「江島啓一先生が登場!『NF OFFLINE FROM LIVINGROOM』副担任目線の感想。」

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聴取期限 2021年6月4日(金)PM 10:00まで




江島「はい、授業を始めますから席に着いてください。Twitterを開いている人はTwitterを開いている生徒はTwitterを一度閉じなさい。Instagramを開いている生徒は、 サカナLOCKS!のインスタアカウント(@sakanalocks_official)をフォローしなさい。授業が始まりますよ。こんばんは、サカナクションの江島啓一です。

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「今夜のサカナLOCKS!は、副担任の江島啓一が、一人で初めてお送りしたいと思います。一郎先生が、先日『NF OFFLINE FROM LIVINGROOM』というオンラインライブをやっていまして、そのままリビングルームから出てきていないと。Wi-Fiも繋がらないと。どうなってるんだと。……まあ、まだ何かやってるんでしょうね、きっと。実は、僕らも結構待っているんですよ。その何かしらを。その何かしらは、もうすぐお届けできると思うんですよ。来週あたりには発表できると思うんですけど……いや、できないとだめなんですよ。来週あたりには、一郎先生がリビングルームから出てこない理由が明かされると思いますので、それも期待して待っていて欲しいなと思っています。今回は、『NF OFFLINE FROM LIVINGROOM』について、副担任目線で振り返っていきたいと思います。」

『NF OFFLINE FROM LIVINGROOM』、僕も観たんですよ。初日は家で、Streaming+と、Instagram Liveでもやっていたんだよね。だから、PCとスマホを両画面並べて家で観ていました。……なんかめっちゃ忙しかった。みんなのコメントも見なきゃいけないし、時々コメントも打ちたいなと思って打つし。あとね、人生で初めて、インスタの"バッジ"っていう機能を使った(笑)。自分のバンドメンバーに対して。投げ銭みたいな機能があるんだよね、最近。ちょっとやってみましたよ、あれも。」

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「観てくれた生徒から感想が届いています。」


#NFLR

はぁエグかった!
アレほんとに生配信?ってぐらい凄かった!
まさかあの曲たちがあんなアレンジされるとは!
もう凄かった!
演出のライゾマも最高すぎる!
コンセプトを考えた一郎さん、演出の田中さん、サニーさん、浦本さん その他諸々の関係者の皆さんに感謝

ただの音楽ヲタク
男性/15歳/宮崎県


「ありがたい!ありがたいですねー。本当にね、うちのスタッフ優秀なんです。すごい前々から準備していたわけじゃないんでね。2週間くらいしかなかったのかな。で、あのクオリティで、しかもライブハウスとかコンサートホールとかじゃなくて、家でやりたいって一郎が言い始めてから2週間で実現したとは思えないクオリティなんですよ。よくできたなと思って。」

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「そもそもは、4月からサカナクションでZeppツアーをやろうと思っていたんですよ。ちょっと、うちのベースの草刈愛美先生が今年のはじめくらいに体調を崩しちゃいまして、4月からのツアーに間に合うかどうか分からなかったんです。準備期間とかもあるんでね。1ヶ月くらい前からリハーサルをずっとやったりするので、3月の頭からはフルスロットルで活動しないといけないということで、それにはちょっと間に合わないんじゃないかっていうことで、今回予定していたZeppツアーは、大事をとってやめましょうと。今は、草刈先生も完治して元気いっぱいです。心配いらないです。で、そのZeppをただただキャンセルするのもな……って山口一郎先生が言い始めまして。こんなご時世なので、スタッフにお仕事がない人もいっぱいいるから、そういうのも考えて、一郎先生が『僕一人でZepp回るわ』っていうことを言い始めたんですよ。先生としては、おー、いいじゃん!ってなって。何かあったら手伝うよって感じで始まったのがZeppツアーの『NF OFFLINE』だったんです。しかも、一郎先生が一人でやろうとしていたそのZeppツアーも、緊急事態宣言が直前に出てしまって、これもちょっと開催するのはどうなんだろうな……と。やれないこともなかったんですけど、ちょっと不安だなって感じでみんなに来てもらうのもなんかすっきりしないし、そんな感じでライブをするのも入り込めないっていうのもあって、また延期になったんですよね。でも、一郎先生的にはただ延期にするのは嫌だと。緊急事態宣言中に家に閉じこもっている生徒が、モヤモヤした気持ちになっているのは嫌だと。ちょっとでいいからみんなとコミュニケーションをとりたいっていう気持ちもあり、オンラインでライブをやろうということになりました。それが、先日行われた『NF OFFLINE FROM LIVINGROOM』だったんですよね。そういう経緯があったんですよ。」

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「(山口先生の)家から配信していて、僕らも制作だなんだで一郎の家には何回も行ったことがあるんですけど……すごかったです。人が暮らせる感じじゃなかったです、照明とかケーブルとかが家中に張り巡らされていて。一郎もその期間住めないから、ホテル暮らしをしていたらしいんですけど(笑)。だから、緊急事態宣言が発令されて、リアルライブを延期にして、ただ延期するのは嫌だから、家からオンラインライブをやりたいって一郎が言ってから、多分2週間くらいしか時間がなかったんだけど、よくできるなと思いましたよ。チームサカナクション。できないですよ、普通。僕んちでやれって言われてももちろんできないし(笑)。まず、一般家庭の家では電気の量が足りないらしいんですよ。だから、モバイルバッテリーのすごいやつバージョンみたいなのを持ち寄って、みんなで電気を分け合ってやっていたらしいです。大変だよねー……まあ、一郎は歌っているだけなんでね(笑)。いいかもしれないですけど(笑)。周りのスタッフはすごい大変そうだった。でも、本当に実現するのはすごいなって思いましたね、うちのチームは。」

「今回、オンラインライブじゃない元々の『NF OFFLINE』……Zeppで開催する予定だったライブのために、僕らも手伝いますよと、曲のリアレンジを何曲かやっていたんです。そもそもは、一郎が一人で弾き語りだけでライブをやるのはちょっと持たないかもなっていう懸念があったんですよ。一郎先生的に。で、昨年僕らはリアレンジアルバムっていうのを(ファンクラブ限定で)出したんですけど、その中の曲を何曲かやりたいなっていう話があって。全然いいよーって、ライブ用にちょっと修正したりもしようかって相談していたんだけど、それプラス、今回の『NF OFFLINE』用にリアレンジした曲をやりたいっていうのもあって、1曲やりました。まず、リアレンジとは何かっていう話なんですけど、歌だけ残して楽器の演奏たちをガラッと変えて、元々の曲の印象から変えて新鮮な気持ちで聴けるようにするっていうものです。その曲のまた違った側面を表現するっていうのがリアレンジなんですけど。歌は聴いたことあるじゃん、知っている人だったら。だから、聴いている方は歌は入ってきやすいんですよ。歌は入ってきやすいんだけど、演奏隊は全然違うから、曲の印象が変わって……例えば、元々は楽し曲だったのがちょっと切なく聞こえたり、切なかった曲がちょっとハッピーに聞こえたりするんですよ。そういう面白さがあるっていうね。ただ単純に、できていた曲に歌だけ乗せるっていうのだったら、ライブとしてちょっとつまんないんじゃないかなっていうのがあって、このライブ用に1曲リアレンジしました。それに加えて、そのリアレンジした曲に向かうにあたって、一郎の弾き語りからリアレンジ曲になめらかにいけるような曲を2曲くらい。リアレンジまでとはいかないんだけど、ちょっとアレンジを加えたっていうものをやっています。だからね、一郎の一人ライブなんだけど、他の4人もいろいろと携わっています。」

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「演出面で言いますと、弾き語りライブを中心としているので、もちろん一郎の弾き語りからスタートするんですけど……まだ観ていない人もいるので、あんまり詳しくは言えないんですけど。最初は一郎先生の家のリビングルーム……見るからにリビングでやっているなっていうところからスタートするんですけど、曲によっては、プロジェクターの映像の中でやったり……Rhizomatiksが演出に入っているので、あれ?家だったんじゃないの?っていうような曲もあるんですよ。急に水の中に入っていったような演出とか。これ、本当に家でやっているの……?っていう錯覚を起こします。あれは僕も観ていて面白かったなー。『NF OFFLINE FROM LIVINGROOM』っていうから、ずっと家で弾き語るんだろうなって思うと思うんですよ。……いやいや、いやいや。田中(裕介)監督がいろんなアイディアを盛り込んでくれて。これ、本当に家なの?って思うと思います。あと、最後の方に僕ら4人も各々家で演奏しているシーンが差し込まれる曲もありまして……あれはあれで、"あー、昔は5人でやってたなー……"みたいな(笑)。そんな感じに見えなくもないんだけど。あれも観てほしいな。ちゃんと流れで見たら、ぐっとくるポイントだと思うので。僕はぐっときましたよ。"あー……5人でやってたな"って(笑)。あれを観ながら、僕らはメンバー用のチャットみたいなので、「いいねー」「よかったねー」っていう話をしていました。みんなが映像を観ながらコメントするみたいな感じで、メンバー同士でチャットしていたのでね。それはそれで、僕らもお客さんになったみたいですごい楽しかったですね。そういうのも観ていただきたいなと思います。」

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そろそろ今回の授業も終了の時間になりました。

「副担任の江島がお届けしてきた、音学の授業サカナLOCKS!ですが……初めて一人で授業だったんですけど、いかがだったでしょうか。……あ、あれなんですよ。そうだ。僕は知らなかったんですけど、今年の頭に僕らは、一郎以外の4人で演劇の音楽をやらせていただいて。大根仁監督の演劇の音楽をやらせていただいて。その後、僕は「GU×MIHARAYASUHIRO」のCMの音楽もやらせていただきまして。その後に、一郎が一人でライブをやるってなっているじゃないですか。だから、仲が悪いんじゃないかっていう話が結構出ているらしいんですよ。サカナクション不仲説(笑)。おー、おー、おー……と思って(笑)。ふふふ(笑)。僕は全然気にしないんですよ。そんな話が出ても。気にしないですよね?学校の先生で、『あの先生とあの先生って仲悪いらしいよ』って噂になっても、気にしないじゃないですか。授業が面白ければいいじゃないですか。でも、うちの一郎先生はそういうのすごい気にするんですよ。一郎先生は、生徒のそういう意見をすごい気にするから、ここで言っておきます。……普通です(笑)。なんかね、僕たちすごい仲良いよっていう柄でもないんですよ、うちのバンドメンバー。『仲良いよね!』って肩を組んだりするようなタイプじゃないんです。『うんうん……別に、悪くないよねー』っていうくらいなんです、みんな。温度がそんなに高くないから(笑)。だから、必死になって不仲じゃないって否定するのも嘘っぽいから、ここではっきり言っておきます。一郎先生が気にするから、そこら辺はちょっと気に留めてもらいたいなと思っております。」

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「……そんなサカナクションが(笑)、全員で作り上げた『NF OFFLINE FROM LIVINGROOM』ですが、アーカイブは5月30日の21時までチケットが買えるということなので、見逃しちゃって、こんなライブをやってたんだ!知らなかった……という生徒は是非観ていただきたいなと思います。」

『NF OFFLINE FROM LIVINGROOM』特設サイト [→コチラ!]


「来週は、一郎先生が、ひきこもっていたリビングルームから何か手土産を持って出てくる予定です。その発表も絶対にあると思います。その件について話してくれると思います。なぜリビングルームから出なかったのかっていう。……その手土産がなかったら結構大変なことなんですよ。ね、あるよね?(……と言いながらスタッフの顔を伺って……)ちょっと不安そうな顔をしていますけど(笑)。あると思います。『NF OFFLINE FROM LIVINGROOM』の、一郎先生から見た感想も聞かせてもらえると思いますので楽しみにしていてください。」

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