いきなりですがカキコミをひとつ紹介します!
■皆で集まって練習
お聞きします。メンバー全員での練習って、できるかぎり毎日やったりしますか?
それとも、ある程度個人でやってから、そろそろかなーみたいな感じで不定期にやってますか?
組み始めたばかりの私たちのバンドは、とりあえず毎週この日に全員でねーという感じで練習日を決めているのですが、
まったく形にならないままで全員での練習に挑んでも意味がないんじゃないか?と私は思ってしまっています。
女/16/東京都
Fukase「練習なんてものはね、してないですよ」
Nakajin「してないですねー」
Saori「リハーサルはあるけどね」
DJ LOVE「でもこれ、楽器始めたての頃の話でしょ?」
Fukase「そうだね、ってことはひとつだけ言えるのは、さとりっかの不安は的中します!」
Nakajin「うん。今のままでは上手くいかないだろうね」
Fukase「もし上手くなりたいんだったら合宿したほうがいい!」
Saori「でもさとりっかの文章だと『 上手くなってから集まった方がいいんでしょうか? 』に見えるんだよね」
Fukase「僕から言わせてもらうとそういうことじゃないんですよ。上手くなってこないから、みんな(笑)」
Saori「そうなんだよね」
Fukase「例えばみんなさ、夏休みの宿題をスケジュール立ててキッチリやらないでしょ?」
DJ LOVE「やらないね~」
Fukase「夏休みが終わりそうになって『 やっべ! 』ってやりだすじゃん?それと同じ」
DJ LOVE「え!? 明日集まる日だっけ? やっべ! 覚えなきゃ! みたいなね(笑)」
Fukase「んで結局一夜漬けで覚えてきて『 ま、一応覚えてきたけどね~ 』みたいなさ(笑)」
Nakajin「詰め込み勉強にありがちになるよね」
Fukase「あと俺達がすごい気にしてやってた練習法をひとつ教えるとね、バンドを練習する時は音をすごく小さくしてやってた」
Nakajin「そうなんだよね、音をでっかくするとカッコよく聴こえるんだよね」
Fukase「あと何がなんだかわからなくてみんなが自己中心的になるよね」
Nakajin「周りの音をよく聴いて練習するのが大事だよね。まわりのあら探しをすぐぐらいな勢いで(笑)」
DJ LOVE「小さい音だと公園でもできるところあるし、ドラムはカホーンとか使ってさ」
Fukase「とりあえず何かの曲を合わせられるようになるのも大事だと思うね」
Nakajin「俺らもそれはやったもんね」
Fukase「結局バンドはチームワークだから。同じ曲でも他の人と合わせると上手くいかないこともあるし。とにかくみんなでがんばって」
……ということで今夜は一発目からバンド系の相談に乗ってみました!
今夜はセカオワ先生が【バンド部掲示板】や【セカオワ掲示板】に寄せられたバンドや音楽の質問・相談にお答えします!!!!
■(泣)
ボイストレーニングを教えて下さい(泣)
ギタボやりたい!
それ行け黒板消し/18/静岡県
Fukase「僕ね、教えたいんですけどね、僕ホントは講師やりたいんですよ」
Nakajin「え? ボイトレの?」
Fukase「いや、大学とかの客員講師的な。誰か呼んでくれないかな~」
DJ LOVE「教授!?」
Fukase「スーツ着ていくからさ! メガネもかけるし!」
DJ LOVE「格好から入る感じ(笑)」
Fukase「まあとにかくボイストレーニング方法は人によって全然違うからなんとも言いがたいんだけど……」
Nakajin「そうだね~」
Fukase「とりあえずなんだろう……カラオケで練習しな。死ぬ程。人の声真似で練習してみる」
Nakajin「声真似はしたほうがいいの?」
Fukase「したほうがいいです。人の真似をすることで自分はどんな歌い方が合うのかが分かってくると思うよ」
Saori「ずっとやってたもんね」
Fukase「僕は5年かかりました。だから黒板消しも本気でやろうと思ったら終わるぐらいには23歳になってしまいます(笑)」
Saori「私達がデビューした歳ぐらいだからいいんじゃないかな」
Fukase「とにかく俺に教わりたかったら学校に呼んでください(笑)」
全員「(笑)」
■教えてSaori先生ー!
今バンドを組んでいるんですが、次のLIVEで一旦活動休止になります。
(メンバーが受験に専念するため)
仲のいい後輩バンドと一緒にやるんですが、最後なのでお客さんいっぱい呼んで盛り上がりたいと思います。
もちろん、僕らのバンドがトリです。
みんなの記憶に残るような演出をしてみたいんですが、ライブハウスでもできる演出って何かないでしょうか?
男/18/東京都
Saori「これは……お金によります!」
全員「(笑)」
Fukase「そりゃお金によるだろうけど、18だから! 金はないよ!」
Saori「お金がなくてもできる方法って限られてくるけど……ハプニングを演出するとかは?」
DJ LOVE「例えば?」
Saori「この前の『 炎と森のカーニバル 』でも似たようなことやったけど、いきなり暗転して人がいなくなって不穏な空気にして……」
Nakajin「うんうん」
Saori「その後にヒーローが登場してそこから曲……とか?照明はタダだし、SEは自分達で作ればタダだから。そのへんの工夫かな」
Nakajin「なるほどね」
Fukase「ヤンキーが入ってくるのどう?」
Nakajin「あー、サクラね!」
Fukase「いきなり入ってきて『 オメーらさっきからうるせーんだよ! 』って言い出して(笑)」
DJ LOVE「なんでライブハウスに来てんだよ(笑)」
Fukase「そこでドラムのカウントから曲が始まるとヤンキーが踊り出す的な(笑)」
Saori「それいいね(笑)」
Nakajin「ゆいちょも盛り上がるといいね」
Saori「がんばってね!」
■質問です。
私は、バンドでキーボードをやっているんですが、Saori先生みたいにずーっと弾くタイプではなく、
コードを抑えたり、間奏のところで、色づけをしたりしています。
なので気づくとLIVE中に前を向いてボーっと突っ立っているときが多いです。
LOVE先生は、LIVE中どんな風に客席を盛り上げていますか?
女/17/神奈川県
Saori「なるほどー(笑)」
Fukase「気が付いたらボーっと突っ立ってるって(笑)」
Nakajin「でもいるよね、そういう子って」
DJ LOVE「気が付くとボーっとって書いてあるんだよね」
Fukase「ライブに集中してくれよ!」
DJ LOVE「まずは集中!」
Nakajin「ボーっと突っ立てるにしてもさ、カッコよく突っ立ってる人もいるじゃん?」
Saori「微動だにしないっていうかクールに立ってる感じね」
DJ LOVE「あとはね、盛り上げようとしてはっちゃけきれてないのが一番悲しい結果になるからさ」
Fukase「そうだよ。中途半端が一番よくないからね」
DJ LOVE「スベッちゃうからね」
Fukase「うん。自信ないなら全裸で出たほうがいいよ」
Nakajin「それ捕まっちゃうやつだよ~」
Fukase「じゃあ下着」
Nakajin「下着は大丈夫……なの?」
DJ LOVE「見せるタイプのやつなら……大丈夫じゃない?」
Saori「そういう話をしてるんじゃないでしょ(笑)」
DJ LOVE「盛り上がるぜー、でも」
Fukase「女の子でしょ? 盛り上がるでしょ」
Nakajin「突っ立ってるだけで盛り上がるだろうね」
DJ LOVE「おい! あいつ水着だけど微動だにしないぜ! みたいな」
全員「(笑)」
Fukase「自分から言い出しといて悪いんだけど、最終的なアドバイスがヒドいよ(笑)」
DJ LOVE「ごめん!とにかく振り切れるなら振り切れる! 動かないなら動かない!」
Nakajin「そうだね、どちらかに振り切るほうがいいと思うよ」
DJ LOVE「頑張って下さい!」
■どうしても……
運指がうまくいきません。
家でひとりで練習してる時はまだ大丈夫なんですが、スタジオに入ると全く……
いい練習方法とかコツとかあったら教えて下さい。
男/16/三重県
Nakajin「僕ね、実はあんまりギター持たないですからね普段」
Fukase「でもさ、普段そんな運指気にする?」
Saori「するでしょー、やっぱり」
Nakajin「最初の頃はある程度気にして練習した方がいいよね」
Fukase「そっか」
Nakajin「でも俺も練習らしい練習はしてなくて、好きな曲をCDで聴いて耳コピしてひたすら弾くしかしてないしな~」
Fukase「Nakajinがやってきた練習はそれのみだよね」
Nakajin「それのみ!」
Fukase「これできたらすげーぜ? 俺はまったくできないもん」
Saori「耳コピが?」
Fukase「聴こえねーよ! 何本ギター重ねてんだよバーカ! もういいわ! ってなるから(笑)」
Nakajin「わかるけど(笑)」
Fukase「わかるでしょ? だから全然続かなかったよ」
Fukase「運指か……俺も単純なスケール練習はするけどね……例えば……」
Nakajin「……あんま上手くないっていう(笑)」
全員「(笑)」
Nakajin「こういう感じでひたすらCのスケールで弾くとか、ウォーミングアップでやることはあるけどね」
DJ LOVE「なるほど」
Nakajin「じゃあ俺らの曲で運指の練習になるフレーズを紹介すると、インスタントラジオの2番のBメロで俺が弾いてるやつ」
Saori「2番のBメロ?」
Nakajin「これですね。あんまり上手くないけどね、俺(笑)」
Saori「(笑)」
Nakajin「このアコギ、弦高高いね」
Fukase「なんか言い訳始めましたよ(笑)」
Nakajin「(笑)」
DJ LOVE「まぁ、普段アコギで弾いてるフレーズじゃないからね(笑)」
Saori「私達、何も言ってないのに」
DJ LOVE「(笑)」
Nakajin「これね、右手も弦の移動がけっこう複雑にあるし、左手は、横移動はないけど4本の指全部使います」
DJ LOVE「練習にはもってこいだと」
Nakajin「これを1時間ひたすらやってみよう!って言いたいところだけどさ、それって楽しくないじゃん?」
Fukase「そうなんだよね、楽しくないんだよ。いいよ上手くなんなくて。あ、あれは? 俺らのCD付きのスコア」
Nakajin「そうだね、それがバッチリだと思う」
Fukase「ギターとピアノとボーカルがそれぞれ抜いてあるやつがあるからすごい練習になるよ」
Nakajin「インスタントラジオは入ってないけどね。楽しいのが一番。俺は耳コピが楽しかったからひたすらやってただけ」
Fukase「俺は作曲が楽しかったからそれをひたすらやってたのが練習になっただけだもんな」
Nakajin「だから方法は様々だよ。自分の楽しいやり方を見つけて頑張って下さい!」
M インスタントラジオ / SEKAI NO OWARI
ということで今夜はバンド・音楽系の質問・相談に4人が乗ってくれました!
しかも、Nakajin先生がまさかのアコギ披露!!!!
Nakajin先生、突然のお願いを快く引き受けてくれてありがとうございましたー!
また機会があれば音楽系の相談、乗ってみたいと思います!
それじゃ、また来週~♪