メイン授業「普通にしんどい」!「将来のことを考えるとしんどい」という生徒と逆電!

SCHOOL OF LOCK!


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聴取期限 2024年5月7日(火)PM 11:00まで



石原「生徒の皆さんこんばんは!SCHOOL OF LOCK!の普通の講師・Saucy Dog、ボーカルのギターの石原慎也です!

石原「いや、みんなね、ゴールデンウィークって知ってますか?僕らみたいな大人になると、 ゴールデンウィークなんてほんと関係ねえから、マジで覚えといた方が良いよ!」

石原「フェスシーズンなんですよ!みんなが休みの日に、僕らはフェスをしたり、ライブをしたりしてるんですけども、僕らもね、休みがないわけじゃないんですよ。まとまった休みをもらえたりね、ライブをしない時期もあるんですけども。 なんて言うんやろうな?とにかく、みんなは楽しんで。今のうちだよ、楽しんで。これから『VIVA LA LOCK』もあったりするんで、良かったら見に来てくださいよ。そのあとね、ファンクラブツアーが始まるわけなんですけども。ファンクラブツアーは、本当に今、心配しかない。 今日、練習、スタジオリハーサルに入ってきたんだけど、へとへと。汗めっちゃかいた、 マジで、ファンクラブツアーも楽しみにしといて!で、その間に曲も作っております。この曲も、良い曲になりそうですよ。まだ一切、手つけてないけど。良い曲にしようという気持ちだけはあるんで、良い曲になると思います。きっと。」


SCHOOL OF LOCK!


石原「まずは、Saucy LCOKS!掲示板に届いた「普通に聞きたい」宛ての書き込みを紹介していきましょう。」



石原先生こんばんは!
いつも何を基準に服を買ってますか?『クレヨンしんちゃん』の服とかが面白くて気になりました!!

みう!!
茨城県 17歳 女性


石原「うん、そうね。 Saucy LOCKS!の放送後期に写真が掲載されてるんで、それを見れば僕がどんな服装してるのかはわかると思うんですけども。基準はね、なんだろうな?「自分が着てもギリギリOKかな?」っていうものを着てる。ネタっぽい服も買うし、スベりそうなやつは買わないけど。カッコいい服だけを買うわけじゃないかも。「その服、何?」って言われる服とか、 周りの人が気になってくれる服を買ってるかな。ちなみに今日は普通の黒いボーダー。今日は普通だった。今日は普通なんかい。何にも気にならない服。でも、この服も形が可愛いの。スタイルも良く見えるんで。これもそういった面では声かけられたりもするかもしれませんね。」

石原「というわけで皆さんはどんな服が好きですか。もし良かったら僕にも教えてください。オシャレな服とかいっぱい知りたいです。書き込みありがとうございました。」


SCHOOL OF LOCK!


石原「さて、続いてはこちらの授業をお届けします。」


SCHOOL OF LOCK!


石原「生徒のみんなの普通を受け止めるSaucy LOCKS!のメイン授業。「普通にしんどい」。今ちょっとしんどいなと思ってる生徒と話をしていきます。まずは書き込みを紹介します。 」



私は中 2 の頃から不登校で、高校にも行くことなくダラダラとバイトを続けている 18 歳です。 4 月から、仲の良かった友達が就職したり、大学へ行ったりと 「ちゃんと自分の決めた道を行ってる感じ」が、私にとってすごくしんどいです。
学校に行ってなかった私が悪いのですが「このままでいいのだろうか」
「通信制の高校に行ってやり直した方が良いのか」とか、ずっと悩んでいます。
バイトに行くのも、自分に対しての劣等感が溢れてきてしまい息苦しいです。
誰かに相談したいけど出来ないので、ここで吐き出させてください。

めかぶ
千葉県 18歳 女性


石原「そうか、不登校なぁ。まずお話していきましょう。もしもし。」

めかぶ「もしもし。こんばんは。めかぶです。」

石原「こんばんは!高校に進学しなかったのは、不登校が原因?」

めかぶ「そうですね。それもあるんですけど、最初は通信制の高校に行こうと思ってたんですけど。仲良かった友達の話を聞くと、周りにも結構、通信制に行きたいなって思ってる子が多かったらしくて。「学校で会ったりするのは気まずいな」とか思って。それで、気づいた時には、もう入学できなくなっちゃってた、みたいな。」

石原「年齢的にってことかな?」

めかぶ「そうですね。」

石原「ちなみに、中学2年の頃に何があったかって聞いて良いのかな?」

めかぶ「大丈夫です。勉強についていけなかったのも理由の一つなんですけど、仲良い子と離れちゃって。クラスでどんどん孤立してっちゃって。「グループ作って何かしてください」っていう時に、必ず余っちゃって。それでどんどん行けなくなっちゃって。」

石原「そうね。自分の居場所的が欲しいよね。やっぱりね。」

めかぶ「そうですね。」

石原「中学を卒業はしたのかな?」

めかぶ「そうですね。しました。」

石原「そのあとはずっとバイトしてるの?」

めかぶ「はい。」

石原「めかぶ、すごいとしっかりした文章書くし、話し方も、しっかり喋れる子だから、なんで中学の時に孤立しちゃったんだろうって。不思議だなって思ってんだけど。いつから、自分の決めた道を行ってる感じが、自分にとってしんどくなってきたのかな?」

めかぶ「そうですね。バイト先で同い年の子がいて、その人が「今度就職するんだ」とか「この大学行くんだ」って話してるの聞いてると、私はいつまでフリーターのままで生きていくのか、って考えたら、すごい不安で。」

石原「なるほど、不安だよね。ちなみになんだけど、今やりたいことってあるの?バイトじゃなく、夢みたいなこと。」

めかぶ「夢が無くて。だからこそ何をやっていいかわからなくて。」

石原「好きなことは?」

めかぶ「好きなことは、料理とかお菓子を作ることが好きで。一時期、そういう専門学校に行ってみようかなとか考えたんですけど。やっぱり、そこに行くにはお金も必要で。そうなると、バイト頑張んないとなっていう、永遠に同じサイクルで。」

石原「ジレンマだね。」

めかぶ「はい。」

石原「でも、自分のやりたいことをするために、料理の学校とか製菓の学校に行くために、自分の力でお金を貯める、そのためにバイトをしてるって思ったのはすげえ素敵だと思うけどね。」

めかぶ「それもあるんですけど、やっぱり私の生きる活力っていうのは、ライブに行くことで。そっちにお金を使ってしまって。なので、お金が貯まらなくて。」

石原「なるほどな。わかるよ。そうだよね。でも、ライブが生きる活力になってて、そのためにお金を使うのは良いことだよね。 言ったら、自分のご飯買ってるみたいなもんじゃない。そう、自分の稼いだお金で。でも、今から高校に入りたいわけじゃないんだよね。」

めかぶ「う〜ん、駅が家から近くて。そこで学生が友達とはしゃいでる声とか聞くと、行ってみたいなっていう気持ちもあるんですけど。」

石原「うんうん。」

めかぶ「でも、年齢が違うじゃないですか。今から入ると。」

石原「そうだね。」

めかぶ「そういうとこも不安で。」

石原「でも、25歳とかさ、26歳の人がさ、制服着てディズニー行ってるような世界だよ。 まだ18歳だぜ?」

めかぶ「確かに。」

石原「わかんないけど、俺が制服着ててもさ、ワンチャン高校生かなって思うじゃん。絶対年齢確認されるよ。だから、それは気にしなくて良いね。ただ、高校に入りたいと思ってるのか、 高校に入った後の資格が欲しいのかだよね。俺が行ってた専門学校とかは、高校課程ってのがあって、専門学校の勉強をしながら、高校卒業の証明書みたいなの出たのよ。」

めかぶ「そうなんですね。」

石原「そうそう。だから、夢があるんだったら、高校課程がある、自分のやりたいことに近い専門学校に行ってみるのもありなのかなとか。」

石原「ちょっと言い方合ってるかわかんないけど、俺はもう31じゃない。でも、めかぶは、まだ18歳だなって思うから。18歳の頃ってマジでなんでもできるから。」

めかぶ「ほんとですか?」

石原「うん、18歳はまだまだ可能性いっぱいあると思うよ。」

めかぶ「ありがとうございます。」


SCHOOL OF LOCK!


石原「今、一番しんどいことって何?」

めかぶ「今、一番しんどいことは、周りの目がしんどいっていうか。多分周りは私のこと、別に考えてないと思うんですけど。でも、どうしても周りの人を見るとキラキラしてて、息苦しくなっちゃうんですよね。」

石原「なるほどね。確かにな。いや、むずいな。ごめんな。めかぶは何かを解決してほしいってわけじゃないかもしれないんだけど、解決したくなんだよね、俺。」

めかぶ「お願いします。」

石原「そうね。じゃあ、例えば今まで月にどんぐらいライブ行ってたの?」

めかぶ「月1、2回とか?」

石原「じゃあライブを2ヶ月に1回くらいに我慢して。あ、でも高校は入れるのか、18歳でも。」

めかぶ「どうなんですかね?」

石原「さっきも言ったけど、多分18歳だからって年齢とか言わなければ、 ちょっと大人っぽい喋り方の子だな、お姉さんっぽいなって感じで周りと接してればいいような気もするし。それは、めかぶが高校に行って周りと同じことを経験して、劣等感やしんどい感じを減らしたいとかだったら、高校行く勇気さえあれば、そこはちょっと改善されると思うんだよね。」

めかぶ「そうですよね。」

石原「大丈夫。まだ18歳だから。めかぶ最強だから。」

めかぶ「そうですよね。ライブ控えて貯金しながら高校に行ってみるのもありかもしれないって、今思いました。」

石原「ね。高校行ってたってバイトはできるし。だから、バイトしながら高校行って。で、専門学校にその時のお金を充てて、みたいな。何か達成する目標があると、ちょっと頑張れそうじゃん。」

めかぶ「そうですね。」

石原「バイト頑張んないといけなくてしんどいかもしれないんだけど。自分のために 1歩踏み出してみて欲しいなって思います。」

めかぶ「わかりました、ありがとうございます。」

石原「こちらこそありがとうね。話聞かせてくれて。」

めかぶ「いえ、こちらこそありがとうございます。」

石原「じゃあそんな、めかぶに1曲Saucy Dogの曲を届けたいと思います。ありがとうね。」

めかぶ「ありがとうございます。真剣に答えてくださって。」

石原「また進展あったら教えてください。」

めかぶ「はい、わかりました。ありがとうございます。」

石原「バイバーイ。」


<M:BLUE / Saucy Dog>


石原「そろそろ今夜の授業も終了の時間になってしまったんですけども。めかぶ、頑張ってほしいな。 みんなにメッセージとか応援とかしてあげてくださいね。でも本当にやりたいことに向かって、なんとなくでも良いから目標があったらそこに向かって頑張れると思うよ。」

石原「はい。 Saucy LOCKS!では生徒の皆さんからのメッセージを待ってます。そしてSNSの推奨ハッシュタグは『#サウシーLOCKS』です。ということで、僕とはまた来週お会いしましょう。普通の講師、Saucy Dogボーカル・ギターの石原慎也でした。」


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