（ドアを開ける）

石原「生徒の皆さん、こんばんは！SCHOOL OF LOCK!の“普通の講師”Saucy Dogボーカル・ギターの石原慎也です！」

石原「最近の僕の普通の話といいますか、おめでたい…私事ですが、弟に子どもが生まれました！」

石原「姉も2人子どもがいるので、3人のおじさんになったわけですよ。なんかもう嫌だね、現実を見たくない！…バットリアリー（笑）」



石原「まずは、Saucy LOCKS!掲示板に届いた普通の書き込みを紹介していきましょう！」



石原「RN:もちもちぽてとは、この前、Tシャツが当たった子ですね！おめでとう、運がいいよ！」

石原「トレイラーというのは、来週7月19日にリリースになるミニアルバム『バットリアリー』の収録曲が、全曲ちょっとずつ聴ける映像のこと。1曲目の『夢見るスーパーマン』から始まり、バーッと最後『そんだけ』で終わると。ちょっとだけ、CD限定のゆいかの曲も入っているのが聴けたりするので、よかったらチェックしてみて下さい！」

石原「Saucy TRAINってのはあれか、みんなで『Choo Choo TRAIN』の真似をしている…。僕らの世代といえば、ああいう動画を撮るってなったらだいたい『Choo Choo TRAIN』になるっていう感じなんですけど、ランニングマンかね（笑）。続いて！」



石原「ありがとう！『バットリアリー』から先行配信中の『魔法が解けたら』なんですが、本当にいい曲になったなと。梶原岳人くんに楽曲提供した曲なんですけども、岳人くんの『魔法が解けたら』も是非聴いてみて下さい！」



石原「ミニアルバム『バットリアリー』、来週7月19日にリリースです！さて、今夜はこちらの授業をお届けします！」

（黒板に書く）

石原「“普通にしんどい”」





石原「ちゃんとできるかな？では、お話ししていきましょう！もしもし！」

ももら「もしもし！ラジオネームももらです、お願いします！」

石原「普通に恋してる話だよね、相手はどんな男の子なの？」

ももら「見た目は、身長が高くてメガネかけてて、でも顔は子犬っぽい感じで。人柄は、優しくて面白い、落ち着いてるけど、同性に好かれる感じの男の子です。」

石原「なんか…漫画やん！そんな理想の男の子いるんだ！すごい！いつから気になってるの？」

ももら「気になり始めたのは5月の後半ですね。同じクラスになるまでは知らなかったんですけど、出席番号が近くて話すようになって、もともと雰囲気はいいなって思っていました。重いものを私が持っている時に、「俺が持って行くよ」って持って行ってくれて、チョロい私はそこからもう気になり始めちゃって。」

石原「チョロいとか言うなよ〜。でも、全部漫画みたいやね。漫画から飛び出してきたんじゃない？その子。」

ももら「ホントに！いつもメガネなのに、体育終わりにメガネ外して、汗を拭いているところとか見て、キュンキュンしちゃって（笑）」

石原「漫画です！その子はモテるの？」

ももら「わからないんですよね、あまり聞いたことはないです。」

石原「なるほどな。相手に彼女がいるとかも知らない？」

ももら「共通の友達に協力してもらって好きな人がいるか聞いてもらったんですけど、いないっぽいです。」

石原「その子とこれからどうなりたい、とかあるの？」

ももら「まず、テスト期間で1つ（話の）ネタがあるけど、それが終わっちゃったら話すネタがなくなっちゃうので、どういう話をしたらいいのか…。いま、テストで負けた方がサーティワンをおごるってなってて。その時に、花火大会に誘いたいなと思ってるんですけど、どうやって誘ったらいいかなって。」

石原「お互いの部活は？」

ももら「相手は入ってなくて、私は軽音部に入ってます。」

石原「軽音部にその子を誘ってみたら？」

ももら「でもバイト尽くしみたいで…。」

石原「バイトやってるんだ。えーなんか完璧じゃない？その子。バイトやってて、背が高くて、メガネで子犬系で。」

ももら「…最高です。」

石原「最高です、まで出ました！ありがとうございます！いただきました（笑）」



石原「付き合いたいの？」

ももら「付き合いたいですね。」

石原「花火大会で告白、みたいな？そしたら「29日（花火大会の日）空けておいて〜」みたいな。花火いくからって別に言わなくていいんだけど「遊ばない？」って。バイトがもし入ってたら誘えないから。」

石原「話をして、浴衣で行くじゃん。で、男の子の方は浴衣でもTシャツでもいいよね！で、サーティワンアイスクリームの話を、その日に、「あの時の賭け、かき氷おごってよ」みたいなのにして、祭で解決しちゃうみたいな。」

ももら「ありですね。」

石原「なんか漫画できそうじゃん！どういうアプローチが良いんだろう？自分から見た自分って、どういうタイプの人間かってわかる？」

ももら「結構明るいんですかね、バカそうっていうか。」

石原「なるほど。たぶん男ってね、言い方悪いけどバカっぽい子の方が好きだと思うんだよね、なんとなくね。」

ももら「へ〜。」

石原「全く興味ないフリして、「彼女いんの？」って聞いてみたら？」

ももら「いいですね。」

石原「席はどっちが前でどっちが後ろなの？」

ももら「私が前で、相手がいま後ろです。」

石原「あ〜、なるほどな！（ももらが）後ろやったら、肩トントンとかいいんじゃないかと思ってたんだけど…。急にパッて振り向いて、「７月29日って空いてるん？遊ばへん？」って話をして、向こうが「ちょっと予定確認するわ」ってなって、確認して「てか、この日花火の日ちゃうん？」みたいなことを相手も思うんじゃない？わからんけど！全部想像やわ、ここまできたら！」

石原「でも、想像していて楽しいです！」

ももら「よかったです。」

石原「ちなみに、キュンとする女の子のしぐさ、俺はあんまり出てこなかったんだけど…香水とかって、校則的にダメなんだっけ？」

ももら「いや、特に書かれていないです。」

石原「匂いって結構大事で、キュンとするアプローチの一つだと思うのね。俺、高校の頃の彼女が、ダウニーの柔軟剤を使ってたの。市販のやつってだいたいキャップがピンクなんだけど、黄色いキャップだったかな？あんまり売ってないやつを使ってたらしいんだけど。そういう、自分の匂いみたいなものをちょっと濃いめできかせる、みたいな」

ももら「なるほど！」

石原「匂いって大事だと思うよ。この匂いなんか嗅いだことある、みたいな。シャンプーとかでもいいし。中学の頃好きだった子のシャンプーの匂い、めっちゃ覚えてるわ。」

ももら「（笑）」

石原「でもやっぱり匂いのアプローチとか。高校生なので、触るアプローチよりも、純粋だけどグッとくる、キュンとくるもので言ったら匂いとか。絶対毎日話しかけるみたいな。」

ももら「わ〜頑張ります！」

石原「で、毎日話しかけてたけど、今日話しかけてこないなっていう日を作ったら…。これね、みんな笑ってるけど、違うからね！？これホントに、そういうので「あれ？」ってなるからね。」

石原「俺は背も高くないし、別に犬顔でもないので、その子の気持ちはわからないけど、俺はたぶんそれ、結構グッとくるんじゃないかと思ってます！頑張ってみて。」

ももら「やってみます！」




＜M.結/Saucy Dog＞


石原「そろそろ今夜の授業も、お別れの時間となってしまいました。ももら、頑張ってほしいな〜って思いつつ、応援しているのでまたメッセージ送ってください！」

石原「来週ですが、7月19日(水)、ミニアルバム『バットリアリー』のリリース日ということで、Saucy Dog先生3人で生放送教室に遊びに行きたいと思います！このスタジオから飛び出して、こもり校長とCOCO教頭に会いに行くぞ〜！やっぱり先生だから、校長と教頭に会いに行くのは緊張するんだよ（笑）」

石原「Saucy LOCKS!も3人で、ようやく副担任の二人がみんなの前にあらわれるというね。やろうかなと思っております！」

石原「ということで、僕とはまた来週お会いしましょう！“普通の講師”Saucy Dogボーカル・ギターの石原慎也でした！」

石原「こもり校長、COCO教頭、来週よろしくおねがいします！」