじゃない”みたいなところまで毎回いっちゃうってことでしょ?」

地雷系女子代表「そうです」

こもり校長「だって、こっちは別に困ってねえしみたいな」

地雷系女子代表「そう(笑)」

こもり校長「あんたのために机使ってねぇしとか、俺も思わなくもないな。その家を出ちゃった時は、どんな気持ちになって出ちゃったわけ?」

地雷系女子代表「“こんな口うるさくて厳しい家、他にないし、なんでこんな家にいなきゃいけないんだろう?”と思って。頭を冷やす意味も含めて飛び出したら、心配しちゃって」

こもり校長「でも、それこそ警察沙汰になって、パトカーでみたいなこともあったけど、家に帰る時は気まずくはなかったの?」

地雷系女子代表「めちゃめちゃ気まずかったです。でも、お母さんは何もなかったみたいな感じで接してくれて。そこから、すごく反省して。今はそんなに。言い合いはするけど、大きい喧嘩はあんまりないです」

COCO教頭「警察沙汰になったことがきっかけで、ちょっと改めようって思ったんだ?」

地雷系女子代表「自分が迷惑かけたなって身に染みて分かって。で、泣いてるのも分かったので、申し訳なさをすごく感じて」

こもり校長「だから、両者間違いない感情だと思うんだ。“なんだよ。お前のとこなんて出て行ってやるよ”って気持ちも間違いではないし。でも、怒った対象が目の前で涙して“良かったよ”って言ってくれてる姿を見た時に、“ああ、やっぱ申し訳ないな。この人に対してこんなことをしてしまった”って想い。どっちも正解だと思うから」

地雷系女子代表「うん」

こもり校長「今、自分が中立に立った時に、どっちの気持ちになるかに、すごく素直になれるきっかけだったんじゃないかなとも俺は思うけどね。で、今、お母さんとケンカした時も、“あの時のこともあるし、まあ自分も、ちょっと言い方さえ…”って思えば、何とかやり過ごせるなってこともあったりするんでしょ?」

地雷系女子代表「はい、あります」

こもり校長「その感じでいいと思うし。地雷系女子代表がやったことは、夜家を出て行っちゃうのは、絶対ダメっちゃダメなんだけど、でも、それに従った気持ちは嘘じゃないというか」

地雷系女子代表「あと、夏休みに授業があって、提出物があって。その付き添いとか、荷物を持ってきてくれたりとか、心配してくれたりとか。熱出した時も一番に病院に連れて行ってくれて。そういうのは、お母さんが毎回やってくれてて。ありがたみを、高1にちょっと成長してから改めて感じるようになって」

こもり校長「じゃ、感じてる気持ちにはちゃんと向かっていかないとな。ちゃんと表現もしなきゃいけないだろうしな。でも、ケンカにはなるだろうけど、それを経てのことがめちゃくちゃあるなと俺は思ったから。何かきっかけになってすごく良かったなとも思うし。振り返った先に、こうやって進めてる感じもすごくいいなと思ったし。地雷型女子代表が中学の時みたいな感じの生徒ももちろんいると思うから、“そういうこともあるんだ”ってすごく思えたと思う。話してくれてありがとう」

地雷系女子代表「こちらこそ、ありがとうございます」

こもり校長「今、自分の気持ちに素直になれるんだったら、お母さんと仲良くな」

地雷系女子代表「はい(笑) 今、お母さんがラジオを聴いてます(笑)」

こもり校長「うそぉ! お母さんも仲良くしてあげて(笑) ありがとな」

地雷系女子代表「ありがとうございます」


♪ 愛すべきは / 岩崎桃子


ちゃんひよ 新潟県 18歳

こもり校長「学年は?」

ちゃんひよ「高3です」

こもり校長「さっそくだけど、反抗期武勇伝教えてもらっていい?」

ちゃんひよ「教師に反抗して、宿題をしてなかったせいで、今日アホになりました(笑)

こもり校長「タイトルもアホやな(笑)」

COCO教頭・ちゃんひよ「(笑)」

こもり校長「どういうこと?」

ちゃんひよ「当時の担任の先生がちょっと嫌いで。あんまり宿題とかドリルとかしなくて、真っ白なドリルが今も家にありま〜す」

COCO教頭「まだあんの(笑)」

こもり校長「とにかく宿題をやらなかったの?」

ちゃんひよ「はい!」

こもり校長「何でやんなかったのよ?」

ちゃんひよ「“とにかく勉強やれ!”みたいな先生で。こっちは自主的にやりたいタイプなので、強要されるのがあんまり好きじゃなくて反抗してました」

COCO教頭「当時っていつのこと?」

ちゃんひよ「小学校4年生です」

COCO教頭「早めだな」

ちゃんひよ「(笑)」

こもり校長「でも、“強要されるのやだ!”って言って自分でめちゃめちゃ勉強したわけではないんでしょ?」

ちゃんひよ「はい」

こもり校長「その結果?」

ちゃんひよ「その結果、みんなが100点とか90点くらい取れるテストで、30点とかをとってました(笑)」

COCO教頭「(笑) でも、先生から勉強しろって言われてしなかったら、でも進級とかにちょっと関わるんじゃないの?」

ちゃんひよ「小学校なんで、そこは大丈夫でした(笑)」

こもり校長「でも、小5で超アホになって、結果、今は?」

ちゃんひよ「今は、しっかり真面目にやってます」

こもり校長「それは何でなの?」

ちゃんひよ「小学校5年生の時に優しい先生に出会って、勉強はしっかりやらないとついていけないなって真面目に考えて(笑)」

こもり校長「なるほど。小学校5年生に出会った担任の先生が優しくて勉強するようになったんだ?」

ちゃんひよ「はい」

COCO教頭「先生との相性もあったのかな」

こもり校長「今は勉強はどうなの?」

ちゃんひよ「今は、最近のテストで数学2位とか取ってます」

こもり校長「2位ってクラス2位?」

ちゃんひよ「はい。あ、学年2位」

こもり校長「すごいじゃん!」

ちゃんひよ「(笑)」

COCO教頭「めっちゃ勉強してるやん」

こもり校長「爆裂アホじゃないじゃん」

COCO教頭「結果残してるじゃん(笑)」

ちゃんひよ「ぐふふ(笑)」

こもり校長「ぐふふでも、あはははでもないし。それは、あの時に、“もう嫌”って投げ出さなかったからってことなの?」

ちゃんひよ「そうですね。心を入れ替えて」

COCO教頭「やらなきゃって思ったんだもんね」

こもり校長「でも、俺は今聴いてくれてる生徒の中でもいると思うんだ。“先生の話なんて聞かずとも、俺1人で勉強できるし、私1人で勉強できる”とか、“何のために先生の言うことを聞いて勉強しなきゃいけないんだよ”っていう生徒がいると思うわけ。でも、こういう風に結果を出してる、ちゃんひよがいるわけじゃない。
そうだ、そういう生徒に向けて、ちょっと一言言ってやってくれよ」

ちゃんひよ「はい。今、勉強は絶対やった方がいいです(笑)

こもり校長「まぁ、やった方がいいよな(笑) でも、伝えてくれて、ありがとな。これからも学年順位を落とさないように頑張れよ」

ちゃんひよ「はい。ありがとうございます」


♪ LOVE SONG / SEKAI NO OWARI


こもり校長「自分のことだとよく分からないし、反抗期はやっぱない方がいいなと俺いまだに思うんだけど。でも、こうやってみんなの話を聞くと、やはり必要な感情なのかなとも俺は思うな」

COCO教頭「それで、我が振り直せということもあるかもね」

こもり校長「10時台に電話した生徒に対する気持ちで、書き込みが」


気持ちわかります。
いちいち細かいことを注意されると、すっごい嫌になります。
親への言い方が少し強くなった時に、“何、その言い方!”とか言われたりすると、うっせぇなってなります。
そういう細かいのが重なると、めちゃくちゃ親が嫌になって、家にいるのが嫌になって、すっごい泣きます
ナニエモジ
-/12歳/愛知県


COCO教頭「でも、10時台に電話した、RN 地雷系女子代表やRN ちゃんひよも、そういうことを経て、何かきっかけがあって、改めようと思ったということがあるから。強い語尾になっちゃうこと自体は全然悪いことじゃないし、何かアクションを起こした上で、改めようって時期が来れば、きっとそうするし。全然、今のままでいいと思う」

タオルとからあげ。 熊本県 19歳

こもり校長「久しぶりだな」

タオルとからあげ。「お久しぶりです」

こもり校長「今は、19歳ってことは?」

タオルとからあげ。「新社会人になります」

こもり校長「新社会人1年目か! 初めて会った頃は高1か」

タオルとからあげ。「そうですね」

こもり校長「新社会人おめでとう!」

タオルとからあげ。「ありがとうございます」

こもり校長「大変か?」

タオルとからあげ。「大変です」

こもり校長「だよな。まさかこんな話をする日が来るとは」

タオルとからあげ。「(笑)」

こもり校長「SCHOOL OF LOCK!も19年目に入ったよ(笑)」

COCO教頭「私ははじめましてだよね?」

タオルとからあげ。「はじめましてです」

こもり校長「何か大人しくなった?」

タオルとからあげ。「そうですか?(笑)」

こもり校長「俺のこのテンションにもうちょっと、”いえーい!”みたいな感じで付いてきてくれてた気がしたんだが?」

タオルとからあげ。「じゃ、師匠、頑張って付いていきます」

こもり校長「やめてくれ。頑張るとか言わないでくれ〜。俺は毎日これをやってるんだ〜」

タオルとからあげ。「(笑)」

こもり校長「反抗期をちょっと聞かせてよ」

タオルとからあげ。「はい。私は反抗期で学校を抜け出して、授業放棄しました

こもり校長「ちゃんとしてるね」

COCO教頭「尖ってるね」

タオルとからあげ。「尖ってます」

COCO教頭「なんでそんな事になったの?」

タオルとからあげ。「その頃ちょうど思春期真っただ中で、親の家庭環境の変化とか、大人に対する日常のつまらなさとかもあって、それで学校を抜け出しました」

こもり校長「歌詞みたい」

COCO教頭・タオルとからあげ。「(笑)」

こもり校長「それはいつごろの話なの?」

タオルとからあげ。「中学生の時の話です」

こもり校長「中3の時に、社会に対するつまらなさみたいな憤りがあったの?」

タオルとからあげ。「はい」

COCO教頭「でも、学校を飛び出すってよっぽどじゃない?」

タオルとからあげ。「それにはいろいろ理由があって。私の友達がまず学校を飛び出しちゃって、それを追いかけて私も学校を飛び出してみた、みたいな感じですね」

こもり校長「その子は何で飛び出したの?」

タオルとからあげ。「ちょうどその日の授業がテストを返却する授業で。で、そのテストの採点に関して、周りの男子からその子がいろいろ言われちゃって。で、その子もたぶんライラが募って飛び出しちゃいました」

COCO教頭「でも、追いかけてったじゃん。それって、学校ザワザワしない?」

タオルとからあげ。「ちょうど昼休みの前だったので、みんな給食の準備をしてて、ちょっとザワついていた時だったから、しれっと抜け出しちゃいました(笑)」

こもり校長「だから、もう本当に逃走だよな。その学校のザワザワに紛れ」

タオルとからあげ。「はい」

こもり校長「でも、友達が学校を飛び出した時に一緒に行こうって、その時はどういう気持ちなの?」

タオルとからあげ。「私の大切な友達をそこまで追い詰めちゃった学校っていうか、それを誰も止めなかったことに対して、それこそ憤りも感じたし。今までの日常がつまらなさすぎて、“お、こういうのもいいじゃん!”って、衝動的に飛び出しました」

こもり校長「でも、その衝動感みたいなのはいいよな」

COCO教頭「結局、その脱走した友達は見つかったの?」

タオルとからあげ。「その子は当日見つかりました」

COCO教頭「タオルとからあげ。が見つけたわけじゃなくて?」

タオルとからあげ。「私は家が近かったので見に行ったんですけど、見つからなくて。後で聞いたら、“たぶんみんな家に来るだろうと思ったから、反対方向に逃げた”って」

こもり校長「なるほどね。でも、それは怒られなかったの? 結局、後日学校に行くわけでしょ」

タオルとからあげ。「その日の昼休みのうちに連れ戻されました」

こもり校長「あ、戻ったんだ」

COCO教頭「(笑)」

こもり校長「れは何で連れ戻されたの?」

タオルとからあげ。「うちのクラスがザワザワしてるのがバレて、先生たちが後から車で追いかけてきました」

COCO教頭「出動だ(笑)」

こもり校長「『クローズ』みたいな話だね。マンガのこと分からなかったらごめん。そういう伝説のヤンキー漫画があるんだけど。で、それで連れ戻されて怒られた?」

タオルとからあげ。「めっちゃ怒られました」

こもり校長「でも抵抗はしないの? “やめてくださいよ。もう私、学校出てるじゃないですか!”みたいな」

タオルとからあげ。「いや、学校には素直に戻ったんですけど、そのあとまた教室で怒られましたね」

COCO教頭「みんなの前で?」

タオルとからあげ。「みんなの前でです」

こもり校長「それは何て怒られるの?」

タオルとからあげ。「中学校ってまだ義務教育だから、やっぱ自由がなくて厳しいんで、“校則的に学校を飛び出しちゃダメだろ?”みたいな、そういう感じで」

こもり校長「何ともこっちに寄り添ってくれない怒り方だね」

タオルとからあげ。「はい」

COCO教頭「その時、タオルとからあげ。は内心どう思ってたの?」

タオルとからあげ。「“はぁ?”って思ってました(笑)」

COCO教頭「(笑) 鬼尖りです」

こもり校長「(笑)」

COCO教頭「それに対しては何か言わなかったの?」

タオルとからあげ。「それに対して、“いや、私は授業より友達が大事です”って言いました」

こもり校長「は〜。先生、何て言ってたのよ?」

タオルとからあげ。「先生は何も言えずに、ぐうの音も出ずに」

COCO教頭「ぐうの音も出なかったか(笑)」

タオルとからあげ。「はい」

こもり校長「でも、それはそれで1つの形をなし遂げたわけじゃない。先生に一泡吹かせたじゃないけど、自分の気持ちを自分が行動して自分の思いを押し通したって形を作って。でも、そこから時を経て、今振り返るとどんなことを思うの?」

タオルとからあげ。「今は自分が社会人の立場になって、私が中高生の頃は大人に甘えたりとかもせずに、大人ってこんなもんだって割り切って過ごした時もあったけど、今思うとああやって反抗できたのも青春だし、もうちょっと甘えておけば良かったかなっていうのも思うし。でも、自分の成長に繋がったので良かった経験だなって思います」

こもり校長「そうか。でも、今、超ぶっちゃけ、大人になって振り返ると、飛び出してあれはダメだなって思う?」

タオルとからあげ。「いや、アホだなぁって(笑)」

こもり校長・COCO教頭「(笑)」

こもり校長「でも、そこからじゃないと、今こうやって振り返って思えないこともあるだろうから、やって正解だとは思うよな?」

タオルとからあげ。「はい」

こもり校長「やってダメなことだけど、やって正解だったっていうね(笑)」

COCO教頭「思い出にもなってるしね」

タオルとからあげ。「そうですね」

こもり校長「でも、こうやって今振り返ってみて、自分も甘えられれば良かったなって思うことも聞けて良かったし、たぶんここから、どんどん逆の立場になっていくから。年下もどんどん出てくるだろうし」

タオルとからあげ。「…はい…」

こもり校長「大変なことも絶対あるだろうけど、同じ社会人として頑張っていこうぜ」

タオルとからあげ。「はい。頑張ります」

こもり校長「武勇伝を聞かせてくれて、ありがとな」

タオルとからあげ。「ありがとうございます」

こもり校長「まだまだ明日からも頑張ろうな!」

タオルとからあげ。「頑張ります!」

こもり校長「じゃあな」

こもり校長「ありがとうございます」


♪ 10月のプールに飛び込んだ(未発表曲) / 欅坂46


こもり校長「俺は嬉しかったな。タオルとからあげ。の高校時代を知ってるから。振り返って、この話が聞けたというのはすごく嬉しかったのな。自分もすごくいろいろなことで背伸びしてるけれど、同じ目線で、俺も背伸びをきゅっと下して話せた感じがしてすごく嬉しかったな」

欅坂46「いい逆電だった」

タゴッチ母さん(&ポメkマイク) 福岡県 47歳

こもり校長「お母さん、ありがとうございます。SCHOOL OF LOCK!は普段、聴いてくださってるんですか?」

タゴッチ母さん(&ポメkマイク)「子どもがいつも聴いていて、私も時々、一緒に聴いてます」

こもり校長「子どもは娘さん、息子さん?」

タゴッチ母さん(&ポメkマイク)「娘です」

こもり校長「いつも聴いてくれてるんですか?」

タゴッチ母さん(&ポメkマイク)「はい」

こもり校長「嬉しい。ありがとうございます」

COCO教頭「ちなみに娘さんは今、隣にいたりするんですか?」

タゴッチ母さん(&ポメkマイク)「あ、隣にいます」

こもり校長「そうですか。嬉しいですよ。あれ、タゴッチ母さん、今、反抗期ですか?」

タゴッチ母さん(&ポメkマイク)「まさかの(笑) 私は30年前、反抗期でした」

こもり校長「ぜひ、30年前の反抗期を聞かせてください」

タゴッチ母さん(&ポメkマイク)「私の話は、お弁当の冷凍食品のオムレツをめぐって、母親と喧嘩して、結果そのオムレツの開発担当になっちゃいましたっていう

COCO教頭「え?」

こもり校長「時を経て、すごいとこまで行きましたね」

COCO教頭「その間の話、めっちゃ気になりますね」

こもり校長「どういうことですか? 当時、そのお母さんと何でオムレツのことでケンカになるんですか?」

タゴッチ母さん(&ポメkマイク)「高校2年の時に、いつもお弁当は母親が作ってくれてたんですけど、入ってる卵焼きがいつもしょっぱくて。だけど、自分は出汁巻き卵の優しい味の玉子焼きが好きで。それを言えずにずっと我慢したんですけど、ある時、冷凍食品のオムレツが入ってて、それが”ものすごく美味しい!”と思って。ドンピシャで好みで。で、学校から帰ってすぐお弁当箱を出す時に、“すごく美味しかったから、あれが毎日入ってたらすごく嬉しい”って話をしたら、そしたら、母親がすごく不機嫌になって。実は冷凍食品だって(笑)」

こもり校長「なるほどね。当時のタゴッチ母さん(&ポメkマイク)はママが作ってくれたと思ったから」

タゴッチ母さん(&ポメkマイク)「そうなんですよね」

COCO教頭「で、お母さんが不機嫌になっちゃって?」

タゴッチ母さん(&ポメkマイク)「で、いろいろ言い合って、しょっぱい玉子焼きじゃなくて甘いのがいいんだって(笑) それで、今日食べたのが美味しかったからって言うと、毎朝早起きして、私が通学に1時間かかる学校に通ってたので、母親もすごく早起きしてたんですけど、ちょっと手を抜いたのがこんなに喜んでいるっていうので(笑) で、それで言い合った時に、母親が“そんなに文句を言うのであれば、自分で作りなさい”と言って、”じゃあ分かった。私が自分で作るから、明日の弁当はいらない”と言って、そこから1年半ぐらい、自分で弁当作って学校に行くのをやった結果、料理好きになって、そのまま家政学を学んで大学に行って。最初はハウスメーカーに入ったんですけど、自分の好きなことを仕事にしてみたい気持ちが沸々と湧いてチャレンジしたら、お弁当を冷凍食品でおいしかったオムレツの会社のオムレツの開発になれたっていう」

COCO教頭「すごい(笑) そんな着地点あるんですね」

COCO教頭「その結果が今あるから、するっといった感じに聞こえますけど。だって、高校の時に“明日からあんた弁当作りなさい”って言われて、当時は料理の経験なんてなかったんじゃないですか?」

タゴッチ母さん(&ポメkマイク)「そうですね。分からないから、『オレンジページ』とか…あ、言っちゃった(笑)」

COCO教頭「料理雑誌ありますね」

こもり校長「いいんですよ」

タゴッチ母さん(&ポメkマイク)「そういう雑誌を読みながら、美味しそうだなって思うのを片っ端から作ってみて。焦がしたりとか、鍋を丸焦げにしたこともあったんですけど」

COCO教頭「トライ&エラーで。最初はその卵焼き作ったんですか?」

タゴッチ母さん(&ポメkマイク)「卵焼きも作ってみました。でも、やっぱり自分で作ると、甘い卵焼きも難しいんだなとか、味加減どんな感じなんだろうって手探りで作り始めて。でも、美味しいおかずができると嬉しくて、多めに作って家族に朝ご飯で食べていいよとか言うようになったら、親との関係が少しずつ良くなってきて。ありがとうとか、美味しかったとか言われると、私も嬉しくなっちゃって」

COCO教頭「作りがいがありますもんね。で、お弁当ずっとその1年半ぐらい作って、その当時のお母さんの何か心境の変化みたいなものを感じたんですか?」

タゴッチ母さん(&ポメkマイク)「お母さんはすごく優しくなったような気はします。お母さんが苦労して作ってくれてたんだなって分かって、野菜の肉巻きとかを作ったりとかする時も、家族作るってものすごい手間だなって。でも食べると一瞬でなくなるので、そういうのでありがとうって気持ちが芽生えて。でも、素直に言える時と言えない時とあって。でも、どこかで親の言うこといつも聞いてたけど、あの頃は自分でもできるのを見せたいって頑固なところが…(笑)」

こもり校長「今のは、誰の笑い声が?」

タゴッチ母さん(&ポメkマイク)「娘です(笑) 娘は今日初めて知った話なので、とても喜んでます」

こもり校長「なるほどね。ちなみに娘さんは反抗期?(笑)」

タゴッチ母さん娘「反抗期です!」

一同「(笑)」

こもり校長「でも、いいじゃない。こうやって電話を通しながら、“反抗期です!”って(笑) じゃ今、娘さんに自分の料理について何か言われたら怒っちゃいます?」

タゴッチ母さん(&ポメkマイク)「ありますよ! やっぱ美味しくないと残すし」

タゴッチ母さん娘「ごめんなさいごめんなさい」

こもり校長・COCO教頭「(笑)」

タゴッチ母さん(&ポメkマイク)「嫌いなもの入ってると、食べるのが遅いし」

タゴッチ母さん娘「(笑)」

タゴッチ母さん(&ポメkマイク)「気持ちが伝わってくるので、“自分で作っていい?”って時は台所を開放して私は一切入らずの、自分の好きなように作ってやってますね」

こもり校長「今、自分がその高校2年生の時の反抗期を改めてちょっと振り返ってみると、どうですか?」

タゴッチ母さん(&ポメkマイク)「やっぱり自分で何か頑張って作ってた風だけど、でも実際は材料がないと私は作れてなかったって、今話しながら気付いて。やっぱり母親の愛情って、子どもがお弁当を自分で好きなの作れるように、いろいろ入れてくれたっていうのはありがたかったなって、今思いました」

こもり校長「30年越しに気付いた想いですもんね」

タゴッチ母さん(&ポメkマイク)「そうですね、勝手に私は全部できるようになったつもりでいたけど、手のひらで転がされてたというか」

こもり校長「(笑) それを通して、今のタゴッチ母さん(&ポメkマイク)の娘ちゃんも、ちょっと反抗期もあるかもしれないけど、その感情は間違いじゃないから、ぶつけつつ、お母さんとの間を一緒に育みながら、ご飯を一緒に作っていったら。今度、娘さんと一緒にご飯作ってみましょうよ」

タゴッチ母さん(&ポメkマイク)「そうですね」

タゴッチ母さん娘「(笑)」

こもり校長「(笑) 世代をまたいで2人の声も聞けてすごく嬉しかったです。ありがとうございます」

タゴッチ母さん(&ポメkマイク)「ありがとうございました」

こもり校長「これからもSCHOOL OF LOCK!、よろしくお願いします」

タゴッチ母さん娘「よろしくお願いします!」


♪ 大人の言うことを聞け / NakamuraEmi


COCO教頭「親子で逆転つなぐの、すごくよかったな」

こもり校長「なかなかないよね」



今日の黒板


SCHOOL OF LOCK!


『形なき声』

こもり校長「人の言葉っていうのは、何かしらの形を成して相手に向けて届くと思っていて。それは、尖ってたりとか丸かったりとか、また相手に届く頃にはどんな形になってるかみたいなことは別として、何か、“こういう形で届け”っていう想いがこもってるんだよね。
でも、反抗期の声には形がないから、自分でもどういう感じで相手に届くのかが分からない。だから、届いた時に、“あの言葉は尖ってたんだ”とか、“この言葉って言って良かったんだ”って、言った後に気付く。
だから、君が何か出している声というのは決して悪い声ではなく、形がない声なだけだから、そこで君がどういう風に感じるか、どういう風にその声が形を成したのかを知ることが大事なのかなって思うね」


♪ Teenager Forever / King Gnu


こもり校長「SCHOOL OF LOCK!、そろそろ下校の時間です」

COCO教頭「反抗期って、マイナスのイメージめっちゃあったのよ。だけど、反抗期を通して歩み寄れるパターンてあるんだなって思ったから、声なき声はぶつけた方がいいなって思った」

こもり校長「そうね。俺は未完な感じがして美しいなって思う時もあるんだよね。間違っている時は間違ってるし。でも、そこに自分のものが乗ってない時とかもたまにあるから。だからこそ、ツッコミどころもあるし、直しどころもあるからこそ、美しい時も俺はたまにあると思うから。今のみんなが、もしそれに苦しんでいる、もがいているんだとすれば、それはもがいていいんじゃないかなというか。すごくいろいろ感じる授業だったね。
さぁ、SCHOOL OF LOCK!は、明日夜10時に再び開校!」

COCO教頭「起立! 礼!」

こもり校長・COCO教頭「また明日〜〜〜〜〜〜!!!!」


♪ TEENAGE RIOT / 米津玄師


SCHOOL OF LOCK!



こもり校長の放送後記

叫んでも良い。
間違ってる事もある。
君が悪い時もある。
それでも溢れ出る想いを
止めないで。


COCO教頭の放送後記

弁当、おかず、作ってエライでしょ?って思ってたけど、
うちのお母さんも材料全部買ってくれてたって
ことだな・・・ありがとう。

この後記の放送を聴く

聴取期限 2023年10月18日(水)PM 10:00 まで

Music 2023.10.11 PLAYLIST

    22:03
  • 22:27
  • 22:50
  • 22:58
  • 23:02
  • 23:12
  • 23:35
  • 23:47
  • 23:50
  • 23:53

親や先生に「うっせぇな」って言ったことある?反抗期に戸惑う10代の声

ラジオの中の学校、TOKYO FMの番組「SCHOOL OF LOCK!」(月曜〜木曜 22:00〜23:55/金曜 22:00〜22:55)。10月11日(水)は、「反抗期武勇伝〜あの頃は、若かったなぁ〜」をテーマに放送。パーソナリティのこもり校長(小森隼/GENERATIONS from EXILE TRIBE)とCOCO教頭(CRAZY COCO)が、“反抗期”について語り合いました。

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