「なりきりインタビュー (2) 生徒がFukase先生になりきります!」

SCHOOL OF LOCK!


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今回も『ミュージシャンなりきりインタビュー』の講義です。
生徒が好きなミュージシャンになりきって、一郎先生からのインタビューに答えてもらいます。質問に答えるだけでなく、口調やテンションもそのミュージシャンになりきってもらうこともポイント。今夜はどんな "なりきり" ミュージシャンが登場するでしょうか。

山口「先週、星野源さんに来ていただいた、なりきりインタビュー。今日も大物ミュージシャンに来ていただいています。生徒が好きなミュージシャンになりきって電話でインタビューを受けてもらいます。このシステムは画期的です。生徒の君が直接自分の好きなミュージシャンのことを周りに広められる。忙しい多忙なミュージシャンがプロモーションに稼働しなくても、生徒諸君がそのミュージシャンになってプロモーションできれば、あと3時間〜4時間多く寝られるぞ、ミュージシャンが!(笑) ……これも立派なプロモーションのひとつなので、ミュージシャンの看板を背負っているという気持ちでなりきりインタビューをやってもらいたいと思う。ただし、「あれ……ちょっと……お前、ニセモノじゃね?!」みたいな、あまり上手じゃないとその場でインタビューは終了!シャッターガラガラ!(笑) そこは真剣にお願い致します。」

山口「じゃあ、今週もすごいゲストに来ていただいております!ラジオネーム ハコフグちゃん、14歳女の子こと……SEKAI NO OWARIFukaseさん!もしもし!」

ハコフグちゃん(以下、ハコフグ)「あ、もしもーし。」
山口「あ、Fukaseくん?」
ハコフグ「はい、こんにちは一郎さん。」
山口「お久しぶりですー。同じSCHOOL OF LOCK!の講師陣ではありますが、ちゃんとこうやってお話するのは初めてかもしれないですね。」
ハコフグ「そうですね。なかなか……」
山口「会う機会がね。お互い忙しくてね。」
ハコフグ「ふふ(笑)」
山口「あれ?今もセカオワハウスでメンバーと一緒に住んでるんでしたっけ?」
ハコフグ「いや、まあ……そうなんですけど、セカオワハウスはメンバー以外にスタッフとかも住んでいたりするんですけど、僕以外のメンバーはみんな結婚しちゃったので、別荘みたいな感じに使われています。」
山口「あー。別荘みたいな感じでみんなが集まる溜まり場みたいになっているんですね。」
ハコフグ「そうです。」
山口Fukaseくんはそこに住んでいるの?」
ハコフグ「そうです。だから、まあ……悲しいですね。」
山口「ははは!(笑) 悲しいですよねー。みんな結婚しちゃったんですもんね。じゃあ、たまにメンバーが集まってセッションしたり会話したり?」
ハコフグ「そうです、そうです。」

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山口「今セカオワってもうひとつプロジェクトをやっているんですよね?それを詳しく教えていただいてもいいですか?」
ハコフグ「はい。別名義で海外の進出に向けてEnd of the Worldというプロジェクトを最近頑張っていて。最近は緊急で表参道でライブを行ったりとか、ワールドツアーを行ってみたりとか。世界進出じゃないですけど……それに向けて頑張っていますね。」
山口「やっぱり日本国内だけじゃなく、海外でもSEKAI NO OWARIを広めていこうというプロジェクトを始めているんですね。それは、世界に対してアプローチしていこうというきっかけはあったんですか?」
ハコフグ「元々、メンバーのピアノのSaoriちゃんと僕が英語に興味があって。外国人の友達とかがスタッフ関係で増えていって、全編英語詞の曲とかも出していくうちに、中国とか香港のほうで講演させていただく機会があって。その時に日本語の曲よりも、英語の曲の方がウケがいいじゃないですけど……意味を受け取られやすいというか。それをきっかけに、メンバーも、日本国内のライブとは全然違って、いろんな受け取り方がある人たちに聴いてもらえたら、僕たち自身も進化していけるんじゃないかと思って。」
山口「あー、なるほど。英語の歌詞にすることによって海外の人たちにも自分たちのメッセージが届くし、自分たちっていうものを違った形で知ってもらって広がっていけるんじゃないかなっていうことから始めたということなんですね。英語に興味があったんですね……じゃあ、スタッフに外国人の方も多いんですね。」
ハコフグ「スタッフだけじゃなくて、打ち上げとかで外国人の人と話す機会があった時に話せたりすると、全然違う考えとか発想を聞いたりして、それが歌詞に繋がったりもしていくので。」
山口「なるほどね。」

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山口「実際、手応えとかはどうなんですか?」
ハコフグ「う……(笑)。なんか……まあ……いい感じなんじゃないかなって(笑)。」
山口「(爆笑)」
ハコフグ「……なんか……(笑)。」
山口「もうちょっと……あれ?Fukaseさんですよね?(笑)」
ハコフグ「はい、そうです。」
山口「やっぱり、手応えはどうだったのかなっていうのをもうちょっと具体的に聞きたいなと思うんですけど、どうなんですかね?」
ハコフグ「ふふふ(笑)。やっぱり、外国の方からはもちろんなんですけど、全然違うサウンドの雰囲気にしてみたりして、国内のファンの方からも、SEKAI NO OWARIとはまた違った一面が見れたっていう声を、ありがたいことにたくさんいただきまして。」
山口「なるほどねー。海外に向けて自分たちがアプローチしたものが、逆に国内のファンのみんなが新しいSEKAI NO OWARIの側面が見えたと。」
ハコフグ「はい、そういうお声をいただきました。」
山口「最後に1曲お届けしたいと思いますので、本当に恐縮ですが、Fukaseくんから曲紹介をお願いしてもよろしいでしょうか?」
ハコフグ「はい。……はい。」
山口「どうぞ!」
ハコフグ「えーっと……それは、曲名を言ったらいいってことですか?」
山口「そうです!……あれ?Fukaseさんですよね?」
ハコフグ「(笑)」
山口「曲紹介とかやり慣れていないんですか?大丈夫ですか?」
ハコフグ「ちょっと……あの……緊張しちゃって。」
山口「緊張(笑)。そうですよね、すみません。電話で本当に申し訳ないです。」
ハコフグ「いえいえ(笑)。」
山口「では、曲紹介の方をお願いします!」
ハコフグ「それでは、End of the World「Lost」!」
山口SEKAI NO OWARIFukaseさん、ありがとうございましたー!」
ハコフグ「……あ!一郎さん!シュガシュガ(『"シュガー&シュガー" サカナクションの音楽実験番組』)観ました!」
山口「え!Fukaseさん、シュガシュガ観てくれたんですか!?(笑)」



End of the World - Lost (Official Video) ft. Clean Bandit

山口「ということで、14歳、ハコフグ!どうだった?」
ハコフグ「はい!(笑)」
山口Fukaseさんになりきれた?」
ハコフグ「いや、なんか……お母さんとお父さんと、たくさんインタビューの映像を引っ張り出して研究したんですよ一緒に。」
山口「(爆笑)」
ハコフグ「いっぱい研究したんですけど。」
山口「両親と見て研究したの?今日のために?(笑)」
ハコフグ「弟とかと一緒に、喋り方はこうとか研究したんですけど、やっぱりすごい心臓がバクバクで。」
山口「緊張した?」
ハコフグ「そうですね。」
山口「自分的にはやりきった感じはある?」
ハコフグ「楽しく話せたので……(笑)。」
山口「ははは(笑)。実際ハコフグSEKAI NO OWARIが好きなわけでしょう?」
ハコフグ「そうですね。」
山口「応援しているわけ?End of the Worldっていうプロジェクトも。」
ハコフグ「はい。そうです。しかも、来年セカオワが10周年で、10周年ツアーもあり、ワールドツアーもありなので、いっぱいいろんな姿が見られるんじゃないかなって。」
山口「14歳ってことは、ハコフグは中学生か?」
ハコフグ「中学3年生です。」
山口「じゃあ受験じゃないのか?」
ハコフグ「中高一貫なんです。」
山口「なるほどね。そっか。じゃあ、これからSEKAI NO OWARIは10周年だし、ワールドツアーもあるし、楽しみだね。」
ハコフグ「楽しみです、すごく。」
山口「また情報収集してな。」
ハコフグ「はい。……あ!サカナクション先生のライブも行くので楽しみにしています!」
山口「いや、ついでみたく言うなよ、お前ー(笑)。」
ハコフグ「(笑)」
山口「「SEKAI NO OWARIも行くけど、サカナクションも行きますよー。ちょっとつっついておきますからねー。」みたいな感じだろ(笑)。」
ハコフグ「いやいやいや(笑)。」
山口「でも、ありがとね。」
ハコフグ「はい、ありがとうございます。」
山口「じゃあ、SEKAI NO OWARIともども、サカナクションもよろしくお願いします(笑)。シュガシュガもよろしくお願いしまーす!ありがとう!じゃあおやすみなさい。バイバイ。」
ハコフグ「はい、おやすみなさい。さようなら。」

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今回の講義も終了の時間になりました。

山口「なりきりインタビュー、面白いですね。自分の好きなミュージシャンを研究して、本人の実像とか、その時どんな活動をしているのかとか、Instagramとかでいろいろ情報を仕入れるから。それを仕入れて、みんなになりきって話せるっていうことで自分の好きなミュージシャンを広められるという。そのシステムは素晴らしいと思う。だけども、これ外タレとかね。解散したミュージシャンとか。QUEENとか、亡くなられた人とか。フレディー・マーキュリーとか現れてほしい。英語で言われたらわかんないけどさ(笑)。それも可能なわけだから、イタコみたく。まだまだ募集するので宿題を提出するように!なりきりに自信のあるやつ、宿題を提出してください。」

「そして、こちらの講義も募集したいと思います……

帰ってきたミュージシャンしりとりーーーーーっ!!!

……つって!!帰ってきたミュージシャン名前しりとりを行います。歴代チャンピオン共、そろそろ眠りから覚める頃だぞ(笑)。一時期ブームが起きたあのミュージシャン名前しりとり。これはルールを改めるのか、これからどうするかは分からないんですけど、しりとりに参加したい生徒を募集。我こそはミュージシャンの名前をたくさん知っているという生徒同士がミュージシャンの名前だけで行うしりとりバトル。こちらも再開したいと思います。とにかくたくさんのミュージシャンとそのうんちくを知っている。そんな意気込みを書いて送ってください。なんか、「る攻め」とかあったよな。最後に"る"がミュージシャンが続くとやばいとか。あと、カンニングしているんじゃないか説。電話越しにペラペラ音がしたりとか(笑)。いろいろあったけど、これを復活させるので、ぜひ応募してください。」

課題の提出は[→コチラ]!

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