聴取期限 2024年11月12日(火)PM 11:00まで
(学校のチャイムが鳴る)
(教室のドアが開く)
UNISON SQUARE GARDENの皆さま、20周年おめでとうございます。
私事ですが、私とユニゾンの出会いは、
まさにこのSCHOOL OF LOCK!さんが2016年3月に開催したイベント、
「Whistle Song」でした!
当時の私は18歳。
このイベントには、有難いことに卒業を迎える年齢のリスナー限定の格安チケットがあり、
高校卒業のお祝いにと友人と何気なく参加したのが全てのきっかけでした。
そんな出会いから9年経ち、私は今年で27歳。
大学を卒業し、会社に勤め、結婚し、環境が色々と変わる中ではありましたが、
定期的にライブに足を運んでは元気を貰っています。
また、昨年挙げた結婚式では、大好きな『春が来てぼくら』を使わせていただき、一生の思い出になりました。
私はまだ20代の若造ではありますが、
歳を重ねるたびに、ひとつのことを長く続けることの難しさ/苦しさ/面白さを感じます。
20年間、誰一人欠けず、進化しながら音楽を鳴らし続けている御三方のことを心から尊敬しています。
長くなってしまいましたが、これからもお身体に気をつけて、
3人で楽しい音楽を自由に鳴らし続けてください!
20周年、本当におめでとうございます。
P.S.
楽曲リクエストはできるのでしょうか?
もし可能であれば、2016年の「Whistle Song」のセットリストの一曲目であった
「23:25」が聴きたいです!ぜひよろしくお願いします。
東京都 27歳
斎藤「このライブ、結構覚えてますね僕。ブルエン(BLUE ENCOUNT)が当時若手のイケイケの筆頭みたいな立ち位置にいて、1番目にやって、2番目にユニゾンが出て、で3番目に[Alexandros]が出ておしまいみたいなイベントだったんですけど。なんかね、やたらね。ちょっとムカつくんですけどブルエンがね、いいライブしやがったんですよね。」
職員(サワカリー先生)「(笑)」
斎藤「で、結構ね、火つけられて。負けてらんないぞ、みたいな気持ちでライブやったの覚えてるんですけど。でもなんかね、このイベントをきっかけで僕はブルエン田邊と仲良くなったりもしましたし。あとライブの景色とかもすごい覚えてますね。会場がすり鉢状って言ったらいいんですかね?なんか、どっち見てもお客さんみたいな。後ろ以外には全部お客さんみたいな感じのステージだったんで、それこそこの1曲目の『23:25』のイントロ弾きながら、「うわ、広いな、いっぱいお客さんいるな」って思った景色とかもすごく覚えてるし。生活が変わる3月っていう、ざわざわして「今からあったかくなんのかな?」みたいな。あの雰囲気とか空気感もすごい覚えてますしね。」
2016年の「Whistle Song」のフォトレポートはこちらから!
斎藤「で、その時に18歳だったゆうゆさんが今では9年経って27歳で、色々と環境が変わってるけど、変わらずユニゾンは好きですと。うん、ありがとうございます。」
♪ 23:25/ UNISON SQUARE GARDEN
斎藤「改めましてこんばんは。UNISON SQUARE GARDENギターボーカルの斎藤宏介です。 1ヶ月限定の特別授業、今回で3回目です。SCHOOL OF LOCK!はラジオの中の学校ということで、このユニゾンLOCKS!も授業なんですね。 なので、今回はストレートに音楽の授業をお届けしたいと思います。何曲かピックアップしてきたんですけど、僕がみんなに聞いてほしい音楽を紹介したいと思います。で、1個大きいテーマを決めまして、それは【今活動していないバンドの楽曲】」
斎藤「バンドってやっぱ続けるのむずいっすね。ほんとに。うん。なんか、本気でやればやるほど続けるの難しいんだけど、でもありがたいことにその時に作った作品っていうのは何年経ってもその時のまんま残り続けるから、今は活動してないバンドであっても、その時のすごく輝いてたいい曲っていうのはたくさんあるので、それを何曲か紹介したいと思います。まずはこの曲です。」
♪ ループ / ねごと
斎藤「まずはねごとで『ループ』。この番組ではお馴染みの閃光ライオットから出てきたバンドですよね。
で、その閃光ライオットでこの『ループ』を歌ってた。 だから恐ろしい才能、センスですよね。早熟すぎる。これだけのハイセンスを持ったバンドって多分いまだに出てきてないし。なんかシーンの中でもすごく見た目が花があるから騙されちゃうけど、すごい確かな音楽性とか才能を持ったグループだったなっていう風に思いますね。うん、今でも大好きな曲です。」
斎藤「そして続きましては、僕と全く同い年のバンドですね。NICO Touches the Wallsからこの曲です。」
♪ トマト / NICO Touches the Walls
斎藤「というわけでNICO Touches the Walls『トマト』。このバンドはね、ほんとにすごくて。元々UNISON SQUARE GARDENの初ライブがNICOの初ライブと同じで、そこからの出会いだったりするんだけど。やっぱね、ボーカルの光村くんの才能は、例えばサザンの桑田佳祐さんとか、例えばミスチルの桜井さんとか、そういうのに匹敵する才能を持ってると思ってるし、知識もあって、そして何より歌声が圧倒的にかっこいいっていうところで、とんでもないバンドだったんですよね。で、そういうバンドがたまに作る「グッドメロディ・グッド歌詞」みたいな、『トマト』みたいな曲がものすごい僕は好きで。今の、若い世代の方にも刺さるんじゃないかなと思って紹介させてもらいました。」
斎藤「一応言っとくけど、いつでも再結成して大丈夫だからね。(笑)一応言っときます。(笑)」
斎藤「さて、続きましてはこの曲です。」
♪ こいのうた / GO!GO!7188
斎藤「GO!GO!7188で『こいのうた』。これはね、僕は今年39歳になる年齢なんだけど、僕が高校時代のガールズバンド、全バンドこの曲をコピーしてました。」
斎藤「下手したら原曲以上にコピーしてるやつの方が聞いてるんじゃないかぐらい。もうほぼ毎ライブ毎ライブ、この曲を聴いてたんだけど。でもなんでかね、どのバンドもすごく思い入れを持って歌ってるように聞こえたし、バンドが好きな人の心をすごく掴む何かが確かにある曲だなっていう風に思うし。今久しぶりに聞いても、すごいいい歌だったしね。なので、紹介させていただきました。」
斎藤「今日は、【現在活動していないバンドの曲】を紹介してきました。やっぱね、曲はね、生き続けますよね。ほんとに思うんだけど。バンドって続けるのが難しい分、その瞬間瞬間の『瞬き』というか。『爆発』というか。 なんかそういうものがちゃんと曲に残って、いつでも再生ボタンを押せばそれを感じられるっていうのが、ミュージシャンのいいとこなのかなっていう風に思います。」
斎藤「最近は最近ですごく素晴らしい曲もたくさん生まれてくるけど、昔にあった曲の流れがあって今の曲があるっていう風に思うと、なんかその歴史をたどっていくのもすごく楽しいですよね。だから、もっと前の松任谷由実さんみたいな、あの世代の曲を聞くのも僕は大好きだし、昭和歌謡みたいなのもね、大好きですし。そういうの掘ってくとね、なんかだんだん「この曲って最近のこの曲のこの部分似てるな」とか、「このグルーブってこの曲のあれに近いな」とかっていうのがわかってくると、より音楽楽しめるんじゃないかなと思うので、今日紹介した曲が何かしら皆さんの心に届けばいいなという風に思っています。」
♪ Invisible Sensation / UNISON SQUARE GARDEN
斎藤「改めて、今期のユニゾンロックスは1か月限定、来週がラストです。 メッセージ、引き続き特設サイトで待っています。
では、今夜は以上です。UNISON SQUARE GARDENギターボーカルの斎藤宏介でした。」
聴取期限 2024年11月12日(火)PM 11:00まで