聴取期限 2023年8月30日(水)PM 11:00まで
石原「生徒の皆さんこんばんは!SCHOOL OF LOCK!の普通の講師・Saucy Dog、ボーカルギターの石原慎也です!」
石原「このラジオのたびに、「今の自分ってこういう喋り方なんだ」っていうのがわかるというか…。なんか、喋り方が定まらないんですよね。それを確認するためにやっているところもあるのではないでしょうか(笑)」
石原「今日はちょっと静かめなんですよ。なんでやろ?こういう日もあるんだって、自分で新鮮やから、今(笑)」
石原「ということで、まずは“普通に聴きたい”宛てに届いた書き込みを紹介していきましょう!」
石原先生こんばんは。私はこの夏プールに行きスイカを食べアイスも食べ、
日焼けもして、花火大会に行き、お祭りにも行き、とすっかり夏を
満喫しています。石原先生は何か夏っぽいことやりましたか?
埼玉県 14歳
石原「まじで羨ましいんだが!最近だと、夏っぽいことしたな〜って思ったのが、クーラーをつけてても日差しとかで室温が上がってくるわけですよ。ごはんとか、果物とかを出しっぱなしにするのをやめて、冷蔵庫に入れようと。それが結構夏っぽいなって思ったのと、水着の写真がSNSに投稿されるんですよ、女の子の水着の写真とか、男の子も然りなんですけど。「水着が増えたな〜、インスタに」みたいな(笑)。あとはフェスですかね!」
石原「続いて!」
石原先生に普通に聞きたいんですが、好きな女性の好みって
変わるものですか?それともずっと同じタイプの人を好きになるのが
普通なんですか?最近、ちょっと気になる子がいるんですが、
今まで好きになってきたタイプと違っていて戸惑っています。
東京都 17歳
石原「変わるよ!全然変わって当たり前だと思うし。例えば、歴代の彼女とか好きだった人とかを見比べてみても、誰ひとり同じ人はいないし、性格も全然違う。やっぱりそれがいいんじゃない?違って当たり前だし、人はひとりたりとも同じ人はいないので。似てる人を探そうと思っても、なかなか見つからないわけで。元カノを忘れられなくて似た部分を探してしまうっていう人もいるかもしれないけど、それってあんまりおもしろくないなって思っちゃうので。」
石原「まぁ、いいんじゃないですか。自分の中の流行り顔というか、流行りの性格というか、こういう人がいいな〜みたいなところで好きになっていいんじゃないでしょうか!どうですか?」
石原「みなさん書き込みありがとうございました!引き続き僕に聴きたいことは、Saucy LOCKS!掲示板に“#普通に聴きたい”をつけて書き込んでください!」
石原「では、今夜はこちらの授業をお届けします!」
石原「生徒のみんなの普通を受け止めるSaucy LOCKS!のメイン授業“普通にしんどい”。いま、ちょっとしんどいな〜と思っている生徒と話をしていきます。」
最近、私の友達がいじめのようなものにあっています…。
掃除の班でその子ひとりだけに掃除をやらせたり、
聞こえるように悪口を言ったり。
相談を聞いたりはしていますが、中々状況が変わらず、
エスカレートしている気がします。どうしたらこの状況を変えて
友達がなにも気にせずに明るく過ごせると思いますか…?
宮城県 15歳 女の子
石原「男やったら…まぁ男も最近は陰湿よ!昔は殴ってケンカ…ケンカだね、いじめって言っても。でも俺もいじめられてたからな〜。こんな友人思いで、友人のために相談してくれる人なんてなかなかいないよ?では、お話ししていきましょう!もしもし!」
ぎーま「もしもし。ラジオネームぎーまです。よろしくお願いします。」
石原「よろしくお願いします。(いじめを受けている)友達は、同じクラスの人?」
ぎーま「はい。今年女子高に入学して、そこで出会った友達です。」
石原「女子校って、そういういじめとか、やっぱりあるんや。」
ぎーま「ちょっとはありますね。男子がいないからこそ、ちょっと過激っていうか、そういう感じです。」
石原「昔みたいな、上履きに画びょうをいれるとか…昔あったの。俺、給食の味噌汁の消しカスを入れられたことがあって、その時に“これはいじめだな”って確信したんだけど…。そういうのなのかな?」
ぎーま「目に見えるような形じゃなくて、言葉とかそういうので精神的に痛い、苦しい感じ。」
石原「それがいちばんつらいもんね。心を傷つけられるのって本当に厄介で、(心の傷が)治った・治ってないって本人も見えないんですよ。その子はいつからいじめられてるんだっけ。」
ぎーま「5月くらいからそういうことが起こってたみたいで、その友達から聞いたのは7月のあたまくらいです。」
石原「いじめられてるんだよね、って?」
ぎーま「はい。「こういうことをされてるんだよね」って言われたのがそれくらいで、詳しく聞いたのは夏休みのあたま。」
石原「なるほどな。その本人は、いじめられてるんだよねって言ってて、内容とかも聞いたんだ?」
ぎーま「はい。」
石原「どんな声をかけてあげたの?」
ぎーま「たぶん、あんまり自分がやられた、傷ついたことって人に言うのもつらいと思うので、「ひとりじゃないよ」って。「私がついているから、無理しないで、そういうことがあったら、いつでも何でも話してね」っていうことを伝えました。」
石原「めっちゃええやつやん。友達のためにラジオで電話してきてくれるっていうのもいいなって思ったし…。(そのいじめは)先生たちも気付いてないの?」
ぎーま「先生は、トラブルが起きてるのかなっていうのはなんとなく気付いているんですけど、まだそこまで…。」
石原「まぁそうよね、先生もどうしたらいいかわからんもんな、今の状況で言うべきなのか。2ヶ月だしな…。今は夏休みに入っていて、その子は夏休み中は大丈夫そうなの?」
ぎーま「今は大丈夫で、夏休み明けからどうなるかは全然わからなくて。」
石原「そうやなぁ…。本当に一番いいのは、いじめをはね返すじゃないけど、“一回キレる”っていう(笑)。これがホンマに…俺は(いじめを)やられてた側なんで。あと“笑い話にする”のは結構よかったけど…今となってはね。でも時間がさ、大人になってから“あの時こういうことをしなきゃよかったな”とか、相手も気づくわけやん。「なんであんなことしたんやろ、ダサ」って。でもその頃ってわからんからな。なんか一緒になってやっちゃう、みたいな。」
石原「どういういじめなのかって聞いていいのかな?」
ぎーま「自分の存在を否定するような言葉を言われたり、掃除のやつだと、その子が掃除してると誰一人手伝わないで「まだかな〜」みたいなことを近くで言ったり。」
石原「なるほどね、いちばんダサいやつやな。」
石原「存在を否定されるようなこととか、掃除を押し付けるとか、見ててしんどいし何か声をかけてあげたいと思うやん?でも、最終的には自分ではね返さないと意味ないから、俺はそうだったし。めっちゃやさしい声をかけてくれる人もいて、それには本当に救われたし、今でもずっと友達やと思ってるし。でも、いちばん本当にやらなあかんのは“自分でやっつける”“いじめをはね返す”。けど、俺がぎーまの立場やったら、近くにいてあげる、そばにいてあげる、自分が味方になってあげるとか。俺やったら、まず味方を増やす。他に自分の仲の良い友達とその子を仲良くさせていって、どんどんその子の居場所を広げていってあげる。もしかしたらその子のためにはならんかもしれないけど、たぶん俺はそういう風にしちゃうかな、見てられへんもんな。」
ぎーま「そうですね。」
石原「そういうダサい人とかを見たりしたら「お前ダサいで」って言ったら「は?お前なに?」って言われるじゃん、絶対に。言いづらいし、直接そいつらには言わんでもいいねんけど。どうせ何言ったってわからへんねんから。だから、もっとその子に何かしてあげる、でいいかなって思うけどね。」
ぎーま「これからも言葉をかけたり、仲良くしたり、していきます!」
石原「そうしてください!よかったらね、友達の女の子とこれからも仲良くして、よかったらSaucy Dogのライブに一緒に来てもらって!勇気あげるので!」
ぎーま「はい!」
石原「まずはその子の心がね、安全に、元気にケアできるようにしましょう、お互い。」
ぎーま「はい。ありがとうございます!」
〈M.BLUE / Saucy Dog〉
石原「この曲『BLUE』なんですけど、“運命なんて知らない 僕らで作ればいいさ”っていう歌詞があるんですけど、ほんまにその通りで。ぎーまもね、その友達と一緒に運命を作っていってあげてほしいなと思っております!」
石原「ほんまに、友人のために相談してくれるのって凄すぎへん?友達のためにやりました?そんなん。でも、自分もいじめられてた側だから言えるけど、なかなかそういうこと出来ない。俺も出来なかったもん。友達に声かけてあげるとかは、なるべくしようと思っていたりはしたけど、誰かに相談してあげるっていうのは、意外とできないですよね。だから、一歩踏み出したぎーまは、すごくいい奴やなって思いました、ありがとう!」
石原「サウシーLOCKS!では、生徒の皆さんからのメッセージを待ってます!Twitterのハッシュタグは「#サウシーLOCKS」です!ということで、僕とはまた来週お会いしましょう!普通の講師・Saucy Dog、ボーカルギターの石原慎也でした!」
聴取期限 2023年8月30日(水)PM 11:00まで