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■ あーNHK最高!!
BSのライブ映像、見ましたーっ! 最高でした! 踊りまくって、日々のストレスを解消しました。 テレビで見てあんなに雰囲気を感じられるのだから、生で見たらもっとすごいんだと思います。ライブに行きたいという思いがより一層強くなりました。ところで、一郎先生が東京観光してた時に、皆さんなんで一郎先生にあんまり気付かなかったのでしょうか?? 不思議で仕方がありません。 私なら、絶対声をかけようと思います。先生どうかその時はよろしくお願いします! ( ^∀^)
女/16/京都府
山口「なるほどね(笑)。BSでライブ映像が流れたんですけど、ドキュメンタリータッチで、ライブだけではなく裏側もフィーチャーしてくれたわけです。その番組の中で、僕が浅草の街を歩くっていうところがあったんです。浅草寺っていう大きな有名な観光地があるんですけど、そこを歩くシーンがあって。そこであんまり人に気づかれなかったんですね、先生は。まあ、音楽にさほど興味が無い人たちからすると、先生なんて……その辺に居るおっさんですからね(笑)。結構、先生気づかれないぞ。立ち食いそばとか行っても全然大丈夫だし、生徒諸君が思っているより全然気づかれないし、サカナタオルを首に巻いている人とすれ違っても見つからないくらいだぞ(笑)。あるとき、沖縄でライブがあったとき、ライブが終わった後、物販に立ったんですよ。にもかかわらず、来てくれた皆さん、先生に気づかずに帰っていったぞ(笑)。それを不憫に思った事務所の社長が、「一郎が居るぞ〜! 一郎が居るぞ〜!」みたいなことを言ってくれたのはいいが、先生、すごく淋しくなったな(笑)。それくらい先生は気づかれないんですよ。でも、それくらいの方が良いのかなと。ミュージシャンは芸能人じゃないのでね。音楽の方が知られているというのは健全なのではないかと思いました。先生は、音楽をやっているミュージシャンだけじゃなくて、その周りにはいろんな人が関わっている。それを知る事で音楽の素晴らしさをたくさん伝えられるんじゃないかなという思いがあったため、BSのライブ映像にはそういうシーンがたくさん含まれたんですね。だから、さかなっち、これをみてライブに行きたいと思ってくれたのは、先生、嬉しいぞ。いつかライブに遊びにきてください。」
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「"集まれ〜!サカナキーッズ!"……うわぁ、なんだこれ(照笑)。」
さあ今回は、10才以下の子どもたちにサカナクションの魅力を聞く、『集まれ!サカナキッズ』の授業をお届けします! サカナクションが好きだという子ども生徒に電話して話を聞いていきます。今回のサカナキッズは、お母さんからメールをいただきました。山形県の10才の男の子、レン君です。
息子、レンがサカナキッズです。
9歳で、幕張メッセ初日が人生初ライブ!
一生の自慢にしていいからねって言ってあります。
新潟ライブにも行きました。
女/40才/山形県
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「すげ〜。いきなりサラウンドライブを体感しちゃったわけですね。お母さんがサカナマダムなわけですね!(笑) その息子、レン君が幕張メッセが人生初ライブということは、後ろにもスピーカーを設置していた、最高の空間が人生初ライブということで、それは素晴らしいですね〜。いや〜、どんな子なんだろう。10才の音楽事情とかも事情聴取させていただきたいと思います。じゃあ、電話してみましょうか……ドキドキしてきた!」
山口「もしもし。」
レン「もしもし。」
山口「レン君? サカナクションの山口一郎先生です。」
レン「……え? 本物?」
山口「本物。一郎先生だよ。分かる?」
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レン「え! ……あの?」
山口「うん。サカナクション知ってる? 好き?」
レン「うん!」
山口「嬉しいな〜。どの曲が好きなの?」
レン「えっと、「ミュージック」とか、「Aoi」とか。」
山口「結構、最新の曲だ。新しい曲だね。サカナクションはどこで知ったの?」
レン「お母さんから。」
山口「お母さんから聞いたんだ。ライブ、来たんでしょ?」
レン「はい。2回行きました。」
山口「あ、今日、お母さんは?」
レン「お母さんは東京。勉強に行ってる。」
山口「え? 勉強に行ってるの? じゃあ、レンは一人でお留守番?」
レン「お父さんとおばあちゃんがいます。」
山口「そっかそっか。サカナクションのライブ見てどう思った?」
レン「かっこよかった!」
山口「かっこよかった? イェーイ! 音どうだった? 大きかった?」
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レン「うん。音、大きかった。」
山口「苦しくなったり、しなかった?」
レン「苦しくはならなかった。」
山口「気持ちよかった? 音を浴びて。」
レン「うん。かっこよかった。」
山口「よかった〜。どんなところがかっこいいなと思った?」
レン「えっと、ギター弾いている所とか、すごいかっこよかった。」
山口「やったね〜!」
(※レン君の電話の向こうから、猫の鳴き声がした!)
山口「あ! 猫の鳴き声がしたよ〜!」
レン「うん、猫が邪魔しにきちゃった。」
山口「うそ、可愛いね。何ていう名前なの?」
レン「ミエです。」
山口「ミエちゃん。いいね〜、猫。先生も、猫飼いたいんだよね。」
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山口「レンはさ、YouTubeとか見てる?」
レン「ううん、あんまり見てない。タブレット持ってて、そのタブレットにサカナクションの音楽を録音してるから、いつも聴いてる!」
山口「そうなんだ。タブレットって、iPadみたいなやつ?」
レン「うん」
山口「そうなんだ〜。周りの友達もタブレットとか持ってるの?」
レン「うーん……タブレットは周りの友達持ってないと思うけど、キッズケータイなら持ってるみたい。」
山口「あれか〜、キッズケータイね。」
レン「うん。あのケータイ、面白くない。」
山口「面白くないか(笑)。レンも持ってるの? お母さんと連絡取る用に?」
レン「うん。」
山口「それ、音楽とか入れられるの?」
レン「それは入れられない。」
山口「じゃあさ、質問とかある? 先生に。」
レン「えっと、どうしたら、そんなに演奏がうまくできるんですか?」
山口「そうだね〜。レンは今10才で小学校5年生だもんね。先生がギターを始めたのは、9才の小学校4年生のときだった。」
レン「え? そうなの?」
山口「うん。9才でギターを始めて、そのときは、フォークギターっていって、そのまま弾いて音が出る、アコースティックギター。それを習いに行っていたよ。週に1回。」
レン「へぇ〜……! すごい。」
山口「いくつかコードっていうのがあって、A、B、C……とか。そのコードの押さえ方を覚えちゃったら、先生もそんなに習いに行かなかったし、それからはいろんな人の音楽を聴いて、誰かに言われるんじゃなくやってたけどね。それからだよ。先生がギターをやっているのは。」
レン「え〜、すごい。」
山口「レンも何か楽器をやってるの?」
レン「特に楽器はやってない。」
山口「やってみたいなって思う物はある? やっぱりギター?」
レン「うん。やっぱりギター。」
山口「ギター、持ってないの?」
レン「持ってない。」
山口「そっか。やるとしたらエレキギターやりたいの?」
レン「うん。いい音が出るギターやってみたい。」
山口「いい音ね。レンにとっていい音ってどんな音?」
レン「うーん……なんか、かっこいい音。」
山口「じゃあ、ジャーン!! って音だ。」
レン「そうそう。」
山口「きれいな音じゃなくて、ジャジャーンって感じ?」
レン「え、でも、きれいな音も出るやつがいい。」
山口「じゃあ、エレキギターだね。やってみたらいいじゃん。」
レン「でも、ものすごく高そうだね。」
山口「どうだろうね。安いのもあるよ。先生が最初に使ってたギターなんて、セットで19800円とかだったよ。レンのお年玉で買えちゃうよ。最初は安い楽器だから、あんまり良い音が出ないけど、それからどんどん自分のものを揃えて行くと良いと思うよ。」
レン「はーい。」
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山口「将来は何になりたい?」
レン「うーん、将来は、お父さんのお店を継ぎたい。」
山口「お父さんのお店、何やってるの?」
レン「セブンイレブン。」
山口「お、いいね。コンビニ好き?」
レン「うん。コンビニ好き。」
山口「先生も、セブンイレブンに結構入り浸ってるよ。」
レン「ははは!(笑)」
山口「先生の家の近くにセブンイレブンがあって、そこでいつも立ち読みしてる(笑)。」
レン「ふふふ。」
山口「でも、いいね。レン。そうやってお父さんのお店を継ぎたいって。」
レン「そうなの?」
山口「うん。先生も、小さい頃お父さんが喫茶店をやっていたんだよ。その時、将来は喫茶店を継ぎたいなって思ったし、いつか喫茶店をやりたいなって今も思ってるよ。」
レン「そうなの?」
山口「うん。いつかやりたい。」
レン「人、すごい集っちゃうよ?」
山口「集んないよ!」
レン「サカナクションファン、みんな来ちゃうかもよ。」
山口「そんな事無いって(笑)。先生がやってるって言わないもん。公表しない。」
レン「え〜、しないの〜?」
山口「うん。そんなのずるいじゃん。サカナクションがやってる喫茶店って言って人が来ても、それは喫茶店の魅力じゃなくて。」
レン「サカナクションの魅力?」
山口「そうそう。やるなら、やっぱり「いい喫茶店だね」って集まってくれる人たちがいるところをやりたいからさ。」
レン「うん。」
山口「いや〜……レン、いい子だよな、本当に。嬉しいわ、音楽聴いてくれてるなんて。お母さんに先生感謝するかな。お母さんがレンにサカナクションの音楽を教えてくれたんでしょ?」
レン「うん。」
山口「お母さんは音楽好きなの? 良く聴いてる? 普段。」
レン「うん。サカナクションばっかり聴いてる。」
山口「サカナクションばっかり聴いてるんだ(笑)。いや〜、お母さんと話したかったな。お母さんによろしく言っておいて。」
レン「はーい。」
山口「でも、今日話せて良かったよ。レン君、ありがとう。また話そう。じゃあね、バイバイ。」
レン「はーい。バイバイ。」
ということで今回の『サカナキッズ』の授業、終了の時間となりました。
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山口「いや〜……、なんかちょっと、ぐっとくるね。やっぱり子どもとしゃべったりすると。自分が10才のときって釣りしかしてなかったしさ。音楽に対して興味があるって言っても、合唱コンクールで歌う曲って何だろうとか、その程度でしたよ。実家が喫茶店だったので、そこで流れていた音楽に対して何かを感じたりはしていたけど、それが音楽だなんて認識はしていなかったと思う。自分が演奏するとかって発想も、もちろん習ってはいたけど、そんなに上手くなりたいって思ってもいなかったしね。だからすごいなって思うし。まず、10才の男の子がタブレットを持っているっていうのがね。タブレットって言葉を使うの、すごいね〜。「音楽入ってる〜」って。生まれた瞬間からインターネットがあるってすごいね。これ、でももっといろんな子と話したいな、定期的に。」
引き続き「集まれ!サカナキッズ」では、10才以下のサカナクションが好きな子どもたちを募集しています。山口先生に、どんなところが好きなのか教えてください! メッセージは[ コチラ ]から。