生徒からの書き込みをひとつ紹介します!
Saori先生が勧めてくれる本を読んでいたら私も本が好きになり、小説を書き始めました!でも、学校のテストや部活もあってなかなか進みません。自分の中で締め切りを作ればいいのかな?と思ったんですが締め切り破りまくりです。
セカオワ先生たちは作品を作る時、どうやって自分で締め切りを決めているんですか?教えてください!
新潟県/16歳/女の子
Saori「これは非常に難しい問題ですね」
Nakajin「僕らデビューする前は締め切りとかなかったから、ずっと同じ曲を作ってました」
Saori「『青い太陽とか』ね」
Fukase「でも、ライブは決めてたよ!」
Nakajin「もちろん!」
Saori「ライブに向けて、アレンジ直したりとかそういうことはしてましたけど」
Fukase「オーディションみたいなやつあるの?」
Nakajin「小説の?」
Fukase「そう」
Saori「オーディションというか、普通に投稿するの」
Nakajin「出版社とか?」
Saori「そう」
Fukase「ミュージシャンでいうとデモテープ送るみたいな感じ?」
Saori「そうそう」
Fukase「デモテープ送りね〜。本当に聴いてるんですか?デモテープとかって」
Nakajin「わかりません。レーベルの人が聴いてるかわかりませんけど。僕らもデモテープ送ったことありますよね。プロになれば…」
Saori「プロになると、(相手に)締め切りは決められるものですから」
Fukase「多少はね」
Nakajin「アーティストによるとは思うんですけど」
Fukase「人にもよるよね。延ばせる人と、延ばせない人がいる。説得だね。説得の問題だと思う」
Nakajin「いかに納得させられるかというかね」
Fukase「うん。オーディションみたいなのに応募してみればいいんじゃないの?そしたら自ずと締め切りはできる」
Saori「それはいいかもしれないね。この賞に応募すると決めてね」
Fukase「それがいいよ。頑張って書いても賞の締め切り逃しちゃうと悲しいじゃん」
Nakajin「日程はもう決まってるものだからね」
Saori「それはすごくいいと思う」
Fukase「小説家にはライブがないでしょ?」
Nakajin「そうだね」
Saori「小説書いてみて分かったことは、1個の作品を完成させるっていうことがまずすごく難しい」
Nakajin「うん」
Saori「長いから、完成しないんだよね。普通何万字っていう文章を書くことがないし、途中でこんなの無理だ〜って投げ出しちゃうことのほうが普通だから、賞で締め切りを作るっていうのはとってもいいと思います!」
Nakajin「がんばってください!」
RN 本の虫ちゃん、参考になったかな?まずは応募できるところを探して、その締切日までにとにかく完成できるように、書き進めていこう!頑張れ!
では今夜の授業に参りましょう!今夜の授業テーマは『友達のはじまり』
この子は知り合い?友達?そんなことを思った経験はないかな?セカオワ先生が思う友達と知り合いの境界線について話してくれました。
Nakajin「まずは、セカオワLOCKS!に届いた書き込みを紹介します!」
セカオワ先生こんばんは。突然ですが、「友達」ってどこから友達って呼んでいいんですか?この前、友達が知らない女の子と挨拶してたから「友達?」って聞いたら「いや、知り合い」って言われました。確かに、友達と知り合いの違いって何だろうって思います。
私は、あだ名で呼びあったら友達だと思うんですが、セカオワ先生的には、どこからが友達ですか?教えてください!
神奈川県 15歳 女の子
Nakajin「知り合いって言われちゃったの?(笑)」
Saori「いや〜難しいね〜」
DJ LOVE「そうね〜」
Nakajin「決めないですからね。友達だよねって確認もしないですし。っていうことで今夜は、どこからが友達なのかっていう定義を個人的見解で発表しながら、友達か知り合いか問題を考えていこうと思うんですけど」
Saori「え〜!すごい難しいな!全然思いつかないんですけど」
Nakajin「基準点を書いていこう!黒板がinしてます。」
Fukase「あ、黒板がinしてくるタイプなのね」
Nakajin「黒板に一人ひとり書き込んでください」
Nakajin「ええ〜いや〜うん…難しいですね」
Saori「めちゃめちゃ難しい」
Nakajin「友達って聞いたら知り合いって言われた…」
Fukase「う〜ん、まあ、多少は度合いがあるよね」
Nakajin「あるあるある。あるけど、それを明確にするのが難しいな…」
Saori「う〜〜〜ん…」
Nakajin「LOVEさん書けた?」
DJ LOVE「はい!」
Nakajin「じゃあLOVEさんいく?」
DJ LOVE「はい。えっとね、程度はあるんですけど」
『さらけ出してもいいって思えたら』
Nakajin「さらけ出してもいい」
DJ LOVE「プライベートな悩みだったり、自分の好きなものとか、ガンガン言えるようになったら友達なんじゃないかな。そんなに仲良くなかったら話せないこともあるから」
Saori「でも、結構レベル高めですね」
Nakajin「高めだと思うよ。そうじゃない友達も俺はいるよ」
DJ LOVE「程度はあるよ」
Nakajin「さらけ出す程度もあるけどね」
DJ LOVE「一緒に風呂入るようになっても友達だと思うし」
Fukase「…ん?一緒に風呂?裸の付き合い?そっちをさらけ出すってこと?」
DJ LOVE「そっちもある!」
Fukase「そっちもあるってこと?」
DJ LOVE「タオルで前を隠すか隠さないかみたいな」
Nakajin「(笑)」
Fukase「次お風呂場で会ったとき、もし俺が前を隠してたらどうするんだよ(笑)“こいつさらけ出してねえ! ”って思われるじゃん!溝が生まれるじゃん、ツアー中なのに!」
DJ LOVE「っていうのもひとつあるかなって(笑)」
Saori「結構LOVEさんはレベルが高め。LOVEさんと友達になるの難しいと思う。」
Nakajin「高めだし…。次僕いってもいいですか?僕のはもっと明確です。なんか…曖昧じゃないというか」
Saori「LOVEさん怒られてる(笑)」
DJ LOVE「(笑)」
Nakajin「いやいやいや!いいと思うんだけど。」
Fukase「じゃあこれを聞いてる人は、Nakajinに友達認定されてるかされてないかが分かると!」
Nakajin「あ〜〜いや〜〜…どうなの?」
Fukase「はっきり分かるのね」
Nakajin「そんなこともないんだが…。なんにせよ、とりあえず出しますわ!はい!」
『連絡先を知ってるか否か』
Fukase・Saori「あ〜〜〜」
Saori「なるほどね」
Nakajin「やっぱ、連絡先知ってたら友達って思う」
DJ LOVE「顔見知りではなくなってるもんね」
Saori「私もNakajinと近いものがあるかな。次いいですか?」
DJ LOVE「はい」
Saori「私のはもっとハードル低いかもしれない」
Fukase「もっとハードル低い?…・うわ!Saoriちゃんあれじゃん!ONE PIECEの世界みたいだね!」
一同笑い
Saori「『30分以上話したら友達』」
Nakajin「30分以上話したら」
DJ LOVE「すごいね!」
Fukase「ルフィと同じ感じだね!」
Nakajin「でも、俺もそういうテンションで考えたんだよね。挨拶するだけの人とかいるじゃん」
Saori「そうそう。挨拶だけとか、どっかで久しぶりに会ったとき“久しぶりですね、CD聴きましたよ”ってだけだと30分も喋らないじゃん。そこで連絡先を知らないとしても、30分以上喋れたら友達かなって」
Nakajin「それってサシでってことだよね」
Saori「そうだね」
Nakajin「グループでじゃないでしょ?」
Saori「グループだと話してないことあるからね」
Fukase「でもさ、30分以上喋ったことある人でも忘れない?この人誰だっけ?って」
Saori「でもいいの!忘れても友達なの」
Fukase「それって、30分以上話したら誰でもいいってことだよね」
Saori「友達になれるけど、友達のなかでも…ほら、もちろん嫌いになっちゃう友達もいるわけで」
Nakajin「嫌いにならなくても、1回離れちゃう友達もいるじゃん。生活環境が変わったりして」
Fukase「友達じゃなくなっちゃう人もいるじゃん。でも連絡先を知ってるとさ、30分以上話してると、未来永劫続いちゃわない?」
Nakajin「どういうこと?」
Fukase「一時期よく遊んでたけど、名前なんだっけ?って人いるってこと」
Nakajin「まあまあ、それはいるね」
Fukase「それって友達じゃなくなっちゃってるじゃん」
Saori「じゃあFukaseくんは、昔友達だった人でもずっと連絡取らなくなると“あの人どういう関係?”って聞かれた時、“知り合い”って答えるの?」
Fukase「やっぱり下がっていかない?」
Saori「もちろん下がってはいく。優先順位というか。自分の生活に対する密接度合いが下がると共に、大切度合いも下がってはいくと思うけど」
Fukase「でしょ?」
Nakajin「最近仲良いのと、前仲良かったっていうのは違うもんね」
Fukase「高校のときのうしろの席のヤツ、顔は覚えてるけど、名前は分かんないわけ」
DJ LOVE「あるね」
Fukase「そのときは友達だったんだけど。でも、今友達かと聞かれたら“違う”って言うもん。名前分かんないんだよ?…っていうことで、俺の友達の基準を発表します」
Nakajin「はい」
Saori「そこまで言うなら」
Fukase「『近況を知っている』」
Saori「あ〜」
Nakajin「近況ね」
Fukase「その人が今どんなことをしてるかを知っていれば、俺は結構友達だと思う。」
DJ LOVE「あ〜」
Fukase「途中で分からなくなることもあるじゃない。こいつ何してるんだろうって」
DJ LOVE「復帰することもあるよね」
Fukase「復帰することもある」
Nakajin「でも…う〜ん…。どうだろうね…。学生時代の友達なんかは、近況は知らないけど友達って言える人は結構いるけどね」
Saori「そうだよね」
Fukase「学生時代は毎日会ってるんだから、近況というか、自分とほとんど同じじだよね。学校行って、部活は何部でとか、大体分かるじゃん。その時は友達だよ」
Saori「でも、高校のときの友達は今結婚してるかどうかも知らないし…」
Fukase「だからそれは友達じゃないんだよ」
Saori「え〜…友達だよ」
Nakajin「近況は知らなくても、そういう友達いるいる」
Fukase「それで、久しぶりに会って近況報告してくれたら繋がる。コネクト」
Saori「そこで友達になれるんだ」
Fukase「それまでは顔見知りに戻る」
一同笑い
Nakajin「知り合いだよ〜ってなっちゃうのか」
Fukase「そうだね。友達ってつくからには、愛情持って接したいというか」
Saori「じゃあFukaseくんの友達認定のハードルは高めですね」
Fukase「まあまあ」
Nakajin「高いね。一番高いかもしれないね。」
Fukase「え〜でもLOVEさん裸でしょ?一緒にお風呂入らないと友達認定してくれないんでしょ?」
DJ LOVE「限定はしてないよ!限定はしてないけど、なんかひとつでも、自分のプライベートのこととかを言えるっていうね」
Fukase「LOVEさん、さらけ出すものあるじゃん」
一同笑い
DJ LOVE「ありますよ。そうなってくるとハードルは高いよ」
Fukase「さらけ出してないじゃん」
DJ LOVE「今はさらけ出してないよ」
Fukase「それをとれば友達?」
DJ LOVE「かもしれない」
Fukase「俺のそれを知ってるなら。LOVEさん分かりやすい」
DJ LOVE「何かをさらけ出せばいいの」
Fukase「じゃあそう書けばよかったのに。『素顔を知っているなら』」
Saori「確かに(笑)」
DJ LOVE「そこまで頭回んなかった。真面目に考えちゃったんだよね(笑)」
Fukase「LOVEさんは素顔を知ってたら友達じゃない?」
DJ LOVE「大体の友達、素顔知ってるからね。確かに素顔知らないの友達じゃないわ。」
Saori「基準、めちゃくちゃハッキリしてたね(笑)」
Fukase「難しかったですね。難しかったですけど、人それぞれ違うなって」
Saori「きっと違うんだね」
Fukase「Saoriちゃんは飲んだら友達みたいな」
Saori「そうだね」
Fukase「海賊みたいなスタイル」
Saori「そうですね(笑)」
Nakajin「そして最後に、僕ら初の野外ライブツアー『INSOMNIA TRAIN』山梨公演のライブレポーターをセカオワLOCKS!のページでこの後発表します。応募してくれた生徒はチェックしてください!」
M RPG / SEKAI NO OWARI
4人とも友達と知り合いの境界線バラバラでしたね。セカオワ掲示板で、『友達ってなんですか?』って書き込みをよく見るけど、人それぞれ考え方違うからなかなか答えのでない問題なんだなと思います。その中でも、気が合う友達とか、なんでも笑い合える友達とか、そんな人に出会えるといいですよね。
最後に、『INSOMNIA TRAIN』山梨公演のライブレポーターを発表します!
その生徒は…
5月25日 富山県・18歳・ザキヤマ
5月26日 埼玉県・16歳・DJ HACHI
5月27日 千葉県・15歳・YU☆
6月1日 京都府・18歳・しまっちょ
6月2日 神奈川県・17歳・えりんぎ
6月3日 埼玉県・17歳・クリンく
おめでとう!!
最近暑くなってきてるから、水分沢山飲んで体調管理はしっかりね!ライブ楽しんできてください〜!熱いライブレポート待ってます!
では今週はここまで!
また来週〜!